はしがき

我が国では今後、戦後生まれのいわゆる「団塊の世代」が高齢期を迎え、国民の四人に一人が高齢者となる本格的な高齢社会の到来を目前に控えており、国民の一人一人が長生きして良かったと実感できる、心の通い合う連帯の精神に満ちた豊かで活力のある社会を早急に築くことが課題となっている。

このため、政府は高齢社会対策大綱に基づき、就業・所得、健康・福祉、学習・社会参加、生活環境等広範な分野にわたる各般の施策を総合的に推進しているところであり、こうした施策を適切かつ効率的に推進していくためには、現在の高齢者の状況を把握するだけでなく、幅広い年代に対して、高齢化問題に関する意識を的確に把握することが重要である。

このような観点から本調査では、高齢者を高齢であるというだけで別扱いすることに関する国民の意識・考え方、世代間の交流と連帯に関する国民の考え方、各種制度上の高齢者の扱い方に関する考え方等の把握を行ったものである。

本報告書が、今後の高齢社会対策の推進のための資料として、広く活用され、高齢者の健やかで充実した生活の確保に資すれば幸いである。

平成16年6月

内閣府政策統括官(共生社会政策担当)

山本 信一郎


年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査結果 目次へ戻る