p1    白山市共生のまちづくり活動〜当事者主体の取り組みから始める〜   白山市健康福祉部 障害福祉課 課長補佐 徳井 寛   平成29年3月10日   障害者差別解消地域協議会体制整備事業報告会 p2   本日の内容  1.白山市の障害者福祉について  2.白山市の障害者差別解消支援地域協議会について  3.障害者総合支援法における「協議会」について  4.共生のまちづくり活動として(H25〜)障害者差別解消法施行に向けての取り組み p3   位置 (作業者注:白山市の地図。等高線が引かれている)   経緯  1市2町5村が合併 ・松任市 ・美川町 ・鶴来町 ・河内村 ・吉野谷村 ・鳥越村 ・尾口村 ・白峰村 →  白山市 平成17年2月1日誕生 人口:113,004人 面積:754.93平方キロメートル (平成29年1月1日現在) 平成27年2月 合併10周年 【特長】 ・白山山頂〜日本海まで標高差が大きく広大な面積 ・白山国立公園(一部)を含む豊かな自然環境 ・平野部(松任地域)は都市化が、山ろく地域は過疎化が進行 p4   1.白山市の障害者福祉について (作業者注:中央に日本地図と「白山市」の吹き出し) 白山市役所 障害福祉課 白山市福祉ふれあいセンター ※総合相談センター(平成26年〜) ・発達相談センター(平成25年〜) ・子ども相談室 ・高齢者支援センター ・市社会福祉協議会 美川支所 鶴来支所 市民センター5カ所 平成28年現在 障害福祉サービス受給者 (空白)名 障害児通所支援受給者 (空白)名 平成28年4月1日現在 身体障害者手帳 3,935名(内65歳以上2,823名) 療育手帳 730名 精神保健福祉手帳 679名 自立支援医療 1,170名 平成29年2月現在 指定相談支援事業者 10カ所(内委託事業者7カ所) 地域活動支援センターT型 1カ所 児童発達・放課後デイサービス 5カ所 就労継続B型事業所 13カ所 就労継続A型 8カ所 就労移行支援事業所 3カ所 生活介護事業所 8カ所 入所支援施設 1カ所 グループホーム 17カ所 居宅会議事業所 8カ所 p5   内訳 ・身体障害者手帳 3,935人 ・視覚障害199人、聴覚平衡障害270人、音声言語そしゃく44人 ・肢体不自由2,294人、内部障害1,128人 ・療育手帳 730人 ・精神保健福祉手帳 679人 ・自立支援医療受給者 1,170人 (白山市健康と福祉 平成28年4月版) p6   2.白山市の障害者差別解消支援地域協議会について   (仮称)白山市共生のまちづくり条例 平成29年6月制定予定 特色@分野別合理的配慮の推進(情報コミュニケーション、就労、子ども時代の共生の3分野―白山市の重点項目) 特色A建設的な対話の重視 特色B紛争解決の機能の充実 ※独立した手話言語条例の制定(平成29年度) p7   (仮称)白山市障害者差別解消支援地域協議会 白山市共生の町づくり専門委員会を母体 (構成員(案))障害のある人、その家族、支援者、福祉、医療、教育、雇用、その他の分野において、障害のある人の権利擁護に関して優れた見識を有する者 p8   (仮称)白山市障害者差別解消支援地域協議会  地域協議会の役割 @助言、あっせん A差別を解消するための必要な施策の企画 B条例の施行状況の検討及び見直し  地域協議会設置における課題 @助言、あっせんは、だれが行うか(市長or協議会) A協議会の独立性、主体性 p9   3.障害者総合支援法における協議会 平成18年〜「白山市障害者等自立支援協議会」 ・総合支援法平成25年4月1日施行 協議会の見直し 1.名称の変更 自立支援協議会の名称を地域の実情に応じて変更できるように協議会に改める 2.協議会の構成員に障害者等及びその家族が含まれる旨を明記 3.協議会の設置 地方公共団体は協議会を設置するよう努めるものとする。 p19   当事者の参画 ノーマネットはくさん(障害者等自立支援協議会平成18年〜 白山市共生の街づくり推進協議会平成27年〜) (作業者注:以下樹形図。右側根元から順に書き下した)  全体会 →定例支援会議 →運営会議 ・当事者連絡会 ・家族会連絡会 ・事業者代表者連絡会 ・相談ネットワーク会議(個別支援会議、個別支援会議) ・くらし専門部会(くらし支援検討部会、ガイヘルネット検討部会、メンタルヘルス検討部会、こども支援検討部会) ・すまい専門部会(グループホーム・ケアホーム検討部会、すまいのあり方検討部会) ・しごと専門部会(仕事応援グループ、就労支援スキルアップ検討部会) (作業者注:樹形図ここまで) p11   4.共生のまちづくり活動として(平成25年〜)障害者差別解消法施行に向けての取り組み 【事業】共生のまちづくり活動 【趣旨】障害の有無にかかわらず、すべての市民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共に生きる社会を実現するために「共生のまちづくり」を進めていきます。 【法律】平成25年6月障害者差別解消法成立(平成28年4月施行) p12   平成26年4月 職員ワーキング発足(平成26年度) 【目的】行政機関等については、「不当な差別的取扱いの禁止」「合理的配慮の提供義務」がしめされており、本市としても合理的配慮を行うための環境整備について検討し、実施に努めていく。 【活動】 @市職員の学習会開催→障害の特性を理解し、必要な配慮を理解 A市の取り組みを総合的に検討→職員の共通理解 B市民からの意見聴取による対応要領作成 C庁内アンケート D市民アンケート p13   そこに職員も一緒になって、共生のまちづくりを推進することになった。 平成26年度 20人(16課) 総務課、管財課、企画課、交通対策課、情報統計課、子育て支援課、健康増進課、市民課、防災安全課、商工課、観光課、維持管理課、学校教育課、選挙管理委員会、  、障害福祉課 平成27年度 21人(18課) 総務課、管財課、危機管理課、交通対策課、広報広聴課、長寿介護課、こども子育て課、健康増進課、市民課、商工課、観光課、営繕課、学校教育課、生涯学習課、スポーツ課、選挙管理委員会、社会福祉協議会、障害福祉課 p14   平成26年7月 別府市と意見交換 白山市差別のない街づくりワーキンググル―プ学習会 ―大分県別府市の取組― 平成26年7月23日 別府市福祉保健部障害福祉課 ○10時〜 職員ワーキンググル―プ ○18時30分〜 ノーマネットはくさん運営委員 p15   当事者講師プロフィール (作業者注:本人写真) 氏名:河野 龍児(かわの りゅうじ) 所属:(株)リフライ 本部長 【経歴】 昭和61年8月 高校3年、海水浴中の事故により頸椎を損傷 平成15年6月 障がい福祉に携わるNPO法人にて、ピア・カウンセラーとして障がい者の自立支援活動を開始。国に大分県からの委託を受けて、ユニバーサルデザインによるまちづくり啓発活動や障害者の人権擁護活動を開始 平成17年 大分県人権ファシリテーター養成講座修了(現 大分県人権講師) 平成22年9月 (株)リフライ 訪問介護ステーション湯羽花(ゆうか)にて、地域での高齢者、障がい者の支援を開始 【主な役職等】 別府市北部身体障害者福祉協会 会長 別府市身体障害者福祉団体協議会 副会長 大分県身体障害者相談員協会 理事 別府市身体障害者相談員 別府市障害者自立支援協議会 委員 【主な講師実績】 平成24年12月 大分市立明野中学校「2012年度人権講演会」 平成25年10月 九州大分短期大学「人間学」  条例制定作業部会での議論 平成23年12月〜平成24年8月 【別府市障害者自立支援協議会】 →障害者総合支援法第89条の3の規定により、地域の障がい福祉に関するシステムづくりに関し中核的な役割を果たす協議の場として設置 【別府市障害者自立支援協議会条例制定作業部会】 →より多くの関係者からの意見を集約し、その意見を条例の骨格に反映するため、条例のことを話し合う場として設置 →障がい者福祉関係諸団体からの推薦方式により構成員を選出、設置目的から、構成員24人のうち障がいのある当事者6人、障がいのある人の保護者8人が参加 ・計10回(述べ34時間)に亘って条例の骨格を検討 ・市民からの意見約1,200件を基に議論 ・(特に議論された内容)防災に関すること、親亡き後等の問題に関すること  庁内検討委員会等での議論A 平成24年10月〜12月 ・設置根拠:障がいのある人もない人も安心して安全に暮らせる別府市条例(仮称)制定庁内検討委員会設置要綱 ・委員会の所掌事務:条例に定めるべき項目・内容に関する協議、条例素案の策定に関する協議 ・構成等:委員18人、条例の公布の日までの任期 ・委員:総務部長、企画部長、ONCENツーリズム部長、生活環境部長、福祉保健部長、建設部長、教育次長、消防本部庶務課長  別府市条例 条例名:別府市障害のある人もない人も安心して安全に暮らせる条例 通称名:ともに生きる条例 制定日:平成25年9月20日 施行日:平成26年4月1日 ・別府市も障害のある当事者と一緒に取り組んでいた。 ・「条例を作ったからと言って生活が変わるわけではない。みなさんに伝えていくことが大事だ」 p16   平成26年度のまとめ〜中間報告〜平成27年3月31日 わかったこと ○庁内アンケートから 職員が障害の特性を理解し、意識を高めていくことが必要。 ○市民アンケートから 障害のある人は、生活のあらゆる場面において社会的障壁があり、不当な差別を受けている。 p17   平成26年度のまとめ〜中間報告〜平成27年3月31日 まとめ ○今ある差別をなくし、障害のある人が安心して暮らせる街づくりを推進するには、自治体、地域住民及び事業者等が障害や障害のある人を理解し社会全体で取り組むための環境整備等を行わなければならない。 このことから、差別のない街づくりのための条例やガイドラインを策定することが望ましいと考える。 p18   【共生の街づくり専門委員会 7月〜】(平成27年度) ・専門委員会 ・職員ワーキング継続 【事業】 ・職員対応要領作成 ・共生のまちづくりのための事例集作成 ・市民一日委員会(講演、グループワーク) ・街づくりミーティング(講演、パネルディスカッション) ・関係機関学習会(内閣府アドバイザー派遣利用 又村氏) ・職員研修会(明石市福祉総務課 担当課長 金氏) 「共生のまちづくり」として p19   障害福祉の視点ではなく、「共生のまちづくり」を地域の関係者が同じ立ち位置でスタートするための情報共有として 1.趣旨 地域において、障害を理由とする差別に関する相談や紛争の防止・解決等を推進するために、先進地事例や、障害者差別解消法にある「障害者差別解消支援地域協議会」の趣旨などを改めて学び、白山市にふさわしいネットワークについて検討し、来年度の活動に反映させる。 2.内容 @白山市の共生のまちづくり活動報告 A講演 「障害者差別解消のための地域の体制づくりについて」〜障害者差別解消支援地域協議会とは〜 講師 内閣府 障害者差別解消法施行準備アドバイザー 又村あおい氏 3.参加者 共生のまちづくり専門委員、共生の街づくり推進協議会運営委員、高齢者・障害者虐待防止ネットワーク運営委員、市職員ワーキング p20   参加者の問題意識 質問 質問1 法が施行される今、県や市で改めて条例を制定する必要性は?また法を補完する条例に必要な要素は何でしょうか? 質問2 法が想定する当事者(障害者・行政機関・民間事業者)以外の差別の対応、解消はどうすればよいでしょうか?(町内会などの、事業者・法人以外のグループ) 質問3 差別解消法では、個人間の問題は対象外だが、どう対処すべきか。 質問4 地域協議会に期待される役割のうち「事案の解決を後押しするための協議」を推進するためには、事務局にどのような人材が必要か。 質問5 合理的配慮の説明にあった「大した手間でなければ」とはどこまでをいうのか。医療的ケアの必要な子供たちなど、お金も人員も必要な場合どうするのか。普通学級に入る時の、その調整は? p21   平成28年3月 バリアフリータウンチェック 松任駅→松任文化会館→中町商店街→学習センター ○参加者 ・車椅子参加者 ・視覚障害者 ・聴覚障害者 ・ボランティア ・手話通訳者 ・要約筆記者 ・NPO法人バリアフリー研究所 ・市職員、営繕課、生涯学習課、交通対策課、障害福祉課 p22   【共生の街づくり専門委員会】(平成28年度) ・専門委員会 ・専門ワーキング(@こどもの共生A就労B手話言語・情報コミュニケーション) ・職員ワーキング継続 【事業】 ・職員研修会(職員対応要領説明、障害当事者の体験談から) ・市民一日委員会(講演会、分科会) ・共生のまちづくりのための事例集、啓発リーフレット等配布(町内全戸回覧、学校教職員、商工会等に説明、配布) ・コミュニティー事業 p23   コミュニティー事業(平成28年度) ○共生の地域づくりモデル事業 ・「HUGを活用した避難所運営」公開講座、グループワーク ・障害理解の出前講座(3地区) ○共生の地域づくり公民館活動(鳥越、吉野谷等) ○共生のまちづくりリーダー活動事業 明石市、堺市視察 ○見えるコミュニケーション事業(タブレット活用) ○共生のまちづくり啓発講演会 p24   職員ワーキングでの学習会 先進地事例・具体的な相談体制について職員で共有 1.白山市取組報告 2.講演 「新潟市の障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例について」 ・条例制定までの取り組み、概要 【白山市 ここが知りたい!】 ・新潟市障害者差別支援地域協議会について、その特色 ・差別事案の取り組み ・庁内での取り組み 職員の意識向上のためにしていること 講師 内閣府 障害者差別解消支援地域協議会アドバイザー 新潟市障がい福祉課 共生社会推進担当 係長 竹中 亮 氏 p25   関係機関学習会内容 「共生のまちづくり」の視点で、参加対象者を拡大  講演 「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例及び障害者差別解消支援地域協議会」 【白山市 ここが知りたい!】 ※先駆けての条例で、見直しが必要な点、追加などがあるか 千葉県の障害者差別支援地域協議会のしくみ、その特色 差別事案の取り組みについて  講師 内閣府 障害者差別解消支援地域協議会アドバイザー 千葉県 障害者権利擁護推進室 瀬谷 元春 氏 元広域専門指導員 朽名 高子 氏  参加者 共生の街づくり専門委員、専門ワーキング、職員ワーキング、共生の街づくり推進協議会運営委員、高齢者・障害者虐待ネットワーク運営委員、相談支援事業所、市職員権利擁護ワーキング、人権擁護委員、身体障害者相談員、知的障害者相談員等 p26   ご清聴ありがとうございました。 p27   平成28年度 共生のまちづくり・差別解消に向けての取り組み (作業者注:以下表が続く)   @共生の街づくり専門委員会 12名  ・専門委員会 第1回 平成 28年5月23日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.平成 27年度までの取り組みについて ・職員対応要領 ・事例集 2.平成 28年度の取り組みについて ・専門ワーキング ・職員研修会 ・職員ワーキング、 ・障害者差別解消推進地域協議会 ・条例の制定について 3.今後の活動日程について 第2回 平成 28年9月26日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.専門ワーキングの取り組み 2.条例概要について 第3回 平成 28年 11月 10日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.(仮称)共生のまちづくり条例概要 2.差別解消支援地域協議会について 第4回 平成 29年2月27日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.(仮称)共生のまちづくり条例 2.差別解消支援地域協議会について  ・専門ワーキング  専門ワーキング(こどもたちの共生) 第1回 平成 28年8月23日 こどもたちの課題について 第2回 平成 28年 10月 24日 こどもたちの条例について 第3回 平成 28年1月25日 こどもたちの時代の重点課題と施策  専門ワーキング(就労) 第1回 平成 28年 8月 9日 就労課題について 第2回 平成 28年9月21日 事業所アンケート結果、条例、施策について  専門ワーキング(手話言語・情報コミュニケーション) 第1回 平成 28年7月28日 コミニケーション課題、ヒアリグ予定について 平成28年8月8日 ヒアリング 白山市聴覚障害者協会(ろう) 平成28年8月17日 ヒアリング ノーマネットはくさん家族のつどい 平成28年8月18日 ヒアリング 聴覚障害者支援者 平成28年8月24日 ヒアリング 白山市視覚障害者協会・支援者 p28 平成28年8月25日 ヒアリング 白山市聴覚障害者協会(難聴) 第2回 平成 28年8月29日 ヒアリング結果、先進地、条例について 第3回 平成 28年 10月 11日 条例、施策について (手話言語は別条例に) 専門ワーキング(手話言語) 第1回 平成 28年 12月 15日 ・手話言語条例に関する条例骨子について ・実施施策と推進内容について 第2回 平成29年2月15日 ・条例骨子(案) ・今後の取り組み内容について   A啓発事業等   コミュニティー事業 共生の地域づくり啓発講演会  市民一日委員会 平成28年10月16日 市民交流センター ○第1部 講演会 「障害のある人もない人もともに暮らす」〜当事者の思いを聴く・ぺてるの家の実践から〜 講師 向谷地 生良 (むかいやち いくよし)氏 北海道医療大学教授・浦河ぺてるの家理事 ○第2部 分科会 第1分科会 こどもたちの共生 第2分科会 就労 第3分科会 手話言語・情報コミュニケーション  啓発講演会 平成29年3月23日(木)19時〜 市民会館 ○トーク&ダンスライブ 大前 光一 (おおまえ こういち)氏(義足のプロダンサー・リオパラリンピック閉会式に出演) 実践的アーティスト集団「Alphact(アルファクト)」メンバー共演   コミュニティー事業 共生の地域づくりプロジェクト  ・共生のまちづくりモデル事業 平成28年11月13日 ○公開講座 一部 講演「HUGを活用した避難所運営」:講師 海野 雅夫 氏 静岡消防局 静岡市島田消防署副署長 二部 避難所運営グループワーク p29 平成 28年12月3日 湊リフレッシュセンター 〇湊地区 出前講座「障害に関する理解について」 ノーマネットはくさん当事者部会・家族会 〇八幡地区 〇北安田地区  共生の地域づくりリーダー事業 平成 28年10月28日〜29日 明石市、堺市 〇先進地視察 ・明石市 条例とその施策について 明石市福祉部福祉総務課 ・堺市 自立支援協議会障害当事者部会 平成 29年3月1日 福祉ふれあいセンター 〇報告会 ・研修会 ・報告 視察参加者 ・講演「共生のまちづくり・条例と施策展開での当事者の役割とは」 金 政玉 氏(明石市福祉部総務課課長)  共生の地域づくり公民館等活動 平成 28年9月19日 クレイン 〇白山ろく芸能祭 「作品展示、活動紹介」 つみきの会(発達障害の子を持つ親の会) 平成 28年10月30日 吉野谷公民館 〇吉野谷公民館文化祭・吉野谷地区社会福祉協議会福祉コーナー ・共生の地域づくり啓発ブース 車椅子、手話、ガイドヘルパー体験、 視覚障害者福祉機器展示 ノーマネットはくさん 当事者部会 県視覚障害者情報文化センター 平成28年11月 3日 鳥越公民館 〇とりごえ文化祭(鳥越公民館) ・共生の地域づくり啓発ブース 車椅子、手話、ガイドヘルパー体験 ・寸劇 合理的配慮って何? ノーマネットはくさん 当事者部会  見えるコミュニケーション事業 平成 28年6月23日6月30日、7月7日7月14日 福祉ふれあいセンター 〇タブレット活用の遠隔手話通訳 〇テレビ電話機能 〇音声文字変換機能等 参加者 聴覚障害者(ろう者、難聴者)、市障害福祉課、美川支所、鶴来支所担当職員 p30   関係機関学習会 平成 28年2月 27日 市民交流センター テーマ「障害者差別解消のための地域の体制づくりについて」 講師 千葉県健康福祉部障害福祉課 障害者権利擁護推進室 瀬谷 元春 氏 元千葉県広域相談専門員 朽名 高子 氏 参加者(予定) 共生の街づくり専門委員会、虐待ネットワーク運営委員、ノーマネット白山運営委員、身体障害者・知的障害者相談員 等   職員研修会 平成 28年6月28日、29日 市民交流センター ・講演「障害の特性を理解し、必要な配慮を考える」 第1部 当事者からのミニ講演 第2部 体験学習 全職員対象 2回×2日   B共生の街づくり職員ワーキンググループ 19課・23名 第1回 平成 28年5月25日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.障害者差別解消法について 2.平成 27年度の取り組みについて 3.職員対応要領、事例集について 4.今後の取り組み 5.職員マニュアルについて 6.職員研修について 6/28、6/29 平成28年7月28日 市民交流センター 4階研修室 AB 専門ワーキング(手話言語・情報コミニケーション)7課 平成28年8月9日 市民交流センター 4階研修室 AB 専門ワーキング(就労)6課 平成28年8月23日 市民交流センター 4階研修室 AB 専門ワーキング(こどもたちの共生)7課 平成28年8月29日 市民交流センター 4階研修室 AB 専門ワーキング(手話言語・情報コミニケーション)7課 平成 28年 10月 11日 市民交流センター 4階研修室 AB 専門ワーキング(手話言語・情報コミニケーション)7課 第2回 平成 28年 10月 16日 市民交流センター 4階研修室 AB 市民一日委員会の参加 第3回 平成 29年1月30日 市民交流センター 4階研修室 AB 1.今年度の取り組みについて 2.講演 「新潟市の条例と施策、障害者差別解消支援地域協議会について」 内閣府差別解消支援地域協議会アドバイザー新潟市障がい福祉課 共生社会推進担当 係長 竹中 亮 氏 p31   C障害者差別解消推進地域協議会 回:(作業者注:空欄) 月日・場所:(作業者注:空欄) 議題・内容:(作業者注:空欄) (作業者注:表ここまで)   〇事務局の動き 差別解消法施行等についての説明 4月23日 白山市手をつなぐ育成会総会 5月11日 西南地区民生委員児童委員協議会定例会 5月18日 民生委員児童委員協議会役員会 5月22日 聴覚障害者生活教室 5月25日 民生委員児童委員協議会理事会 6月12日 身体障害者団体連合会定期総会 その他 随時   参考>  〇虐待防止関係活動 @高齢者・障害者虐待防止ネットワーク運営委員会 6月29日 第1回運営委員会 事業報告、今年度取り組み等 10月31日 第2回運営委員会 虐待対応の流れ、高齢者虐待対応マニュアル等 3月 1 日 第3回運営委員会 A権利擁護職員ワーキング 毎月1回 B権利擁護関係研修会 6月3日 身よりのない人の死後の手続 (障害福祉課関係) C啓発 ・毎月15日〜月末 あさがおテレビデータ放送にて虐待防止と通報窓口の案内 ・リーフレット配布  〇その他 8月6日 民生委員・児童委員協議会障害援護部会研修会 講演「親亡きあとの暮しを考える」 講師 野澤 和弘氏(毎日新聞論説委員) 9月25日 白山市健康福祉まつりにて 福祉体験コーナー ・点字、手話、要約筆記、自閉症の疑似体験、 ・ノーマネットはくさん活動紹介 p32   白山市共生の街づくり推進協議会   ノーマネットはくさん   H28.2.17改訂   だれもが生活しやすい街づくり〜障害のある人のくらしと社会参加をささえるネットワーク〜 (作業者注:以下図。「障害のある人のくらし」の周囲にその他が配置されている)  障害のある人のくらし 当事者、相談支援事業所、福祉サービス事業所、企業・就労支援、福祉関係団体、行政機関、子育て・教育機関、保健・医療機関  障害のある人の人権を尊重し、その日常生活や社会参加を支え、共生社会を目指す。 白山市共生の街づくり推進協議会は、障害のある人の人権を守り、障害のある人が住み慣れた地域で安心して当たり前の暮らしを続けることができるよう、障害当事者や家族の声に耳を傾け、相談支援事業をはじめとする地域の関係機関が連携して、障害のある人を支えていくと同時に、障害のある人が日常生活や社会参加をしていくうえで必要なさまざまな仕組みづくりをしていく協議会です。 2005年2月の1市2町5村の合併を契機に、市と障害者施設や事業所等との協働を目指し設立された「白山市障害者施設関係職員連絡会」をもとに、2007年3月「白山市障害者等自立支援協議会」が設立されました。平成2015年6月、市民が共に生きる地域社会をつくるという目的を明確なものとするために名称を「白山市共生の街づくり推進協議会」と変更されました。 障害当事者や家族をはじめ、福祉・保健・医療・教育・就労等に関わる人たちが参加するネットワークのもと、障害のある人とない人が共に生きる社会の実現を目指し、誰もが白山市に住んでよかったと思える街づくりを推進しています。 p33   白山市共生の街づくり推進協議会の構成図 (作業者注:以下樹形図。右側根元から順に書き下した)  全体会 →定例支援会議 →運営会議 ○連絡会 ・当事者連絡会 ・家族会連絡会 ・事業者代表者連絡会 ○相談ネットワーク会議(個別支援会議、個別支援会議) ○専門部会 ・くらし専門部会(くらし支援検討部会、ガイヘルネット検討部会、メンタルヘルス検討部会、こども支援検討部会) ・すまい専門部会(グループホーム・ケアホーム検討部会、すまいのあり方検討部会) ・しごと専門部会(仕事応援グループ、就労支援スキルアップ検討部会、職場開拓検討部会) (作業者注:樹形図ここまで) p34   協議会の運営(会議) (作業者注:以下表。)   全体会 定例支援会議からの報告を受け、福祉、就労、医療、保健等にかかわる地域課題や施策提案等について、地域全体で確認・共有します。 年2回(6月・3月) 全構成員   定例支援会議 運営会議を通じて報告された、地域課題および支援困難事例について、それを解決するための具体策や支援のあり方等について協議し、運営会議や全体会へ報告・提案していきます。 年2回(8月・12月)+随時 専門部会代表・副代表・相談支援専門員・障害福祉課・その他   運営会議 障害のある人の支援を通じ明らかとなった地域課題等を整理し、今後どのように自立支援協議会を活用し、解決していくのかについて整理します。自立支援協議会全体の運営に関する基本的な事項についても整理・調整を行います。 月1回 第3・水曜 専門部会代表・副代表・相談支援専門員・社会福祉協議会・障害福祉課   ○連絡会   当事者連絡会 地域の障害のある当事者たちが、障害種別をこえ集い、各々の会が感じている地域課題等を集約します。 年(空欄)回 当事者会・相談支援専門員   家族会連絡会 地域の障害のある人の家族が、障害種別をこえ集い、地域課題等を集約します。 年4回 家族会連絡会・相談支援専門員   事業者代表者連絡会 地域の事業所の代表者間で、各事業所の取り組みや課題等について情報交換し、地域課題の解決に向け、各事業所として何ができるのかを考えます。 年1回(9月) 事業所代表者・障害福祉課   相談ネットワーク会議 障害のある人、一人ひとりの支援や、専門部会の活動を通して明らかとなった地域課題等を集約し、今後、解決にむけ、どのように具体的に協議していくのかを考え、運営会議等へ提案していきます。 月1回 第1・火曜 相談支援専門員・その他必要なもの   ○専門部会   くらし専門部会 障害のある人の、住み慣れた街での安心できる「くらし」を支えるために、課題解決にむけ継続的に調査・研究、検討を行い、支援者のスキルアップに努めます。 奇数月 第2・火曜 各検討部会代表者   すまい専門部会 障害のある人の多様な「すまい」のあり方や、すまいでのよりよい支援について調査・研究、検討を行います。 奇数月 第4・火曜 各検討部会代表者   しごと専門部会 障害のある人の「仕事」を支えるために、よりよい就労支援の在り方や、職場開拓、就労支援のスキルアップ等について、調査・研究、検討を行います。 偶数月 第4・火曜 各検討部会代表者   ○検討部会   くらし支援検討部会 障害のある人のくらしを支えるための、さまざまな支援・サービス、地域課題について具体的に検討します。 月1回 関係機関・実務担当者等   ガイヘルネット検討部会 障害のある人の地域生活を支えるため、ガイドヘルパーの質の向上について検討します。 3か月毎 関係機関・実務担当者等   メンタルヘルス検討部会 精神障害のある人の支援や、地域の精神保健福祉課題等について整理し、具体的な解決にむけ検討します。 月1回 最終水曜 関係機関・実務担当者等   こども支援検討部会 障害のある子どもの支援が、年齢や制度により途切れることのないよう、連続したよりよい支援、地域課題等について検討します。 奇数月 関係機関・実務担当者等   グループホーム・ケアホーム検討部会 グループホームやケアホーム等の入所の事業や、支援の質の向上、地域課題の解決にむけ具体的に検討します。 隔月1回 関係機関・実務担当者等   すまいのあり方検討部会 アパートや一軒家など、障害のある人の望む場でのくらしを支えるため、多様なすまいのあり方について検討します。 年2回 関係機関・実務担当者・不動産業者等   仕事応援グループ 障害のある人の仕事を応援するために、さまざまな検討をすすめていきます。 隔月1回 関係機関・実務担当者等   就労支援スキルアップ検討部会 障害のある方人の就労支援のスキルアップを目的に、さまざまな検討をすすめていきます。 3か月毎 関係機関・実務担当者等   職場開拓検討部会 障害のある人の働くことのできる職場や、訓練することのできる場の開拓について検討します。 3か月毎 関係機関・実務担当者・ハローワーク等   個別支援会議 障害のある人の一人ひとりの望む暮らしの実現に向け、本人と共に考えていきます。 随時 本人・支援者など p35   課題解決の流れ(イメージ)  個別支援会議 →相談ネットワーク会議へ課題提出 ・一人暮らしがしたい。でもアパートを貸してもらえない…。なかなか解決が困難な課題だなぁ。  相談ネットワーク会議 →個別支援会議へ報告 →運営会議へ課題提出 ・個別支援会議を通して見えてきた課題を、地域の課題として解決に向けて考えて行こう!  運営会議 →相談ネットワーク会議へ報告 →すまい専門部会へ依頼 ・この課題は、まずは「すまい専門部会」で協議・検討してもらい、具体的な解決策を提案してもらおう。  すまい専門部会 →運営会議へ提案 →すまいのあり方検討部会へ依頼 ・この課題を解決するために、検討部会を設置し、具体的な解決策を検討してもらおう。  すまいのあり方検討部会 →すまい専門部会へ提案 ・不動産業者や民生委員などにも参加してもらい、課題解決にむけ検討していこう。   相談支援事業所 社会福祉法人 佛子園 B’s support・B’sこどもLabo 白山市北安田町548番地2 TEL 076-275-0616 FAX 076-275-0689 開所日時 月〜金 9:00〜17:00 社会福祉法人 ひびき 障害者地域生活支援センター エポック 白山市若宮3丁目72番1 TEL 076-276-6453 FAX 076-276-9292 開所日時 月〜金 9:00〜17:00 NPO法人 あんずの家 相談支援事業所 あんず 白山市平加町ヌ119番地1 TEL 076-278-7775 FAX 076-282-7475 開所日時 月〜金 9:00〜17:00 社会医療法人財団 松原愛育会 相談支援事業所 ピアサポートはくさん 白山市博労1丁目54番地 TEL 076-272-8414 FAX 076-272-8416 開所日時 月〜金 9:00〜17:00 社会福祉協議会 白山市社会福祉協議会 白山市倉光八丁目16番地1 TEL 076-274-4100 FAX 076-276-4535 開所日時 月〜金 8:30〜17:15 社会福祉法人 松の実福祉会 相談支援事業所 にじ 白山市徳丸町625番地1 TEL 076-276-6452 FAX 076-274-2360 開所日時 月〜金 9:00〜17:00 株式会社 ケア・トラスト 相談支援事業所 おり〜ぶ 白山市四日市町5番地 TEL 076-275-0004 FAX 076-275-0014 開所日時 月〜金 9:00〜18:00 NPO法人 あじさいの家 サポートライフ ココネット 白山市八幡町247番地 TEL 076-272-2721 FAX 076-272-3790 開所日時 月〜金 8:00〜17:00 ☆白山市共生の街づくり推進協議会についてのお問い合わせは、下記事務局までお願いします。 白山市健康福祉部 障害福祉課 〒924−8688 石川県白山市倉光2丁目1番地 Tel 076-274-9526 Fax 076-275-2211