第3節 アジアにおける出生率の動向と少子化対策

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1 アジアにおける出生率の動向

○東アジアの主な国・地域の合計特殊出生率の動きをみると、1970年では、すべての国・地域でわが国を大きく上回る水準であったが、その後低下傾向となり、2004年では、タイを除いてわが国の水準を下回っている。

第1‐4‐21図 アジアの主な国・地域における合計特殊出生率の動き



2 アジアの主な国・地域における少子化対策の動向

○アジアの主な国における出生率への評価と政策スタンスを見ると、韓国、シンガポール等で、自国の出生率を「低すぎる」と認識し、「回復させる」政策スタンスをとっている。

○韓国では、少子・高齢化対策を国の重要課題のひとつと位置付け、大統領府に専門の委員会を設置して、「少子・高齢社会対応のための国家戦略」を策定し、少子化対策を進めることとしている。

○シンガポールでは、国営の「お見合いセンター」の運営や、ベビーボーナスやきめ細かな税制上の対応等、ユニークな少子化対策を展開している。

○中国では、1970年代から「一人っ子政策」をとり、人口増の抑制の効果をあげてきたが、近年ではその問題点も指摘されている。

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