(2)高齢者の住生活
ア 住宅の所有関係
高齢者の住宅の所有関係についてみると、65歳以上の高齢者のいる主世帯では、持ち家が85.3%、公営・公団・公社の借家が5.3%、民営借家が9.0%となっており、主世帯総数に比べ、持ち家率が高く、借家率が低い。このうち、高齢夫婦主世帯(夫婦とも又はいずれか一方が65歳以上の夫婦一組のみの主世帯)では、持ち家が84.9%、公営・公団・公社の借家が6.5%、民営借家が8.2%となっているが、高齢単身主世帯(65歳以上の単身者のみの主世帯)では、持ち家が65.3%、公営・公団・公社の借家が11.3%、民営借家が22.8%となっており、高齢単身主世帯では比較的持ち家率が低く、借家率が高くなっている(図1−2−55)。
図1−2−55 高齢者の住宅の所有関係