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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

曙川(あけがわ)東地区講念仏(こねんぶつ)踊り保存こども教室

[大阪府推薦]

代表者名:山下 彬  団体構成人数:38名

■活動内容等

およそ300年前から地域に伝承され、時代の流れと共に途絶えてしまった講念仏踊りを復活させることを目的として、平成15年に設立しました。八尾市立曙川東小学校の生徒で構成され、隔週の土曜日、発表が近づけば朝の練習や土日両日の練習を行い、主に八尾市で行われる祭りに参加しています。

発表をするのは子どもですが、指導者は、この踊りを知っている地域の高齢者や保護者の方々で、世代間交流の場にもなっています。

この踊りは河内一帯の偉人を偲ぶもので、主に市域で活動を行い、市域の人にその偉業を伝えています。伝承文化の保存活動を通して、幅広い年齢層との交流が行われ地域・市域・河内地方一帯の活性化・緊密化に貢献しています。

また、重い太鼓を持って踊るため体力や根気が身につき、高学年の子どもが低学年の子どもを気遣える優しさも育むことができます。保護者には、同じ年代の子どもを持つ親同士のつながりが得られ、悩み相談や子育ての苦労を分かち合える環境を提供することができ支持されています。参加している子どもからは、「屈伸運動が多くしんどい」「筋肉痛踊り」との声がありますが、練習をする中で声を大きく出せるような成長が見られたり、なにより仲間と踊れて楽しいと評価されています。

八尾市内では「八尾市環境フェスティバル」「こどもフェスティバル」等に参加しており、講念仏踊りを初めて観覧する人にも理解してもらえるように、ペープサートを使って講念仏踊りの発祥の由来を劇等で演じたあとに講念仏踊りを踊るなどの工夫をしています。このような伝統的な踊りを、公的機関ではなく地域の努力で復活・存続させていこうとする取組こそが地域の自立性、コミュニティ力、愛郷心をより強くしていくものと評価されています。

八尾市環境フェスティバルでの発表の様子
八尾市環境フェスティバルでの発表の様子
学校での練習の様子
学校での練習の様子

■受賞者からの一言

当地区の『講念仏踊り保存こども教室』は、地区福祉委員会伝統文化継承事業として、事業推進に微額ながら活動費を計上しながら活動しています。会員は小学生(保護者・経験者が継続的に関与)を中心に構成して活動しております。

この度の活動紹介事例として、全国に『講念仏踊り保存こども教室』が発表されることは、参加してくれた子どもや今後加入してくれる子どもたちの励みになるものと、深く感謝しているところでございます。

今後も、益々のご指導・ご協力を賜りますようにお願い申し上げ、地域伝統文化継承に尽力してまいります。

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