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平成24年版障害者白書

主な国内・国際障害者スポーツ大会(その2)

○アジアパラ競技大会(旧フェスピック大会)

アジアパラリンピック委員会が主催するアジア(中東地域を含む)地域最大の障害者の総合スポーツ大会です。

我が国の呼びかけにより、1975年より、9回にわたり開催されてきたフェスピック競技大会を前身としています。

2010年に中国の広州市で開催された本大会は、フェスピック競技大会の歴史と精神を引き継ぎ、アジアパラリンピック委員会として初めて開催された大会となりました。

次回は、2014年に韓国の仁川において開催が予定されています。

2012ジャパンパラリンピック陸上競技大会(C)エックスワン

2012ジャパンパラリンピック陸上競技大会(C)エックスワン

○スペシャルオリンピックス世界大会

4年に一度行われる、知的発達障害のある人のスポーツの世界大会であり、夏季大会と冬季大会が開催されています。順位は決定されるものの最後まで競技をやり遂げた選手全員が表彰される、といった特徴がある大会です。

夏季大会は1968年を第1回としており、2011年にはギリシャのアテネにおいて第13回大会が開催されました。

冬季大会は1977年を第1回としており、2009年にはアメリカのアイダホ州において第9ピョンチャン回大会が開催されました。次回は、2013年に韓国の平昌において開催される予定です。

○パラリンピック競技大会

オリンピックの直後に当該開催地で行われる、障害者スポーツの最高峰の大会であり、夏季大会と冬季大会が開催されています。

夏季大会は、1960年にイタリアのローマで第1回大会が開催され、オリンピック同様4年に一度開催されています。

2008年9月、中国の北京において第13回大会が開催されました。次回は、2012年8月、イギリスのロンドンにおいて開催が予定されています。

冬季大会は、1976年にスウェーデンのエンシェルツヴィークで第1回大会が開催されて以降、オリンピック冬季大会の開催年に開催されています。2010年3月には、カナダのバンクーバーにおいて、第10回大会が開催されました。次回は、2014年、ロシアのソチにおいて開催が予定されています。

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