第4章 指標の体系化と現行の指標の課題(2.1.3)

2. 現行指標の体系化、課題

2.1. 現行指標の整理

2.1.3. 「子供の属性(教育段階)」への該当状況

現行の25指標を、捕捉している子供の学年別に分類したところ、「大学生等(高校卒業後)」を対象とした指標は計8項目、「高校生等(中学卒業後)」を対象とした指標は計7項目(ひとり親家庭の親の就業率や貧困率の指標を除く)と多くなっている。

一方、「小・中学生」を対象とした項目は、ひとり親家庭の親の就業率や貧困率の指標を除くと、2.1.1で分類した「就学環境の整備」に関する項目となっている。「乳幼児期」を対象とした指標は「ひとり親家庭の子供の就園率(保育所・幼稚園)」のみとなっている。

図表4-4 現行の25指標と対象とする子供の属性(年齢)の該当状況

現行の25指標と対象とする子供の属性(年齢)の該当状況