第1章 高齢化の状況 

イ 高齢者と犯罪、災害
 高齢者と犯罪、災害に関し、65歳以上の高齢者の犯罪による被害の状況について、刑法犯被害認知件数でみると、平成15(2003)年は22万3,720件で、全被害認知件数の9.3%を占めている。また、「振り込め詐欺」事件のうちいわゆる「オレオレ詐欺」事件の平成16年中の認知件数は14,459件で、65歳以上の被害者が26.5%となっている。
 65歳以上の高齢者の火災による死者数(放火自殺者を除く。)についてみると、平成15(2003)年は744人であり、全死者数の半分以上を占めている(図1−2−68)。

図1−2−68 犯罪、火災による高齢者の被害の推移

図1−2−68 犯罪、火災による高齢者の被害の推移

 

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