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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

財団法人 神戸基督教女子青年会

[兵庫県推薦]

http://www.kobe.ywca.or.jp/別ウインドウで開きます
代表者名:平山 芳子  団体構成人数:162名

■活動内容等

大正9年に発足し、多文化・多言語社会への理解について90年の歴史を有しています。長い活動の歴史に加え、阪神・淡路大震災での支援活動の経験から言語や文化の壁を超えて力を合わせ、人権や健康、環境が守られる平和な世界の実現を目指し、常に世界的視野を持ちながら地域に根差した活動を展開しています。

特に日本語を母国語としない子どもたち(主にダイレクトと呼ばれる、母国で中学校を終えて日本の義務教育を経験しない子どもたち)を対象に、学習支援のための日本語教育の必要性に着目し、早くからこの分野についての研究を進めてきました。それらの成果をもって、「学校に入るための日本語クラス」を実施し、学校生活、ひいては日本での生活に馴染むことそのものをバックアップしています。この活動で、日本語を母国語としない子どもたちを対象とした施策の必要性を広く社会全体に知らせることにもなりました。

また、平成20年から、理科実験工作教室に取り組み始めました。この教室のねらいは<1>子どもたちに、科学する心・考える力・自然への豊かな目を育てる、<2>子どもたちの主体性、リーダーシップを育成する、<3>地域の教育力を高める、<4>若いリーダーを育成することです。3年半が経ち、毎月1回土曜日に開催し、毎回、約40人の子どもたちと6〜10人のサポーターが集い、身近な実験工作を体験し、楽しんでいます。

「青少年の育成」、「リーダーシップの養成」、「地域福祉の向上」を3つの柱として、豊富な青少年育成プログラムを実施しています。子どもたちは、これらのプログラムに参加することで、自分の力で学び取り成長していくという基本を身につけていきます。これらの能力は、青少年にとっては将来にわたる得難い財産として重要なものであり、同団体が提供するプログラムは、本人のスキルアップと社会的問題の解決という両面的な効果を持つことが極めて大きなポイントになっています。

日本語クラス「はっぴー・すくーる神戸Y」
日本語クラス「はっぴー・すくーる神戸Y」
理科実験教室
理科実験教室

■受賞者からの一言

今回の受章は大きな励みになりました。外国から来た子どもたちの学習支援と居場所作り、また地域の子どもたちに科学する面白さを伝える理科実験教室、いずれも地域に根差した活動を目指し、地道な努力を続けてきました。子どもたちが自分に自信を持ち、社会に向けて飛び立っていく様を見ることほどうれしいことはありません。また、地域社会が子どもたちを受け入れ、共生社会が実現されていくのが感じられ、充実感を持つことができました。今後も弱者の立場に立って、時代に必要とされる活動を長く続けて行きたいと思います。

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