平成15年5月6日

教育・研究WGの当面の進め方

教育・研究WG主査
奥谷禮子

1.検討の基本的視点

○「学校経営におけるガバナンス強化」の観点から教育分野に関する課題について検討を進める。

2.当面の検討課題

(1)大学など学校の情報公開の促進(財務情報、教育内容等にかかる情報の開示)

・ 人件費割合など詳細な学校経営に関する財務情報や、教育内容等にかかわる情報公開を促進するとともに、その実効性を担保する観点から、学校法人会計制度の見直しや情報公開、第三者評価などについて、フォローアップを進める。また、大学以外の学校への情報公開の義務付け、情報内容の正確性の確保方策等についても検討を進める。

(2)国立大学法人に関する問題

・ 国立大学法人の制度化について、大学の評価のあり方や研究費の流れも含め、ガバナンスの観点からフォローする。

(3)私立学校審議会の見直し

・ 構成員・運営を含む私立学校審議会の見直しの状況についてフォローアップを行う。

(4)コミュニティ・スクールの法制化

・ 教職員人事など学校のマネジメント等に係る権限が委譲されるコミュニティ・スクールの法制化に向けた検討について、フォローアップを行う。

以上


内閣府 総合規制改革会議