「放課後子ども教室」((文部科学省))と「放課後児童クラブ」((厚生労働省))を一体的あるいは連携して実施するための市町村及び都道府県における具体的な連携方策は以下のとおり。 市町村での連携 ○放課後子どもプランを策定し、小学校区毎の円滑な事業を実施 放課後対策事業の「運営委員会」の設置【担当省:文部科学省】 行政(教育委員会及び福祉部局)、学校、放課後児童クラブや社会教育・児童福祉関係者及び地域住民等がプランの策定、活動内容やボランティアの確保等、両事業の運営方法等を共同で実施・検討→全市町村に設置 コーディネーターの配置【担当省:文部科学省】 両事業の円滑な実施を図るため、学校や関係機関等との連絡調整、ボランティア等の協力者の確保・登録・配置、活動プログラムの策定等を実施→全小学校区に配置 活動場所における連携促進 * 余裕教室をはじめとする学校諸施設(体育館、校庭、保健室等)の積極的な活用の促進 * 両事業の関係者と学校の教職員間で、子どもの様子の変化や健康状態、下校時間の変更等の情報交換を促進 「放課後子供プラン」の実施により、子どもの安全で健やかな居場所を確保、勉強やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動等の取組の充実 市町村における取組をバックアップ 都道府県での連携 ○実施主体である市町村において円滑な取組促進が図られるよう、事業推進に向けた支援を実施 放課後対策事業の「推進委員会」の設置【担当省:文部科学省】 行政、学校、福祉や社会教育の関係者、有識者等が研修の企画等、域内の放課後対策の総合的な在り方を共同で検討  →全都道府県・指定都市・中核市に設置 放課後子どもプラン指導者(員)研修の開催【担当省:文部科学省・厚生労働省】 これまで事業毎に実施していた指導者(員)研修を合同で開催することにより、プラン関係者の情報交換・情報共有、資質の向上等を推進  →全都道府県・指定都市・中核市で開催