大陸棚の延長

国連海洋法条約では、沿岸国の200海里までの海底とその下をその国の「大陸棚」と定めています。さらに国連の大陸棚限界委員会の審査で、 地形・地質的につながっていると認められた場合には、200海里を超えて大陸棚を設定することができます。

沿岸国は、国連海洋法条約によって、自国の大陸棚の天然資源を開発するための「主権的権利」が認められています。大陸棚には、石油や 天然ガス等の資源が埋蔵されている可能性があるので、現在、世界の多くの国が大陸棚の延長を目指しています。

日本は、平成20年に7つの海域で大陸棚の延長を申請し、これまでに約30万平方キロメートルの海域を新たに日本の大陸棚として設定しました。

日本の延長大陸棚
日本の延長大陸棚

報道発表資料