6.(参考)国際比較データ

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我が国の子育て費用の負担水準を国際比較するために、OECD諸国のデータと比較した。なお、比較対象とするデータのベースラインをそろえるために、比較にあたっては本研究内で推計した子育て費用のデータは用いずに既存の統計データの数値を用いた。

資料

  • OECD (2004), Social Expenditure database (SOCX), 1980-2001
  • OECD, Education Database
  • The United Nations, Demographic Yearbook

費用の範囲

  • 家庭政策支出:児童手当等金銭補助、保育所運営費等
  • 教育支出:学校教育費、奨学金、家計支出

データの制約等

  • 家庭政策支出は1996年と2001年の数値を採用。教育支出は2001年の数値のみ
  • 1人あたりに換算に用いた人口は、国連のデータを用いており、入手できる最新の情報は各国で年次が異なるため、1人あたりの換算は、1996、2001年ともに同じ年次の人口データで算出している
  • 日本円換算したものは、各国通貨の購買力は考慮に入れず

家庭政策支出の対GDP比を各国で比較すると、2001年について我が国の家庭政策支出は、アメリカより高いものの、ヨーロッパ諸国よりも低くなっている。

2001年の教育費支出の対GDP比は、ドイツに並ぶ水準であるが、公費負担の割合をみると他国よりも低い。

図表 47 各国の子育て関連支出の対GDP比

各国の子育て関連支出の対GDP比(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます


図表 48 各国の子育て関連支出(20歳未満人口1人あたり:円)

  アメリカ フランス ドイツ
1996年 2001年 1996年 2001年 1996年 2001年
家族手当 注1 28,544.6 14,047.7 114,598.1 88,122.7 78,157.9 72,550.0
出産関係費、育児休業給付 - - 27,678.2 26,261.2 29,691.9 19,046.1
その他金銭給付 - - 0.0 0.0 20,457.1 15,095.3
児童福祉サービス給付 注2 31,994.0 38,878.3 125,280.6 102,343.9 92,779.9 71,974.8
家庭政策支出合計 60,538.6 52,926.0 267,556.9 216,727.8 221,086.8 178,666.2
教育費:計 - 1,014,430.4 - 474,795.8 - 514,980.0
うち公費負担 - 778,846.4 - 437,716.5 - 426,590.2

  イギリス スウェーデン 日本
1996年 2001年 1996年 2001年 1996年 2001年
家族手当 注1 62,657.0 75,950.1 88,384.5 92,800.7 20,102.2 32,804.4
出産関係費、育児休業給付 5,012.6 6,910.6 70,467.5 73,575.0 19,288.2 21,573.4
その他金銭給付 64,640.1 78,721.0 20,439.3 10,907.6 104.5 94.5
児童福祉サービス給付 注2 34,467.3 25,639.4 198,057.2 113,196.0 50,449.5 60,199.6
家庭政策支出合計 166,777.0 187,221.1 377,348.5 290,479.3 89,944.5 114,671.9
教育費:計 - - - 754,320.3 - 1,052,458.6
うち公費負担 - 376,682.3 - 728,442.7 - 689,824.1

注1.児童手当、児童扶養手当等
注2.保育所運営費、放課後児童健全育成事業費、要保護児童施設運営費等
注3.1人あたりに換算に用いた人口は、国連のデータを用いており、入手できる最新の情報は各国で年次が異なるため、
1人あたりの換算は、1996、2001年ともに同じ年次の人口データで算出している


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