春秋叙勲の候補者としてふさわしい方の推薦(一般推薦)について

  春秋叙勲の候補者としてふさわしい方を一般の方々が推薦できる「一般推薦制度」が平成15年から実施されています。
  この制度は、各府省からはなかなか把握されない功労等を把握するために設けられた制度で、一般の方(どなたでも)が、「この人は叙勲に値する!」と考える人がいれば、その人を内閣府賞勲局に対して推薦できる制度です。
  この制度による勲章受章者は、多年にわたり各分野の業務に精励し功労が認められた方(例えば、社会福祉施設長、民生・児童委員、商工会議所や商工会の役員、保育士、へき地の医師など)や、多くの分野で多年にわたり地域のために貢献した功労が認められた方がいます。

推薦対象者

推薦対象者(被推薦者)は、以下の(1)または(2)に該当する方となります。

  • (1)  国家または公共に対し功労のある70歳以上の方
  • (2)  国家または公共に対し功労のある55歳以上の方で、
  •   (ア)精神的または肉体的に著しく労苦の多い業務に精励した方
  •   (イ)人目に付きにくい分野にあって多年にわたり業務に精励した方

※なお、勲章を既に受章している方や、功労が公務員としての功労のみの方は、推薦対象者(被推薦者)となることはできません。

【(1)の推薦対象者の例】

  • 多年にわたり地域づくりを支えた方(自治会長、商工会議所や商工会の役員 など)
  • 多年にわたり少子高齢社会を支えた方(社会福祉施設長、幼稚園園長 など)
  • 多年にわたり国から委嘱等された業務に精励した方(国勢調査員、保護司、民生・児童委員、調停委員 など)
  • 公益性を有する各種団体の役員として多年にわたり従事した方
  • 企業経営者として多年にわたり公益に寄与した方(新たな産業分野の開拓、地域活性化に貢献)など

【(2)の推薦対象者の例】

  • 保育士、介護職員、看護師、へき地の医師、保健師、助産師、消防団員、水防団員、水位観測員、灯台灯火監視協力者、森林保全作業員 など

●活動期間について

  上記の例で「多年にわたり」とありますが、勲章はその方の生涯にわたる功労を評価して授与するものであることから、一般的には個々の活動が相当の期間にわたっていることが必要とされます。必要とされる活動歴については経歴によって異なりますが、最も短い場合においてもおおむね20年の活動歴が必要とされます。
  なお、相応の活動歴があっても、他に同等以上の功労を有する方が多くいらっしゃる場合などは、その時点では叙勲の対象とならないこともあります。

●多くの分野での活動歴がある場合(地域総合功労)

  例えば、自治会長、民生・児童委員、国勢調査員など多くの分野で功労がある方については、個々の経歴において必要とされる活動歴が多少足りない場合であっても、「地域総合功労」として叙勲の対象となることがあります(それぞれの被推薦者の功績を個別に審査した上での判断となります。)。
  • ※被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるか否かについては、被推薦者の功労内容の大きさ、幅の広さ等を総合的に検討して判断します。
  • 被推薦者に複数の役職等がある場合は、可能な限りすべての役職等を推薦書に記載してください。
※なお、勲章ではなく褒章が適当とされた受章者もいます。
  (例)多年にわたりボランティア活動で貢献した方(学童保護立番、環境美化) など

推薦方法

一般推薦は、推薦者1名と賛同者2名で春秋叙勲の候補者としてふさわしい方を推薦することができます。
推薦者が推薦書を、賛同者がそれぞれ賛同書を作成し、推薦書1通と賛同書2通を同封して内閣府賞勲局あてに郵送してください。
推薦は年間を通じいつでも受け付けています。

≪注意点≫
  • 推薦者及び賛同者は、20歳以上の方です。
  • 推薦者、賛同者及び被推薦者(推薦される方)は、それぞれ二親等内の親族関係にない方です。ご自身や二親等内の親族を推薦することはできません。
  • 例えば、地域活動の仲間や会社の同僚など3名で推薦することができます。

推薦書及び賛同書

推薦書

賛同書

推薦後の取り扱い

  1. 被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるか否かの検討にあたって、推薦書及び賛同書の記載内容のみでは十分な検討ができない場合には、当該者の功労に係る調査を関係府省等に依頼することがあります。
  2. 被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるか否かについては、当該者の功労の内容及び当該者等に係る勲章を授与するにふさわしくない事実の有無等を踏まえ、内閣府と関係府省等の協議により個々に判断されることとなります。その結果候補者として適当でないと判断される場合もありますので、被推薦者が期待を抱かないよう十分な配慮をお願いします。
  3. 被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるとされた場合においては、候補者の主たる功労に関係する府省から内閣府ヘ正式推薦の手続がとられることとなります。しかしながら、一般からの推薦時期と叙勲日程の関係、被推薦者の総数及び授与勲章に係る審査等の関係により、必ずしも推薦書及び賛同書が提出された直近の春秋叙勲の候補者として取り扱われるものではありません。
  4. 被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるか否かの結果については、推薦者に文書を郵送してお知らせします。結果が出るまでに要する期間は、功績の内容にもよりますが1年程度かかることがあります。
  5. 被推薦者が春秋叙勲の候補者として適当であるか否かの検討は、個人のプライバシーに係る事項を含むことから、被推薦者に係る検討状況等についての問合せに対しては、応じることはできませんので、あらかじめ御承知願います。
  6. 被推薦者の功労の内容が褒章として表彰するにふさわしい場合には、褒章の候補者として取り扱うことがあります。

推薦書送付先及び問合せ先

内閣府賞勲局総務課一般推薦担当あて
〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
電話番号 代表 03-5253-2111 内線 83244