第2章 4.(1)生活時間

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4.仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

(1)生活時間

Q23 次の項目それぞれについて、あなたは日頃、1日におよそ何時間くらいを費やしていますか。平日と休日について、それぞれ合計が24時間になるようにお答えください。

1日の生活時間を"労働(通勤を含む)""家事""育児""睡眠""その他"の5分野について平日と休日に分けて1時間単位で聞いた。"労働(通勤を含む)"は有職者のみ、"育児"は子どもがいる人のみに質問しており、"家事""睡眠""その他"については全員に質問している。
 平日では、回答者は有職者のみであるが、"労働(通勤を含む)"が平均9.9時間と最も平均時間が長い。全員が回答した買物や余暇などの"その他"が7.0時間、"睡眠"時間は6.4時間である。一方、休日では、回答者は有職者のみであるが、"労働(通勤を含む)"時間が大きく減少し、全員が回答した"その他"が11.0時間である。
 回答者の条件を"配偶者と同居の子どものいる有職者"(2,287人)にそろえると、結果は下記のとおりである(図表4-1-1)。
 平日の"労働(通勤を含む)"時間が平均9.9時間と最も平均時間が長く、"睡眠"時間が6.3時間で続き、"家事"、"育児"時間はそれぞれ1.6時間、1.8時間である。"その他"の時間は平均4.4時間である。休日では、"労働(通勤を含む)"時間が平均1.2時間と減少し、"睡眠"が7.3時間、"家事"が2.5時間、"育児"が4.4時間、"その他"が8.6時間に増加している。

図表4-1-1 生活時間<配偶者と同居の子どものいる有職者>

平日の労働時間を性・年代別にみると、男女差が大きく、男性ではいずれの年代でも「12時間以上」が最も多く、特に30代(48.4%)と40代(46.0%)では5割弱と、20代を10ポイント近く上回っている(図表4-1-2)。
 一方、女性ではいずれの年代でも「7時間以下」が過半数を占めるが、平均労働時間は年代が高くなるほど長くなる傾向がある。

図表4-1-2 平日の労働時間(通勤を含む)<配偶者と同居の子どものいる有職者>(性・年代別)

平日の労働時間を性・ライフステージ別にみると、性・年代別の傾向と同様に男性ではいずれの層でも「12時間以上」が、女性では「7時間以下」が最も多くなっている(図表4-1-3)。
 女性では長子が小学生になると「7時間以下」という回答者が61.7%と最も多いものの、「12時間以上」の長時間労働の者もやや多くなり、平均労働時間は長子の学齢が進むにつれ長くなる傾向がある。

図表4-1-3 平日の労働時間(通勤を含む)<配偶者と同居の子どものいる有職者>
(性・ライフステージ別)

配偶者と同居の子どものいる有職者(2,287人)の"家事"時間をみると、男性では、家事時間ゼロ(「0時間」)が4割強と、女性(0.5%)を大きく上回っている(図表4-1-4)。
 "労働(通勤を含む)"時間の長さ別にみると、特に労働時間(通勤を含む)12時間以上の男性で、家事時間ゼロが53.5%と過半数である。
 一方、女性では労働時間(通勤を含む)10時間以上でも、家事時間は平均2時間以上である。

図表4-1-4 労働時間(通勤を含む)別家事時間<配偶者と同居の子どものいる有職者>

さらに、配偶者と同居の子どものいる有職者(2,287人)について、"育児"時間を"労働(通勤を含む)"時間の長さ別にみると、有職男性では、労働時間(通勤を含む)12時間以上になると、平日の育児時間ゼロ(「0時間」)が4割(39.5%)で突出し、「1時間」も4割強(41.9%)と多くなっている(図表4-1-5)。
 一方、女性は労働時間(通勤を含む)が8時間以上になると育児時間が減少する傾向にある。

図表4-1-5 労働時間(通勤を含む)別育児時間<配偶者と同居の子どものいる有職者>

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