第2章 高齢化の状況

カ サービスの利用状況
 何らかの居宅サービスを利用した要介護者等は76.4%となっている。居宅サービスの内容をみると、「通所介護」を利用した者が39.2%で最も多く、次いで、「訪問介護」24.5%となっている。
 世帯構造別にみると、単独世帯では居宅サービスの利用率が88.6%と高くなっており、中でも「訪問介護」が63.0%と特に多く、次いで、「通所介護」34.5%、「食事宅配・配食サービス」20.7%となっている。また、三世代世帯では居宅サービスの利用率が72.5%であり、その中では「通所介護」が45.5%と多くなっている(表2−2−36)。

表2−2−36 要介護者等の世帯構造別にみた居宅サービスの利用状況  <CSVデータ>

(単位:% 複数回答)
居宅サービスの利用状況 総数 単独世帯 核家族世帯 三世代世帯 その他の世帯
総数 (再掲)夫婦のみの世帯
総数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
利用した 76.4 88.6 75.5 76.4 72.5 76.5
訪問介護(ホームヘルプサービス) 24.5 63.0 30.9 30.5 10.2 16.3
訪問入浴介護 12.0 8.5 15.9 16.0 10.1 12.0
訪問看護 14.4 11.7 19.4 18.7 11.7 13.5
訪問リハビリテーション 3.8 2.3 6.3 6.1 2.4 3.4
通所介護(デイサービス) 39.2 34.5 31.1 32.7 45.5 43.0
通所リハビリテーション(デイケア) 14.0 11.1 14.3 16.2 14.8 14.2
短期入所生活介護(ショートステイ) 9.1 3.1 6.5 6.7 11.0 13.0
短期入所療養介護(ショートステイ) 2.4 0.3 1.7 1.7 3.1 3.7
痴呆対応型共同生活介護(グループホーム) 0.2 - - - 0.3 0.3
食事宅配・配食サービス 5.9 20.7 7.7 8.9 1.1 2.5
寝具乾燥サービス 0.8 0.5 1.1 1.3 0.5 0.9
移送サービス 4.2 4.9 4.3 3.7 3.6 4.3
情報提供・相談サービス 1.2 1.3 1.1 0.8 1.1 1.2
保健事業による機能指導 0.9 0.8 1.2 1.5 1.0 0.6
保健事業による訪問訓練 1.5 2.1 1.4 0.8 1.3 1.3
利用しなかった 23.6 11.4 24.5 23.6 27.5 23.5
資料:厚生労働省「介護サービス世帯調査」(平成12年)

 

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