I 都道府県・指定都市の障害者計画について
計画の名称 | 計画期間 | 概要 |
みやぎ障害者プラン | 平成10〜17年度 | どんなに重い障害があっても,地域で,自分らしい生活を,安心して送れる社会を目指すことを基本理念とし,今後の障害者施策をより具体的に推進するため平成10年3月に策定したもの。 |
II 都道府県・指定都市における障害者施策関係単独事業について(平成15年度)
分野名 | 事業名 | 開始年度 | 予算額 (千円) |
概要 | ||||||||||||||||||||
啓発・広報 | メンタルヘルスボランティア活動支援事業 (障害福祉課) |
平成10年度 | 85 | ボランティア活動実践者との意見交換や活動の場の紹介等を実施するとともに,ボランティアグループを組織し,個々の活動を組織的に支えることにより,活動の充実を図る。 | ||||||||||||||||||||
障害者芸術祭開催事業(とっておきの音楽祭) (障害福祉課) |
平成12年度 | 2,800 | 平成13年度に本県で開催された第56回国体及び第1回全国障害者スポーツ大会に合わせ,障害の有無に関わらず参加できる音楽祭「とっておきの音楽祭」を開催し,「バリアフリー国体」全体を盛り上げるとともに,福祉先進県を目指す「みやぎ」の地からメッセージを全国に発信することができた。 今年度も,実行委員会に対し,「とっておきの音楽祭」開催経費の一部を補助する。 補助率:県1/2 |
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みやぎ障害者プラン見直し策定事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 3,400 | 「みやぎの福祉・夢プラン」の中間見直し及び国の「新障害者プラン」を踏まえ,平成10年3月に策定された「みやぎ障害者プラン」の見直しを行う。 | |||||||||||||||||||||
福祉車両普及支援事業 (障害福祉課) |
平成11年度 | 600 | 障害者や高齢者の車いす利用者などの社会参加の促進を図るため,障害者自らの提案によって改造した新しいタイプの福祉車両を使ったデモ走行の実施に対して県が支援し,福祉車両の普及啓発活動を行う。 補助率:県1/2 |
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障害福祉施設第三者評価推進事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 982 | 障害福祉施策が支援費制度に移行する中,自己に適切なサービスを受けられるように,施設自身の自己評価だけではなく,第三者による評価体制を確立させることにより,障害者の権利擁護を推進するものである。 | |||||||||||||||||||||
障害福祉施設身体拘束廃止推進事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 770 | 障害福祉分野が支援費制度に移行し,自己選択によるサービス提供へと変化する中,利用者の人権に対する観点からも,ケア全体を見直し,身体拘束のない,身体拘束へと至らない高い生活支援を求めていかなければならない。 よって,障害福祉の分野において,身体拘束へと至らないサービスの提供のため,身体拘束のない処遇に向けての指針策定や各種の情報収集を行う。 |
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生活支援 | 障害児地域療育支援システム推進事業 (障害福祉課) |
平成12年度 | 324 | 地域療育の展開に当たり,障害児の多様なニーズに対応したサービスをライフステージに応じて,総合的・包括的に提供するため,保健・医療・福祉・教育等関係機関の連携の推進,情報の一元化,事業の総合的な企画・調整及び地域支援のための調整等を行う場を設置し,障害児とその家族の地域生活の支援を行う。 | ||||||||||||||||||||
宮城県七ツ森希望の家運営事業 (障害福祉課) |
昭和47年度 | 142,817 | 在宅心身障害者及び介護者の保養並びに介護者の療育指導の実施を目的に,在宅心身障害者保養施設を設置運営する。 ○宿泊定員:80名 ○運営委託先:社会福祉法人宮城県福祉事業団 |
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支援費制度運営調査事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 5,370 | 平成15年4月から始まった障害者の「支援費制度」における市町村サービスの給付状況等を調査することによって,市町村における制度の円滑な実施に向けての課題や解決方法を導き出す。 | |||||||||||||||||||||
在宅酸素療法者酸素濃縮器利用助成事業 (障害福祉課) |
平成9年度 | 6,853 | 在宅酸素療法者に,酸素濃縮器利用に係る電気料金の一部を助成する。 ○事業主体−市町村 ○対象者−呼吸器機能障害3級以上の在宅酸素療法を必要とする酸素濃縮器使用者 ○助成見込対象者−633人(55市町村) ○負担割合−本人1/2,市町村1/2 ○県補助率−県1/2(市町村補助1/2) |
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ひとりぐらし老人等緊急通報システム事業 (障害福祉課) |
平成元年度 | 2,478 | ひとりぐらしの重度身体障害者の緊急事態発生に対処するため,市町村が実施する緊急通報装置の給付,及び地域支援体制の整備に係る費用(市町村単独事業)に対し補助する。 補助率:県1/2(国庫補助対象分を除く) |
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聴覚障害者対策事業 (障害福祉課) |
平成11年度 | 100 | 県庁内の公衆電話にファックスを設置し,聴覚障害者の受信時の不便等を解消する。 | |||||||||||||||||||||
在宅重度身体障害者生活支援モデル事業 (障害福祉課) |
平成13年度 | 12,000 | 在宅重度障害者や家族の地域生活を支援するため,在宅福祉サービスの利用援助,ピアカウンセリングの充実,身体・知的重複障害者への対応を行う。 ・補助基準額:1施設当たり9,000千円 ・補助率:市町村事業費の2/3 |
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居宅介護従事者資質向上研修事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 803 | 支援費制度の指定事業者が雇用している居宅介護従業者が,障害者(児)に対して適切に処遇するために必要な知識や技能に関する研修を実施する。 ・受講予定人員:80人 |
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心身障害児者在宅福祉対策委託事業 (障害福祉課) |
昭和42年度 | 17,586 | 心身障害児者を抱えて,身体的及び精神的に苦労を重ねている家庭に対し,ホームヘルプ・ボランティア及び専門指導員を派遣することにより,家族の負担を軽減するとともに,心身障害児者の自立意欲の向上に資する。 また,研修事業・ワープロ操作在宅指導事業等を合わせて実施する。 ○委託先:宮城県肢体不自由児協会 |
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障害児(者)家族介護支援事業 (障害福祉課) |
平成8年度 | 8,995 | 在宅心身障害児(者)を介護する家族等の介護疲労を解消するとともに,その地域社会への参加を促進するため,一時介護による支援を行う。 (1)障害児(者)デイケア助成事業(2市8町) 心身障害者通所援護事業施設を活用し,デイケア事業を実施する。 (補助率1/2) (2)障害児(者)ナイトケア事業(8施設) 知的障害者通所施設において夜間のみのショートステイを実施する。 (補助率1/2) |
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知的障害者援護施設特別処遇加算事業 (障害福祉課) |
平成9年度 | 10,814 | 知的障害者更生(通所)施設において,行動上の障害が顕著で,常時一定の注意や介護が必要であるような介護度の高い者を受け入れている施設に対し,人件費補助を行い,職員の加配を促すことで,処遇の充実を図る。
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知的障害者グループホーム体験ステイモデル(障害福祉課) | 平成14年度 | 4,350 | 在宅知的障害者の自立生活促進に向け,グループホームへの移行のため,体験ステイを支援するワーカーを雇用する。 | |||||||||||||||||||||
障害児(者)地域療育等支援事業 (障害福祉課) |
平成8年度 | 71,414 | 在宅の重症心身障害児(者),知的障害児(者),身体障害児の地域における生活を支えるため,身近な地域で療育指導,相談等が受けられる療育機能の充実を図る。 | |||||||||||||||||||||
障害者相談・支援ワーカー設置事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 39,718 | 支援費制度移行に伴い,障害者相談・支援ワーカーを圏域に1〜2名配置(計12名)し,障害者の地域生活を支援する。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者自立生活支援事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 4,643 | 社会的入院者に対して,地域生活に移行できるよう,外出支援,宿泊体験の機会を提供するとともに,地域生活を支える地域ネットワークを構築し,併せて必要な社会資源の開発を進める。(この事業と併せ緊急雇用創出基金事業により外出支援等を行う自立生活支援員派遣事業(18,959千円)を行う。) | |||||||||||||||||||||
精神障害者ピアカウンセラー養成事業 (障害福祉課) |
平成13年度 | 1,412 | 社会復帰支援の担い手としての精神障害者を育成していくために,疾病の理解,障害受容,カウンセリングの基礎知識を学習する機会を提供し,自己管理能力を高め、互いに支え合うことで,再発防止,社会復帰の一助とする。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者生活技能訓練コーディネーター派遣事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 2,500 | 精神障害者小規模作業所等に通所し,訓練を行っている精神障害者の社会復帰のためには,対人関係の改善,服薬の継続,症状の自己管理等技術等の習得のための訓練が必要だが,小規模作業所等はこれら訓練のための機能は十分とは言えないことから作業療法士等専門的な技能を持つ者を派遣し,精神障害者の社会復帰を支援する。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者夜間等相談窓口運営事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 5,920 | 精神科救急医療システムで対応する急性期の医療以外の相談については,従来,保健所等による昼間の対応が中心であったが,休日,夜間における電話相談窓口を設置し,精神症状の悪化等を未然に防止するもの。 | |||||||||||||||||||||
社会的ひきこもり社会復帰支援事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 2,000 | 思春期,及び思春期を過ぎた若者の社会的ひきこもりについて,民間における先導的なフリースペース等の各種の取組の効果の検証を行い,ひきこもり者の相談支援体制等,地域支援システムの構築に向けた検討を行う。 | |||||||||||||||||||||
精神保健職親制度事業 (障害福祉課) |
昭和55年度 | 24,305 | 回復途上にある通院中の精神障害者を精神保健に理解のある職親に委託し,一定期間各種の作業訓練を受けさせつつ生活指導を行い精神障害者の社会復帰の促進を図る。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者小規模作業所運営費補助事業 (障害福祉課) |
平成2年度 | 49,788 | 在宅の精神障害者に通所の方法により作業指導及び生活訓練を行い,その自活を図ることを目的として設置された精神障害者小規模作業所に対し,運営に要する経費の一部を補助する。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者コミュニティサロン運営費補助事業 (障害福祉課) |
平成13年度 | 3,805 | 閉じこもりがちな精神障害者へ,つどいの場を提供することで外出の機会を増やし社会復帰の一助とし,また,様々な障害レベルの者が集うことで,再発予防のために回復モデルを学び障害受容への足がかりとすることを目的として設置された精神障害者コミュニティサロンに対し,運営に要する経費の一部を助成する。 | |||||||||||||||||||||
精神障害者特定相談指導等事業 (障害福祉課) |
平成15年度から一般財源化 | 3,855 | アルコール関連問題相談,老人精神保健相談,思春期相談等専門的な相談事業を行う。 |
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生活環境 | バリアフリーみやぎ推進事業 (夢プラン推進室) |
平成9年度 | 19,644 | 「地域で自分らしい生活を安心して送れる社会」の形成に向けて,高齢者や障害者等すべての人々が日常生活や社会生活をする上で,障害(バリア)となるあらゆるものを取り除く「バリアフリー」を進めていくために,「だれもが住みやすい福祉のまちづくり条例」を基本的な指針として,バリアフリー思想の県民への浸透等を図る。 また,だれもが利用しやすい生活環境の整備を,高齢者や障害者等の意見を取り入れながら積極的に推進していく。 |
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教育・育成 | 要医療行為通学児童生徒学習支援事業 (障害児教育室) |
平成9年度 | 98,720 | 経管栄養などを必要とする児童生徒に対し,訪問看護ステーション運営法人等に業務委託して看護師を学校に派遣し,必要な医療的ケアを実施して就学環境の整備を図る。 | ||||||||||||||||||||
雇用・就業 | 障害者雇用促進支援事業 (労政・雇用対策課) |
昭和36年度 | 10,800 | 県内民間企業の障害者の実雇用率は平成14年6月1日現在1.50%で依然として法定雇用率を下回っていることから,関係機関と連携しながら広報・啓発活動を実施し,障害者の就労の促進と雇用の安定を図る。 | ||||||||||||||||||||
障害者就業・生活サポート事業 (労政・雇用対策課) |
平成13年度 | 6,900 | 職業生活における自立を図るため継続的な支援を必要とする障害者のための,職場実習や就職先の開拓及び職場定着支援を行うことを目的として,障害者就業・生活サポートセンターを設置し,障害者の雇用と職業生活の安定を図るもの。 | |||||||||||||||||||||
障害者IT指導者養成研修事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 6,000 | ITに関して一定レベルの知識を有する障害者を対象に,より高度な技術を習得させ,県等が実施するIT講習会の講師として活用するとともに,就労機会の拡大を図る。 (障害者ITサポートセンター運営事業と併せて実施する。) |
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障害者IT相談支援事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 7,000 | ITに精通し,就労経験のある障害者等を雇用し,相談窓口業務(機器,ソフトに関する相談対応や情報提供,就労に関するアドバイス)とSOHO支援業務(企業等と在宅就労障害者のコーデイネートや品質管理,工程管理)を行う。 (障害者ITサポートセンター運営事業と併せて実施する。) |
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障害者就労総合支援事業 (障害福祉課) |
平成14年度 |
4,510 | 1)障害者就労アドバイザー事業 障害者が就労する場合に,障害者本人の職場への適応と一連の仕事内容や作業になれるまでの指導・助言を行う障害者就労アドバイザーを養成するとともに,アドバイザーを派遣することで障害者の就労が円滑に進むように援助する。 |
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平成15年度 | 310 | 2)関係団体等向け障害者就労・雇用担当者研修事業 | ||||||||||||||||||||||
障害者就労定着促進事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 15,000 | 障害者就労定着促進員として,精神障害担当と知的及び身体障害担当の2つに区分し,県内3地区にそれぞれの担当を1人ずつ,合計6人配置する。障害者就労定着促進員は,障害者の就労・雇用に係る職域の拡大と障害者就労援助を行うとともに,施設に対して助言・指導等を行う。 | |||||||||||||||||||||
県庁業務障害者就労モデル事業・障害者就労トライアル事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 9,016 | 県庁舎内での就労・雇用の創出やその機会を提供することを目的として,モデル的に知的障害者による古紙のリサイクル事業を実施する。 | |||||||||||||||||||||
授産製品普及促進事業 (障害福祉課) |
平成15年度 | 8,476 | 県内の各施設で作られている授産製品を企業や家庭を訪問し紹介するほか,授産活動のPRなどを行う。 | |||||||||||||||||||||
保健・医療 | 措置入院患者対策事業 (障害福祉課) |
平成5年度 | 1,608 | 精神保健福祉法第29条に基づく措置入院を円滑迅速に行い,措置入院患者の適正な医療と保護の確保を図るため,新規措置入院患者受入協力金を交付する。 |
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心身障害者医療費助成事業 (障害福祉課) |
昭和48年度 | 1,384,834 | 心身障害者の疾病に対する早期治療と経済的負担の軽減を図るため,市町村が償還方式により医療費助成をする場合に,県が補助する。 補助率:県1/2(市町村補助×1/2) |
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情報・コミュニケーション | 障害者スポーツ振興推進員設置事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 6,000 | 平成13年度の第1回全国障害者スポーツ大会を契機とした障害者スポーツの定着化等を図るため,障害者スポーツ推進員(1名)を設置する。 | ||||||||||||||||||||
全国障害者スポーツ大会宮城県選手団派遣事業 (障害福祉課) |
平成14年度 | 11,415 | 平成15年度第3回全国障害者スポーツ大会へ宮城県選手団(知的障害)を派遣する。 |