第2部 少子化対策の具体的実施状況(第1章 第2節 2)
第1章 重点課題(第2節 2)
第2節 多様化する子育て家庭の様々なニーズに応える(2)
2 多子世帯、多胎児を育てる家庭に対する支援
(多子世帯に配慮した子育て、保育、教育、住居など様々な面での負担の軽減策の推進)
各種制度において、一定の要件の下、以下に記載するもののほか、幼稚園・保育所等の食材料費(年収360万円未満相当の世帯の子供全員と全ての所得階層の第3子以降は副食費免除)、児童扶養手当(第3子以降に月額最大6千円を加算して支給)などで行われている。
児童手当の支給・在り方の検討(再掲)
第1章 第2節 1 子育てに関する支援(経済的支援、心理的・肉体的負担の軽減等)(子育てに関する経済的支援・教育費負担の軽減)児童手当の支給・在り方の検討 を参照のこと。
高等教育の修学支援(再掲)
第1章 第2節 1 子育てに関する支援(経済的支援、心理的・肉体的負担の軽減等)(子育てに関する経済的支援・教育費負担の軽減)高等教育の修学支援 を参照のこと。
多子世帯又は第3子以降を対象とする保育所等の優先利用
多子世帯又は第3子以降であることを保育所等の優先利用の事由の一つとして位置付けることについて、地方公共団体に対する配慮の働きかけを行っている。
住宅政策における多子世帯への配慮・優遇措置
公営住宅においては、多子世帯について、入居者選考に際し、地域の実情を踏まえた地方公共団体の判断により優先入居の取扱いを行っている。
子育て支援パスポート事業の普及・促進
第1章 第4節 1 結婚を希望する人を応援し、子育て世帯をやさしく包み込む社会的機運の醸成 子育て支援パスポート事業の普及・促進 を参照のこと。
(多胎児を育てる家庭に対する支援)
多胎妊産婦等に対する支援
多胎児の育児経験者家族との交流会等や、多胎妊婦が入院している場合や外出が困難な場合などに、必要に応じて多胎児の育児経験者によるアウトリーチでの相談支援を実施している。また、多胎妊産婦等への支援に際して必要な知識等を修得するための研修を実施した上で、多胎妊産婦や多胎家庭のもとへサポーターを派遣し、外出時の補助や、日常の育児に関する介助を行っている。