-
-
-   楽しみながら、目的をもって -
-
-
 

重松 尚 さん

滋賀県
重松 尚

 私が8歳のころから現在に至るまでボーイスカウト活動(日本ボーイスカウト滋賀連盟 甲賀第4団)を続けてきたのは、単純な理由で、ただ活動が楽しかったからです。小学生の頃の活動は、リーダーの方々が企画して下さったプログラムが工夫されており、毎月楽しく遊んでいた記憶があります。当時はただ遊んでいるだけのつもりでしたが、今になって思い返せば、それらが実はすべてちゃんとした教育プログラムであったのだと思います。ただ楽しいだけでなく、きちんとした目的をもったプログラム、それが私が16年間続けてきたボーイスカウトでありました。

 高校生になり、プログラムは無条件にリーダーから与えられるものではなくなりました。すべて自分たちで企画する、これも教育プログラムの一環です。私は高校1年生の頃、広島で行われたボーイスカウトの国際フォーラムに参加することにしたのですが、ここでの経験は現在の私に繋がっています。それまでは自分の将来など考えたこともありませんでしたが、これを機に私は社会のために大学で国際関係論を学ぶことを決意し、そして現在に至ります。

 それ以来、タイやイギリス、韓国やリトアニアなど、機会があれば積極的に海外へ赴き、そこで海外のスカウトとの交流に励みました。こうした交流はもちろん楽しいものでしたが、ただ楽しいだけではなく、やはり目的をもって行われなければならないと考えます。

 私は何らかの活動をするときは常に何のためにそれを行うのかを考えてきたつもりです。もちろん自分が楽しむためでもありますが、それがいかに他人や社会のためになるのかを考えてきました。

 個人ができることは限られており、私が他人のために何かできたかどうかは分かりません。しかし私が常にそのように考えて行動できるようになったこと、それこそがボーイスカウト活動の中で得られた貴重な財産です。

 私ももう24歳になりました。次は自分の経験を次の世代の活動に活かす時期に来ています。子どもたちには色んなことに楽しみながら挑戦してほしい。しかし、それが何か意味を持つものであってほしい。そのために私ができることを、今後模索していくつもりです。

研修会 海外研修集合写真

-
 

一覧へ戻る | 前のページへ | 次のページへ

-
-
 子供・若者育成支援青少年育成国民運動の推進社会貢献青少年及び青少年健全育成功労者表彰平成21年度 > 受賞者