1.趣旨・目的
障害者基本計画の「IV推進体制等」を踏まえ、障害のある人が社会参加していく上で障壁(バリア)になっている事項を抽出し、当該障壁(バリア)の解消に向けた課題を明確化するために、平成17年度から調査を実施している。 本年度(平成19年度)は、「生活支援」、「保健・医療」の分野について調査を行った。
2.概要
(1)調査期間 平成20年2月から3月
(2)調査対象 全国にお住まいの障害のある人5,124人
(3)対象者の選出
日本障害フォーラム(JDF)及び全国精神保健福祉会連合会(以下、「障害者団体」)を通じて、全国の居住地域ブロック、市区町村の人口規模、年齢、性別等ができるだけ均等になるように、対象者の選定を依頼した。
団体名 |
配付依頼数 |
社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会 |
400部 |
社会福祉法人 日本盲人会連合 |
415部 |
財団法人 全日本ろうあ連盟 |
200部 |
日本障害者協議会 |
1,600部 |
特定非営利活動法人 DPI日本会議 |
530部 |
社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会 |
509部 |
社団法人 全国脊髄損傷者連合会 |
400部 |
全国「精神病」者集団 |
170部 |
社会福祉法人 全国盲ろう者協会 |
200部 |
社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 |
200部 |
特定非営利活動法人 全国精神保健福祉会連合会 |
500部 |
計 |
5,124部 |
(4)調査方法
障害者団体を通じ、郵送による配付・回収で行った。
なお、回答者の希望に応じて、点字版を郵送、テキストデータ版をメールにて送付した。また、調査票にはルビを振るとともに、回答者本人が記入できない場合は、代筆(本人の判断・指示により支援者が記入)、または代理記入(本人に代わって支援者が記入)を依頼した。
(5)有効回収数と有効回収率
回収数:2,564通有効回収数:2,563通(1通は、本人死亡のため、有効回収には含まないこととした)
有効回収率:50.0%
3.調査結果の見方
4.調査結果の留意点
5.回答者の属性
(1)性別(SA)【問1】
男性 |
女性 |
不明・無回答 |
全体 |
1535 |
1001 |
27 |
2563 |
59.9 |
39.1 |
1.1 |
100.0 |
(2)年齢(SA)【問2】
18歳未満 |
18〜29歳 |
30〜49歳 |
50〜64歳 |
65歳以上 |
不明・無回答 |
全体 |
56 |
299 |
1021 |
710 |
451 |
26 |
2563 |
2.2 |
11.7 |
39.8 |
27.7 |
17.6 |
1.0 |
100.0 |
(3)障害の種類【問3】
主な障害
視覚障害(全盲・弱視・その他) |
聴覚障害(ろう・難聴・中途失聴) |
言語障害 |
盲ろう |
肢体不自由 |
内部障害 |
知的障害 |
精神障害 |
238 |
202 |
6 |
99 |
575 |
71 |
329 |
490 |
9.3 |
7.9 |
0.2 |
3.9 |
22.4 |
2.8 |
12.8 |
19.1 |
発達障害 |
難病 |
高次脳機能障害 |
その他 |
重複障害のため特定できない |
不明・無回答 |
全体 |
|
33 |
229 |
81 |
7 |
181 |
22 |
2563 |
|
1.3 |
8.9 |
3.2 |
0.3 |
7.1 |
0.9 |
100.0 |
(4)障害者手帳等の種類【問4】
障害者手帳等の種類(MA)
身体障害者手帳 |
療育手帳 |
精神障害者保健福祉手帳 |
特定疾患医療受給者証 |
小児慢性特定疾患医療受診券 |
1522 |
476 |
475 |
181 |
14 |
59.4 |
18.6 |
18.5 |
7.1 |
0.5 |
療育券 |
養育医療券 |
どれも持っていない |
不明・無回答 |
全体 |
1 |
6 |
169 |
45 |
2563 |
0.0 |
0.2 |
6.6 |
1.8 |
100.0 |
身体障害者手帳の等級(SA)
1級 |
2級 |
3級 |
4級 |
5級 |
6級 |
不明・無回答 |
全体 |
745 |
407 |
148 |
110 |
45 |
34 |
33 |
1522 |
48.9 |
26.7 |
9.7 |
7.2 |
3.0 |
2.2 |
2.2 |
100.0 |
療育手帳の等級(SA)
最重度 |
重度 |
中度 |
軽度 |
不明・無回答 |
全体 |
38 |
203 |
159 |
49 |
27 |
476 |
8.0 |
42.6 |
33.4 |
10.3 |
5.7 |
100.0 |
精神障害者保健福祉手帳の等級(SA)
1級 |
2級 |
3級 |
不明・無回答 |
全体 |
53 |
336 |
63 |
23 |
475 |
11.2 |
70.7 |
13.3 |
4.8 |
100.0 |
(5)1か月あたりの収入【問17から問20の合計金額】
1万円未満 |
1〜3万円未満 |
3〜7万円未満 |
7〜11万円未満 |
11〜15万円未満 |
15〜23万円未満 |
72 |
105 |
305 |
720 |
333 |
385 |
2.8 |
4.1 |
11.9 |
28.1 |
13.0 |
15.0 |
23〜25万円未満 |
25〜30万円未満 |
30〜50万円未満 |
50万円以上 |
不明・無回答 |
全体 |
72 |
108 |
146 |
37 |
280 |
2563 |
2.8 |
4.2 |
5.7 |
1.4 |
10.9 |
100.0 |
1. 障害福祉サービスについて
(1)過去3か月前から現在までの障害福祉サービスの利用状況(SA)【問24】
過去3か月前からの障害福祉サービスの利用状況をみると、「利用している」が50.2%、「利用していない」が44.9%となっている。
利用している |
利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
1287 |
1152 |
124 |
2563 |
50.2 |
44.9 |
4.8 |
100.0 |
(2)利用した障害福祉サービス(MA)【問25】
問24で「1.利用している」と答えた人の利用した障害福祉サービスをみると、「居宅介護」が22.7%で最も多く、次いで「移動支援」が20.6%、「地域活動支援センター」が17.3%となっている。その他10%を超えたサービスは「就労継続支援」(10.9%)、「補装具支給」(12.6%)、「日常生活用具の給付」(11.3%)、「コミュニケーション支援」(11.7%)となっている。
居宅介護 |
短期入所 |
療養介護 |
生活介護 |
重度訪問介護 |
重度障害者等包括支援 |
行動援護 |
292 |
95 |
11 |
83 |
73 |
11 |
54 |
22.7 |
7.4 |
0.9 |
6.4 |
5.7 |
0.9 |
4.2 |
共同生活介護 |
共同生活援助 |
児童デイサービス |
施設入所支援 |
自立訓練 |
就労移行支援 |
就労継続支援 |
33 |
42 |
13 |
80 |
57 |
75 |
140 |
2.6 |
3.3 |
1.0 |
6.2 |
4.4 |
5.8 |
10.9 |
補装具支給 |
日常生活用具の給付など |
相談支援 |
地域活動支援センター |
コミュニケーション支援 |
福祉ホーム |
移動支援 |
162 |
146 |
105 |
223 |
151 |
9 |
265 |
12.6 |
11.3 |
8.2 |
17.3 |
11.7 |
0.7 |
20.6 |
難病患者等のホームヘルプサービス |
難病患者等の短期入所 |
難病患者等の日常生活用具の給付 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
8 |
1 |
11 |
83 |
63 |
0 |
1287 |
0.6 |
0.1 |
0.9 |
6.4 |
4.9 |
0.0 |
100.0 |
(3)障害福祉サービスの満足度(SA)【問26】
問24で「1.利用している」と答えた人の障害福祉サービスの満足度をみると、“満足(「満足している」と「やや満足である」の合計)”が62.2%、“不満(「やや不満である」と「不満である」の合計)”が32.7%となっている。
満足している |
やや満足している |
やや不満である |
不満である |
不明・無回答 |
全体 |
737 |
685 |
469 |
279 |
116 |
2286 |
32.2 |
30.0 |
20.5 |
12.2 |
5.1 |
100.0 |
(4)満足している理由(MA)【問27】
問26で「1.満足している」又は「2.やや満足している」のサービスに満足している理由をみると、「職員や介護者等の接し方がよい」が62.8%で最も多く、次いで「職員や介護者等の人権意識が高い」が24.3%、「利用の手続きが容易」が24.0%となっている。
職員や介護者等の接し方がよい |
職員や介護者等が専門的である、介護技術が高い |
職員や介護者等の人権意識が高い |
施設がバリアフリーになっている |
施設の防災等の危機管理が徹底している |
関係機関との連携がよい |
利用の手続きが容易 |
893 |
297 |
346 |
150 |
97 |
289 |
341 |
62.8 |
20.9 |
24.3 |
10.5 |
6.8 |
20.3 |
24.0 |
費用負担に満足している |
サービスの量に満足している |
サービスの内容が充実しており満足している |
希望のデザイン、色彩等の補装具などが利用できる |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
319 |
242 |
249 |
33 |
42 |
72 |
1422 |
22.4 |
17.0 |
17.5 |
2.3 |
3.0 |
5.1 |
100.0 |
(5)満足していない理由(MA)【問28】
問26で「3.やや不満である」又は「4.不満である」と答えた人のサービスに満足していない理由をみると、「費用負担に満足していない」が37.6%で最も多く、次いで「サービス内容が制限されていて満足していない」が36.8%、「サービス量に満足してない」が33.0%となっている。
職員や介護者等の接し方がよくない |
職員や介護者等が専門的でない、介護技術が低い |
職員や介護者等の人権意識が低い |
施設がバリアフリーになっていない |
施設の防災等の危機管理が十分でない |
関係機関との連携がよくない |
利用の手続きが煩雑 |
120 |
169 |
113 |
25 |
28 |
92 |
117 |
16.0 |
22.6 |
15.1 |
3.3 |
3.7 |
12.3 |
15.6 |
費用負担に満足していない |
サービスの量に満足していない |
サービス内容が制限されていて満足していない |
希望のデザイン、色彩等の補装具などが利用できない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
281 |
247 |
275 |
22 |
117 |
41 |
748 |
37.6 |
33.0 |
36.8 |
2.9 |
15.6 |
5.5 |
100.0 |
(6)障害福祉サービスは過去3年前と比較して良くなったか【問29】
(6の1)サービスの質について(SA)
問24で「1.利用している」と答えた人のサービスの質に対する評価をみると、「変わらない」が37.9%で最も多く、「良くなった」が16.5%、「悪くなった」が16.1%となっている。
良くなった |
変わらない |
悪くなった |
3年前はサービスを利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
377 |
866 |
368 |
321 |
354 |
2286 |
16.5 |
37.9 |
16.1 |
14.0 |
15.5 |
100.0 |
(6の2)サービスの量について(SA)
サービスの量について、「変わらない」が39.7%で最も多く、「悪くなった」が15.0%、「良くなった」が13.7%となっている。
良くなった |
変わらない |
悪くなった |
3年前はサービスを利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
314 |
907 |
342 |
314 |
409 |
2286 |
13.7 |
39.7 |
15.0 |
13.7 |
17.9 |
100.0 |
(7)利用した障害福祉サービスのほかに必要とした又は利用量を増やしたいと思った障害福祉サービスの有無(SA)【問30】
問24で「1.利用している」と答えた人の利用した障害福祉サービスのほかに、必要とした又は利用量を増やしたいと思った障害福祉サービスをみると、「ある」が48.4%、「ない」が45.1%となっている。
ある |
ない |
不明・無回答 |
全体 |
623 |
580 |
84 |
1287 |
48.4 |
45.1 |
6.5 |
100.0 |
(8)利用したい又は利用を増やしたいと思った障害福祉サービス(MA)【問31】
問30で「1.ある」と答えた人の利用したい、又は利用を増やしたいと思った障害福祉サービスをみると、「移動支援」が19.7%で最も多く、次いで「日常生活用具の給付」が18.0%、「居宅介護」が16.2%となっている。
居宅介護 |
短期入所 |
療養介護 |
生活介護 |
重度訪問介護 |
重度障害者等包括支援 |
行動援護 |
101 |
76 |
13 |
39 |
37 |
23 |
68 |
16.2 |
12.2 |
2.1 |
6.3 |
5.9 |
3.7 |
10.9 |
共同生活介護 |
共同生活援助 |
児童デイサービス |
施設入所支援 |
自立訓練 |
就労移行支援 |
就労継続支援 |
31 |
38 |
12 |
18 |
56 |
49 |
26 |
5.0 |
6.1 |
1.9 |
2.9 |
9.0 |
7.9 |
4.2 |
補装具支給 |
日常生活用具の給付など |
相談支援 |
地域活動支援センター |
コミュニケーション支援 |
福祉ホーム |
移動支援 |
77 |
112 |
76 |
50 |
79 |
14 |
123 |
12.4 |
18.0 |
12.2 |
8.0 |
12.7 |
2.2 |
19.7 |
難病患者等のホームヘルプサービス |
難病患者等の短期入所 |
難病患者等の日常生活用具の給付 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
5 |
7 |
8 |
46 |
35 |
0 |
623 |
0.8 |
1.1 |
1.3 |
7.4 |
5.6 |
0.0 |
100.0 |
(9)希望したサービスを利用できなかった又は利用しなかった理由 (MA)【問32】
問30で「1.ある」と答えた人の希望したサービスを利用できなかった、又は利用しなかった理由をみると、「サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない」が19.5%で最も多く、次いで「地域のサービス量が不足している」が17.7%、「利用にあたって費用負担が高い」が16.8%となっている。
サービス等が地域にない |
サービス等を利用する手続がわからない |
サービスに関する情報がない |
利用にあたって費用負担が高い |
サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない |
地域のサービス量(施設数など)が不足している |
職員や介護者等の不足を理由に利用申込が断られる |
195 |
94 |
181 |
205 |
238 |
216 |
115 |
16.0 |
7.7 |
14.8 |
16.8 |
19.5 |
17.7 |
9.4 |
障害者手帳が交付されないため |
程度区分の認定により利用できない |
支給決定された量では足りない |
サービス利用を断られた理由がわからない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
8 |
77 |
165 |
31 |
120 |
269 |
1219 |
0.7 |
6.3 |
13.5 |
2.5 |
9.8 |
22.1 |
100.0 |
(10)過去3か月前から現在までに必要とした障害福祉サービスの有無 (MA)【問33】
問24で「2.利用していない」と答えた人の過去3か月前から現在までに必要とした障害福祉サービスをみると、「必要とした」が16.3%、「必要としなかった」が73.4%となっている。
必要とした |
必要としなかった |
不明・無回答 |
全体 |
188 |
846 |
118 |
1152 |
16.3 |
73.4 |
10.2 |
100.0 |
(11)必要とした障害福祉サービス(MA)【問34】
問33で「1.必要とした」と答えた人の必要とした障害福祉サービスをみると、「移動支援」が17.6%で最も多く、次いで「相談支援」が16.5%、「居宅介護」が14.9%となっている。
居宅介護 |
短期入所 |
療養介護 |
生活介護 |
重度訪問介護 |
重度障害者等包括支援 |
行動援護 |
28 |
15 |
2 |
12 |
3 |
2 |
20 |
14.9 |
8.0 |
1.1 |
6.4 |
1.6 |
1.1 |
10.6 |
共同生活介護 |
共同生活援助 |
児童デイサービス |
施設入所支援 |
自立訓練 |
就労移行支援 |
就労継続支援 |
0 |
6 |
1 |
6 |
19 |
16 |
14 |
0.0 |
3.2 |
0.5 |
3.2 |
10.1 |
8.5 |
7.4 |
補装具支給 |
日常生活用具の給付など |
相談支援 |
地域活動支援センター |
コミュニケーション支援 |
福祉ホーム |
移動支援 |
27 |
24 |
31 |
18 |
26 |
1 |
33 |
14.4 |
12.8 |
16.5 |
9.6 |
13.8 |
0.5 |
17.6 |
難病患者等のホームヘルプサービス |
難病患者等の短期入所 |
難病患者等の日常生活用具の給付 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
9 |
2 |
7 |
16 |
19 |
0 |
188 |
4.8 |
1.1 |
3.7 |
8.5 |
10.1 |
0.0 |
100.0 |
(12)必要とした障害福祉サービスを利用しなかった又は利用できなかった理由 (MA)【問35】
問33で「1.必要とした」と答えた人の必要とした障害福祉サービスを利用しなかった、又は利用できなかった理由をみると、「サービスに関する情報がない」が23.8%で最も多く、次いで「サービス等を利用する手続きが分からない」、「サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない」がともに18.5%となっている。
サービス等が地域にない |
サービス等を利用する手続がわからない |
サービスに関する情報がない |
利用にあたって費用負担が高い |
サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない |
地域のサービス量(施設数など)が不足している |
職員や介護者等の不足を理由に利用申込が断られる |
障害者手帳が交付されないため |
55 |
66 |
85 |
39 |
66 |
31 |
10 |
22 |
15.4 |
18.5 |
23.8 |
10.9 |
18.5 |
8.7 |
2.8 |
6.2 |
程度区分の認定により利用できない |
支給決定された量では足りない |
入院しているため |
サービス利用を断られた理由がわからない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
13 |
10 |
5 |
1 |
51 |
95 |
357 |
|
3.6 |
2.8 |
1.4 |
0.3 |
14.3 |
26.6 |
100.0 |
2. スポーツ・文化芸術活動について
(1)スポーツ・文化芸術活動の参加状況(SA)【問40】
スポーツ・文化芸術活動の参加状況をみると、「参加している」が40.5%、「参加していない」が55.1%となっている。
参加している |
参加していない |
不明・無回答 |
全体 |
1038 |
1413 |
112 |
2563 |
40.5 |
55.1 |
4.4 |
100.0 |
(2)参加している具体的なスポーツ・文化芸術活動(MA)【問41】
問40で「1.参加している」と答えた人の参加しているスポーツ・文化芸術活動をみると、「音楽」が21.5%で最も多く、次いで「卓球」が12.6%、「水泳」が12.4%となっている。
陸上競技 |
水泳 |
車いすテニス |
車椅子バスケットボール |
アーチェリー |
卓球 |
車いすフェンシング |
89 |
129 |
16 |
21 |
17 |
131 |
1 |
8.6 |
12.4 |
1.5 |
2.0 |
1.6 |
12.6 |
0.1 |
ゲートボール |
野球 |
柔道 |
音楽 |
絵画 |
書道 |
|
68 |
38 |
8 |
223 |
70 |
42 |
|
6.6 |
3.7 |
0.8 |
21.5 |
6.7 |
4.0 |
|
陶芸 |
演劇 |
パントマイム |
踊り |
太鼓 |
漫才 |
|
58 |
41 |
1 |
40 |
19 |
6 |
|
5.6 |
3.9 |
0.1 |
3.9 |
1.8 |
0.6 |
|
囲碁・将棋 |
オセロ |
俳句・短歌 |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
49 |
25 |
57 |
507 |
17 |
1038 |
|
4.7 |
2.4 |
5.5 |
48.8 |
1.6 |
100.0 |
(3)参加している頻度(SA)【問42】
問40で「1.参加している」と答えた人の参加している頻度をみると、「毎週」が34.8%で最も多く、次いで「月に2回程度」が25.1%、「年に数回」が20.4%となっている。
毎週 |
月に2回程度 |
毎月1回 |
年に数回 |
不明・無回答 |
全体 |
361 |
261 |
165 |
212 |
39 |
1038 |
34.8 |
25.1 |
15.9 |
20.4 |
3.8 |
100.0 |
(4)今後のスポーツ・文化芸術活動への参加意向(SA)【問43】
問40で「2.参加していない」と答えた人の今後のスポーツ・文化芸術活動への参加意向をみると、「参加したい」が41.3%、「参加したくない」が51.5%と参加したくない人のほうが多くなっている。
参加したい |
参加したくない |
不明・無回答 |
全体 |
583 |
727 |
103 |
1413 |
41.3 |
51.5 |
7.3 |
100.0 |
(5)今後参加したいスポーツ・文化芸術活動(MA)【問44】
問43で「1.参加したい」と答えた人の今後参加したいスポーツ・文化芸術活動をみると、「音楽」が36.0%で最も多く、次いで「水泳」が22.5%、「絵画」が18.7%となっている。
陸上競技 |
水泳 |
車いすテニス |
車椅子バスケットボール |
アーチェリー |
卓球 |
車いすフェンシング |
53 |
131 |
7 |
8 |
16 |
73 |
4 |
9.1 |
22.5 |
1.2 |
1.4 |
2.7 |
12.5 |
0.7 |
ゲートボール |
野球 |
柔道 |
音楽 |
絵画 |
書道 |
|
25 |
36 |
15 |
210 |
109 |
71 |
|
4.3 |
6.2 |
2.6 |
36.0 |
18.7 |
12.2 |
|
陶芸 |
演劇 |
パントマイム |
踊り |
太鼓 |
漫才 |
|
77 |
33 |
6 |
51 |
37 |
14 |
|
13.2 |
5.7 |
1.0 |
8.7 |
6.3 |
2.4 |
|
囲碁・将棋 |
オセロ |
俳句・短歌 |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
54 |
39 |
46 |
129 |
36 |
583 |
|
9.3 |
6.7 |
7.9 |
22.1 |
6.2 |
100.0 |
(6)スポーツ・文化芸術活動に参加したいけれど参加しない、現在参加できない理由(MA)【問45】
問43で「1.参加したい」と答えた人のスポーツ・文化芸術活動に参加したいけれど参加しない、現在参加できない理由をみると、「地域に希望するスポーツ・芸術活動がない」が28.3%で最も多く、次いで「時間がないため参加できない」が27.4%、「スポーツ・芸術活動の情報がない」が23.3%となっている。
地域に希望するスポーツ・芸術活動がない |
スポーツ・芸術活動の情報がない |
適当な施設、設備がない |
指導者等の人材が不足している |
参加費用が高い |
165 |
136 |
128 |
89 |
76 |
28.3 |
23.3 |
22.0 |
15.3 |
13.0 |
時間がないため参加できない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
160 |
128 |
48 |
583 |
|
27.4 |
22.0 |
8.2 |
100.0 |
3. 保健・医療サービスについて
(1)過去3か月前から現在までの保健・医療サービス利用状況(SA)【問47】
過去3か月前から現在までの保健・医療サービス利用状況は、「利用した」が49.6%、「利用していない」が42.4%となっている。
利用した |
利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
1270 |
1087 |
206 |
2563 |
49.6 |
42.4 |
8.0 |
100.0 |
(2)利用した保健・医療サービス(MA)【問48】
問47で「1.利用した」と答えた人の利用した保健・医療サービスをみると、「重度障害者医療助成制度」が35.5%で最も多く、次いで「自立支援医療(精神通院医療)」が31.9%、「訪問看護」が10.4%となっている。
自立支援医療(更生医療) |
自立支援医療(育成医療) |
自立支援医療(精神通院医療) |
重度障害者医療助成制度 |
小児慢性特定疾患治療研究事業 |
療育の給付 |
特定疾患治療研究事業 |
87 |
28 |
405 |
451 |
18 |
14 |
124 |
6.9 |
2.2 |
31.9 |
35.5 |
1.4 |
1.1 |
9.8 |
養育医療 |
精神科デイ・ケア |
精神科デイ・ナイト・ケア |
精神科ナイト・ケア |
訪問看護 |
精神保健福祉センターの精神保健相談 |
往診 |
8 |
94 |
8 |
3 |
132 |
24 |
54 |
0.6 |
7.4 |
0.6 |
0.2 |
10.4 |
1.9 |
4.3 |
入院治療 |
人工透析 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
|
102 |
13 |
60 |
86 |
0 |
1270 |
|
8.0 |
1.0 |
4.7 |
6.8 |
0.0 |
100.0 |
(3)保健・医療サービスの満足度(SA)【問49】
問47で「1.利用した」と答えた人の障害福祉サービスの満足度をみると、“満足(「満足している」と「やや満足である」の合計)”が67.9%、“不満(「やや不満である」と「不満である」の合計)”が25.0%となっている。
満足している |
やや満足している |
やや不満である |
不満である |
不明・無回答 |
全体 |
701 |
460 |
229 |
198 |
123 |
1711 |
41.0 |
26.9 |
13.4 |
11.6 |
7.2 |
100.0 |
(4)満足している理由(MA)【問50】
問49で「1.満足している」又は「2.やや満足している」と答えた人の満足している理由をみると、「職員等の接し方がよい」が45.3%で最も多く、次いで「費用負担に満足している」が39.0%、「職員等が専門的である、技術が高い」が24.2%となっている。
職員等の接し方がよい |
職員等が専門的である、技術が高い |
職員等の人権意識が高い |
施設がバリアフリーになっている |
施設の防災等の危機管理が徹底している |
関係機関との連携がよい |
利用の手続きが容易 |
費用負担に満足している |
526 |
281 |
217 |
105 |
56 |
161 |
175 |
453 |
45.3 |
24.2 |
18.7 |
9.0 |
4.8 |
13.9 |
15.1 |
39.0 |
サービスの量に満足している |
サービスの内容が充実しており満足している |
巡回での相談が便利で利用しやすい |
早期に治療やリハビリが受けられる体制にある |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
93 |
128 |
13 |
127 |
26 |
70 |
1161 |
|
8.0 |
11.0 |
1.1 |
10.9 |
2.2 |
6.0 |
100.0 |
(5)満足していない理由(MA)【問51】
問49で「3.やや不満である」又は「4.不満である」と答えた人の満足していない理由をみると、「費用負担に満足していない」が45.7%で最も多く、次いで「サービス量に満足していない」が22.0%、「サービス内容が制限されていて満足していない」が19.4%となっている。
職員等の接し方がよくない |
職員等が専門的でない、技術が低い |
職員等の人権意識が低い |
施設がバリアフリーになっていない |
施設の防災等の危機管理が十分でない |
関係機関との連携がよくない |
利用の手続きが煩雑 |
費用負担に満足していない |
74 |
80 |
53 |
29 |
23 |
62 |
82 |
195 |
17.3 |
18.7 |
12.4 |
6.8 |
5.4 |
14.5 |
19.2 |
45.7 |
サービスの量に満足していない |
サービス内容が制限されていて満足していない |
巡回での相談が十分でなく利用しにくい |
早期に治療やリハビリが受けられる体制にない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
94 |
83 |
7 |
52 |
71 |
21 |
427 |
|
22.0 |
19.4 |
1.6 |
12.2 |
16.6 |
4.9 |
100.0 |
(6)保健・医療サービスは過去3年前と比較して良くなったか【問52】
(6の1)サービスの質について(SA)
問47で「1.利用した」と答えた人のサービスの質に対する評価をみると、「変わらない」が47.3%で最も多く、次いで「良くなった」が14.3%、「悪くなった」が13.3%となっている。
良くなった |
変わらない |
悪くなった |
3年前はサービスを利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
245 |
809 |
228 |
152 |
277 |
1711 |
14.3 |
47.3 |
13.3 |
8.9 |
16.2 |
100.0 |
(6の2)サービスの量について(SA)
サービスの量は、「変わらない」が51.0%で最も多く、次いで「悪くなった」が11.3%、「良くなった」が10.1%となっている。
良くなった |
変わらない |
悪くなった |
3年前はサービスを利用していない |
不明・無回答 |
全体 |
173 |
873 |
194 |
156 |
315 |
1711 |
10.1 |
51.0 |
11.3 |
9.1 |
18.4 |
100.0 |
(7)利用した保健・医療サービスのほかに必要とした又は利用量を増やしたいと思った保健・医療サービスの有無(SA)【問53】
問47で「1.利用した」と答えた人の他に必要とした又は利用量を増やしたいと思った保健・医療サービスをみると、「ある」が26.9%、「ない」が61.6%となっている。
ある |
ない |
不明・無回答 |
全体 |
342 |
782 |
146 |
1270 |
26.9 |
61.6 |
11.5 |
100.0 |
(8)利用したい又は利用を増やしたいと思った保健・医療サービス(MA)【問54】
問53で「1.ある」と答えた人の利用したい、又は利用を増やしたいと思った保健・医療サービスをみると、「自立支援医療(精神通院医療)」が19.9%で最も多く、次いで「重度障害者医療助成制度」が19.3%、「訪問看護」が18.1%となっている。
自立支援医療(更生医療) |
自立支援医療(育成医療) |
自立支援医療(精神通院医療) |
重度障害者医療助成制度 |
小児慢性特定疾患治療研究事業 |
療育の給付 |
特定疾患治療研究事業 |
44 |
10 |
68 |
66 |
1 |
8 |
36 |
12.9 |
2.9 |
19.9 |
19.3 |
0.3 |
2.3 |
10.5 |
養育医療 |
精神科デイ・ケア |
精神科デイ・ナイト・ケア |
精神科ナイト・ケア |
訪問看護 |
精神保健福祉センターの精神保健相談 |
往診 |
3 |
32 |
23 |
11 |
62 |
40 |
35 |
0.9 |
9.4 |
6.7 |
3.2 |
18.1 |
11.7 |
10.2 |
入院治療 |
人工透析 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
|
38 |
1 |
51 |
26 |
0 |
342 |
|
11.1 |
0.3 |
14.9 |
7.6 |
0.0 |
100.0 |
(9)希望したサービスを利用できなかった又は利用しなかった理由(MA)【問55】
問53で「1.ある」と答えた人の保健・医療サービスを利用できなかった、又は利用しなかった理由をみると、「サービス等が地域にない」が16.9%で最も多く、次いで「地域のサービス量が不足している」が15.7%、「サービスに関する情報がない」が15.5%となっている。
サービス等が地域にない |
サービスの対象となっていないため |
サービス等を利用する手続がわからない |
サービスに関する情報がない |
利用にあたって費用負担が高い |
サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない |
地域のサービス量(施設数など)が不足している |
94 |
80 |
65 |
86 |
58 |
71 |
87 |
16.9 |
14.4 |
11.7 |
15.5 |
10.5 |
12.8 |
15.7 |
職員不足を理由に利用申込が断られる |
障害者手帳が交付されないため |
断られた理由がわからない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
22 |
11 |
21 |
33 |
209 |
555 |
|
4.0 |
2.0 |
3.8 |
5.9 |
37.7 |
100.0 |
(10)過去3か月前から現在までに必要とした保健・医療サービスの有無(SA)【問56】
問47で「2.利用していない」と答えた人の過去3か月前から現在までに必要とした保健・医療サービスをみると、「必要とした」が10.4%、「必要としなかった」が79.3%となっている。
必要とした |
必要としなかった |
不明・無回答 |
全体 |
113 |
862 |
112 |
1087 |
10.4 |
79.3 |
10.3 |
100.0 |
(11)必要とした保健・医療サービス(MA)【問57】
問56で「1.必要とした」と答えた人の必要とした保健・医療サービスをみると、「自立支援医療(更生医療)」、「自立支援医療(精神通院医療)」、「重度障害者医療助成制度」がともに15.9%となっている。
自立支援医療(更生医療) |
自立支援医療(育成医療) |
自立支援医療(精神通院医療) |
重度障害者医療助成制度 |
小児慢性特定疾患治療研究事業 |
療育の給付 |
特定疾患治療研究事業 |
18 |
3 |
18 |
18 |
3 |
6 |
17 |
15.9 |
2.7 |
15.9 |
15.9 |
2.7 |
5.3 |
15.0 |
養育医療 |
精神科デイ・ケア |
精神科デイ・ナイト・ケア |
精神科ナイト・ケア |
訪問看護 |
精神保健福祉センターの精神保健相談 |
往診 |
1 |
6 |
2 |
0 |
8 |
9 |
11 |
0.9 |
5.3 |
1.8 |
0.0 |
7.1 |
8.0 |
9.7 |
入院治療 |
人工透析 |
その他 |
サービス不明 |
不明・無回答 |
全体 |
|
8 |
0 |
11 |
21 |
0 |
113 |
|
7.1 |
0.0 |
9.7 |
18.6 |
0.0 |
100.0 |
(12)必要とした保健・医療サービスを利用しなかった又は利用できなかった理由(MA)【問58】
問56で「1.必要とした」と答えた人の必要とした保健・医療サービスを利用しなかった、又は利用できなかった理由をみると、「サービスの対象となっていないため」が22.5%で最も多く、次いで「サービスに関する情報がない」が18.8%、「サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない」が15.0%となっている。
サービス等が地域にない |
サービスの対象となっていないため |
サービス等を利用する手続がわからない |
サービスに関する情報がない |
利用にあたって費用負担が高い |
サービスが自分のニーズに合ったものとなっていない |
地域のサービス量(施設数など)が不足している |
16 |
36 |
21 |
30 |
16 |
24 |
10 |
10.0 |
22.5 |
13.1 |
18.8 |
10.0 |
15.0 |
6.3 |
職員不足を理由に利用申込が断られる |
障害者手帳が交付されないため |
断られた理由がわからない |
その他 |
不明・無回答 |
全体 |
|
0 |
12 |
3 |
10 |
53 |
160 |
|
0.0 |
7.5 |
1.9 |
6.3 |
33.1 |
100.0 |
調査委員一覧
(順不同・敬称略)
氏名 |
所属 |
○ |
和洋女子大学 家政学部 教授 |
佐藤 久夫 |
日本社会事業大学 社会福祉学部 教授 |
寺島 彰 |
浦和大学 総合福祉学部 教授 |
森 祐司 |
日本身体障害者団体連合会 常務理事 |
東山 文夫 |
日本盲人会連合 常務理事 |
松本 正志 |
全日本ろうあ連盟 理事 |
太田 修平 |
日本障害者協議会 理事 |
山本 創 |
DPI日本会議 |
松井 美弥子 |
全日本手をつなぐ育成会 副理事長 |
大濱 眞 |
全国脊髄損傷者連合会 副理事長 |
桐原 尚之 |
全国「精神病」者集団 運営委員 |
塩谷 治 |
全国盲ろう者協会 常務理事 |
良田 かおり |
全国精神保健福祉会連合会 事務局長 |