構造改革特区・官製市場改革WGの進め方について(案)

平成15年5月6日
主査 八代尚宏

1.WGの目的

○ 「官製市場分野」(医療、福祉、教育、農業などや、国・地方公共団体等による独占的事業分野など)について、構造改革特区制度を十分に活用しつつ、規制改革を加速的に推進することにより、新規需要・雇用の創出、豊かな国民生活の実現を図る。

2.構造改革特区関係

(1)構造改革特区法の施行状況等に関する監視、特区推進室に対する最大限の協力等

(2)「評価委員会」への協力等、特区制度の活用も含めた更なる規制改革の推進

3.官製市場改革関係

○ 昨年度の「中間とりまとめ」には詳述しながらも、「第2次答申」において盛り込まれなかった以下の「官製市場改革における基本的課題」につき、必要に応じ、有識者や内閣法制局との意見交換等を行うとともに、構造改革特区制度の活用を含め、実現に向けた本格的検討を行う。

(1)教育・福祉分野における株式会社等への助成の取扱い(「憲法89条問題」)

(2)利用者の選択拡大のための機関補助から利用者補助への転換

(3)「官から民への事業移管」の総ざらい・総点検(昨年度のフォローアップ)


内閣府 総合規制改革会議