本編目次 | 前ページ | 次ページ

子ども若者育成・子育て支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰 [子育て・家族支援部門]

社団法人 兵庫県看護協会

[兵庫県推薦]

http://www.hna.or.jp/別ウインドウで開きます
代表者名:大森 綏子  団体構成人数:27,299名

■活動内容等

児童虐待が社会問題となる中、育児不安をもつ親や孤立しがちな親子がスーパーや公民館など身近な場所で気軽に集まり、相談できる場として「まちの保健室」を全県585ケ所で開設し、看護職が育児相談に応じ親子の交流の場を提供するなど、子育て支援を継続して行っています。

「まちの保健室」は、阪神淡路大震災被災地の復興住宅で、被災者自身が自立し生活再建を実現するため、様々な生活ニーズに対応した質の高いサービスの提供やコミュニティづくりが課題となる中、孤立しがちな子育て中の世代や高齢者が、学校の保健室のように、気軽に集まり看護職に相談し、心身を癒すことができる場として平成13年度より開始されました。被災地では集会所等を拠点に定期的に開設することで、子育て中から高齢者まで様々な世代の住民同士の交流を通じ親子の支援を行い、コミュニティの再構築に寄与してきました。その後、被災地以外でも看護協会各支部で全県的に拠点を開設し、地域の子育て支援に貢献しています。

「まちの保健室」は、地域住民が気軽に出向くことができるスーパーや郵便局、公民館、公的施設などに開設されており、常に身近な地域の中で、行政や自治会、育児サークルなどの地域組織と運営会議を開催するなど、多様な組織、団体と連携しながら地域に密着した活動を実施しています。行政と協働しながら活動の場を「両親教室」や「まちの子育て広場」、「育児相談」、「保育所」などにも広げ、妊娠中から子育て中の親子があらゆる機会に相談できるよう活動に取り組んでいます。

育児相談を受けた件数は平成22年度で11,755件にのぼり、平成13年度から10年以上にわたる実績があり、開設箇所数も年々増加しているなど着実な取組をみせています。

親子でミニ講話!僕も私も一緒に参加!
親子でミニ講話!僕も私も一緒に参加!
ママは僕のお悩み相談中です!かわって僕がカメラに向かって(ハイポーズ!)
ママは僕のお悩み相談中です!かわって僕がカメラに向かって(ハイポーズ!)

■受賞者からの一言

今回の受賞は、震災復興から始まり全県下に拡大した「まちの保健室」活動への評価と、看護職による地道な健康支援活動の評価であり、看護職にとって誇りであり励みとなり、嬉しく思います。

特に、子育て支援は、子ども・両親・祖父母と3世代のニーズに応えるものであり、看護職の専門的な知識が必要です。今後は、研修事業や交流会を開催し、看護職の相談対応能力の向上に努め、地域住民のニーズに適切に対応できる「まちの保健室」活動へと進化してまいります。また、災害への対応など、長期的な取組が必要だと考えています。

▲このページの上へ


本編目次 | 前ページ | 次ページ