私を育ててくれたもの

青森県
長谷川 健太郎
長谷川健太郎さんの写真

 私の子ども会のジュニアリーダーとしての活動は、平成4年、中学1年生の夏に始まりました。その当時、私の実家のある自治会では、夏休みのラジオ体操が、日曜日とお盆を除いて毎朝ありました。中学生になっても続けて顔を出している私に、子ども会のおじさんこと、自治会の子ども会育成部の部長さんが、「せっかくみんな集まるんだから、みんなで何かして遊びたいね。」と声をかけてくださったのが、自治会でのジュニアリーダー活動の始まりでした。丁度、地元弘前市子ども会連合会での中学生を対象とした初級リーダー研修に私が参加したことも、チャンスだと考えたのだろうと思います。
 初めてリーダーとして子どもたちの前に立つとき、私は緊張感でいっぱいでした。いつも来る子どもの人数は20人ほどで、学年は小学校1年生から6年生まで幅広く、もしかしたら、幼稚園児も来るかもしれません。そんな集団に対して、私は2人1組になって手をつなぐゲームを考えました。すると、知らない人同士でも仲良く手をつないで、とても喜んで遊んでいました。子どもたちが「明日もまた一緒に遊ぼうね。」と言って手を振って帰っていきましたが、その姿は今でも忘れていません。
 私はこの経験が自分に自信を持つきっかけとなり、これまで子ども会活動を継続し、学んできました。もちろん成功したことばかりではありません。失敗から学んだり、時には叱られて学んだりもしてきました。そして、学んでいく中でできた仲間が全国各地にたくさんでき、お互いに切磋琢磨することでたくさんの人との関わり合いを持つことができました。
 全国各地には、私以上に評価に値する優れた技術を持っていたり、努力していたりしているリーダーがたくさんおります。ですが、私がこれまで活動できたのは、周りにいる同じリーダーの仲間、指導してくださった皆様など、目に見えないことも含めた協力・指導の結果です。私は現在、ジュニアリーダーの活動を通して教育の道を志し、今、地元を離れ、北海道で小学校の教壇に立っています。教育に携わる立場として、絶えず教師自身が学ぶ姿勢を持つ必要があるという信念を持っています。そのため、仕事の関係で地元での活動は限定されてしまう状況ではありますが、今後も絶えず自分自身を磨き、少しでも目の前にいる子どもたちの役に立つことで、これまで私を育ててくれた方々へ恩返しをしたいという強い思いで、仕事に、子ども会活動に取り組む所存です。

長谷川健太郎さんの活動の写真1

長谷川健太郎さんの活動の写真2

長谷川健太郎さんの活動の写真3

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