p1 資料4 アクセシビリティを意識したプロダクトづくり freee株式会社 2023.05.19 @ymrl p2 会社概要 会社名 freee株式会社 設立年月日 2012年7月9日 CEO 佐々木 大輔 従業員数 916人(※2022年6月末時点、連結会社の総数) 事業内容 クラウド型バックオフィスサービスの開発・販売 p3 統合型クラウドERP あらゆる業務とデータがつながることで、自動化・可視化に加えてスマートで適切な経営アクションが可能に 「統合型クラウドERP」のイメージ 人事労務 請求管理 会計 債権債務管理 経費精算 プロジェクト管理 電子稟議 p4 Mission スモールビジネスを、世界の主役に。 freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」の構築を目指してサービスの開発及び提供をしております。 大胆に、スピード感をもってアイデアを具現化することができるスモールビジネスは、様々なイノベーションを生むと同時に、大企業を刺激して世の中全体に新たなムーブメントを起こすことができる存在だと考えております。 p5 なぜfreeeはアクセシビリティーに取り組むのか freeeのビジョン だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム。 統合型経営プラットフォームはみんなで使うもの。 だれもが自由に自然体で使えるプロダクトを作っていきたい。 p6 freeeでのアクセシビリティの取り組み 2017年ごろからアクセシビリティへの取り組みを開始 2020年に「freeeアクセシビリティー・ガイドライン」を策定・公開 WCAG 2.1をもとに使いやすいガイドラインやチェックリストを整備 製品開発プロセスで早い段階からアクセシビリティに取り組める体制の構築 現在、すべての新規開発でアクセシビリティチェックを必須としている 2021年より、全職種むけにアクセシビリティ研修の実施 入社直後にすべての雇用形態のメンバーに研修を実施 必要なメンバーにはより専門的な内容の研修を実施している p7 freeeのアクセシビリティのこれまでの歩み 毎年、freee社内のアクセシビリティの取り組みの振り返り記事を公開しています 最新版 https://note.com/magi1125/n/n50e160bb0b41 p8 ガイドラインとチェックリスト 難解なWCAGを整理して、現場で使いやすいガイドラインやチェックリストを策定 freeeアクセシビリティー・ガイドライン https://a11y-guidelines.freee.co.jp/ p9 3段階のチェックリスト 「デザイン」「コード」「プロダクト」のチェックリストを用意 デザイナーやエンジニアは作りながらチェックして、QA(品質保証)チームが最終チェックする 早い段階からチェックを行うことで、小さい手戻りで修正できるようにする デザイナー(デザインのアクセシビリティチェック)→ エンジニア(コードのアクセシビリティチェック)→ QA(プロダクトのアクセシビリティチェック) p10 全メンバー向け研修の実施 全職種の全メンバー向けに1時間のアクセシビリティ研修を実施 アクセシビリティという考え方、障害や支援技術の紹介 スクリーンリーダーのデモ 社内での活動で考えてほしいことの紹介 開発職やWebマーケティング等に関わるビジネス職向けには、より具体的な内容の研修を実施 キーボード操作やスクリーンリーダーの体験 アクセシビリティチェックや改善方法の探り方 ボタンやフォームなど、製品の具体的な部分の良い例・悪い例 動画を公開しています https://developers.freee.co.jp/entry/a11y-training p11 アクセシビリティの取り組みの課題 創業期に開発した機能や製品ではアクセシビリティの考慮が不足 企業が果たすべき社会的な責任として、一般的に認知される必要 アクセシビリティの高い製品がより高く評価される社会になってほしい アクセシビリティに関する知識や経験をもった人材の不足 専門的スキルとしての認知や教育機会の充実 アクセシビリティのスキルをもつことが採用市場で価値となるようにしたい 障害者雇用や人材確保などに絡めたアクセシビリティへの動機づけ p12 スモールビジネスを、世界の主役に。