ウ 高齢者の転倒事故
高齢者の転倒事故についてみると、自宅内でこの1年間に転んだことのある人は12.4%となっている。男女別にみると、男性82%、女性16.0%で、女性は男性の約2倍の割合となっている。
自宅で転倒した人のけがの状況をみると、「けがはなかった」は、男性50.6%に対し、女性は23.8%で、男性は転倒した人の2人に1人が、女性は4人に3人がけがをしている。
また、外出時の屋外における転倒事故についてみると、この1年間に転んだことのある人は11.4%となっており、これを男女別にみると、男性8.6%、女性13.7%となっている(図2−2−50)。