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子ども若者育成・子育て支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰 [子ども・若者育成支援部門]

大江 隆之(42歳)

[和歌山県推薦]

■活動内容等

平成11年に、兄や姉のような身近な存在として青少年の成長を応援するという「BBS活動」に参加、その後、社会的自立に困難を有するひきこもり、ニート、不登校、非行等の青少年を支援するため、弁当仕出しのコミュニティビジネス「コミュニティランチ和」での就労体験を通じた居場所づくり、様々な人とふれあう機会の創出、達成感の醸成に取り組み、これまでに80人を超える若者を受け入れています。

同氏も、かつては不登校生徒でした。中学校時代は教師が信じられなくなり、ほとんど学校へ行きませんでした。しかし、定時制高校で恩師と呼べる教師に出会い不登校を克服。新聞記事で見つけた「BBS連盟」の活動に参加、自ら「高野山BBS会」を設立しました。

社会的自立に困難を有する青少年に支援の手を差し延べたいとの思いから、高野山BBS会員が中心となりBBSでは全国で初めてのNPO法人を設立。継続した事業の必要性を感じ、護身道場「大友館」をはじめとする事業を展開しています。

「コミュニティランチ和」をはじめとする活動は、社会的自立に困難を有する青少年の支援に重点を置き、彼等が困難を克服し社会的自立を果たすための具体的、実体的支援を行っています。

ぶらくり丁という商店街の中にあり、若者の職業体験の場として、付近の住民とのつながりも築きつつあります。

また、青少年非行の未然防止に向けて、ガーディアンエンジェルスのメンバーたちとともに繁華街の夜回りを始めるなど、他団体との協働にも積極的で、ふたつめのNPO法人「BBS21Space」を設立。非行少年の自立支援を中心にしながらも、その活動は多岐にわたっています。

「コミュニティランチ和」の仲間とともに
「コミュニティランチ和」の仲間とともに
「コミュニティランチ和」の仕事風景
「コミュニティランチ和」の仕事風景

■受賞者からの一言

受賞内定の通知をいただいた時は、まだ何のことか実感もなく過ぎていきましたが、首相官邸での表彰式が近づくに伴い、重みを実感しました。

若者や子どものために少しでも役に立っていたいという気持ちは、これからも変わりません。若者に意見や指導を押しつけず、同じ目線で彼らと接し、悩みを抱えた彼らと、更に毎日を「生きて」いきたいと思います。

若者の自立支援を目指す全国の団体とのネットワークをつくり、相互交流を図ることにも、今後取り組んでいきたいと思っています。

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