第2章 4.(6)父親と母親の家事・育児への関わり方

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4.仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

(6)父親と母親の家事・育児への関わり方

Q29 父親と母親の、家事・育児への関わり方について、次のような意見があります。あなたのお考えに最も近いものを1つだけお選びください。(ひとつだけ)

回答者全員に、父親と母親の家事・育児への関わり方について聞いたところ、「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」という回答者が45.2%で最も多く、次いで2割強が「共働きであれば、父親も家事・育児を母親と同等にすべきである」(23.1%)と回答している。
 「母親が仕事を持っても持たなくても、家事・育児は、父親と母親が同等にすべきである」(18.6%)と回答した者は2割弱で、「母親が仕事を持っても持たなくても、家事・育児は母親がすべきである」という者を15ポイント上回っている。
 男女別にみると、「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」(男性48.0%、女性42.4%)という回答者は、男性の方が女性より多くなっている。
 性・年代別にみると「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」という回答者は、男性の30代(49.5%)と40代(49.8%)で5割近い(図表4-6-1)。

図表4-6-1 父親と母親の家事・育児への関わり方(性・年代別)

性・ライフステージ別にみると、長子が小学生以上の男性で、「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」(55.3%)という回答が、他の属性の男性よりもやや多くなっている(図表4-6-2)。「共働きであれば、父親も家事・育児を母親と同等にすべきである」(16.2%)という回答者は1割台と、他の属性の男性よりもやや少ない。
 一方、女性では、未婚で子どものいない層で「共働きであれば、父親も家事・育児を母親と同等にすべきである」が28.3%と他の属性の女性に比べてやや多い。一方、既婚で子どものいない女性では、「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」が47.6%とやや多くなっている。
 長子が小学生以上の層では、父親と母親の家事・育児への関わり方の意識に男女差が大きくなっている。

図表4-6-2 父親と母親の家事・育児への関わり方(性・ライフステージ別)

性・共働き状況別にみると、共働きの男性では「共働きであれば、父親は家事・育児に協力すべきである」という回答者が5割を上回り、特に夫婦のいずれかが正規従業員である層(59.1%)ではほぼ6割である(図表4-6-3)。
 一方、女性で夫婦とも正規従業員の層は、3割が「共働きであれば、父親も家事・育児を母親と同等にすべきである」(30.1%)と回答している。
 これに対して、男女とも夫婦どちらかの片働きの場合、「母親が仕事を持っても持たなくても、家事・育児は、父親と母親が同等にすべきである」(男性19.2%、女性22.8%)という回答者が共働き世帯より多くなっている。

図表4-6-3 父親と母親の家事・育児への関わり方(性・共働き状況別)

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