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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

特定非営利活動法人 京都オレンジの会

[京都市推薦]

http://g-ships.sakura.ne.jp/orange/別ウインドウで開きます
代表者名:稲垣 緑  団体構成人数:60名

■活動内容等

平成7年から不登校の青年のための居場所を開設したほか、不登校やひきこもりに悩む家族を対象とした家族会を設立し、講師を招いての講演会・勉強会を開催してきました。平成10年に家族会「京都オレンジの会」を設立し、遠方からの家族も講演会や勉強会に集まるようになりました。その後、大阪(枚方)、神戸、名古屋に家族会や居場所が立ち上げられるきっかけとなりました。

平成12年の共同作業所開設よりNPO法人となり、スタッフやジョブコーチにひきこもり経験者である若者を雇用することで、実質的に「ひきこもりの若者」を社会就労させ、社会復帰をさせています。

仲間との楽しい行事体験・就労体験の企画を進め、京都府との協働事業を行うなど、実践を重ねています。社会に出ることに困難を抱える若者たちの生活指導と、就労体験により「働くこと」への意欲と責任感を養い、社会への再スタートができるように指導を行っています。

現在は就労先に困難を抱える若者たちが互いに助け合って生きていくための事業(喫茶店・パソコン事業等)を始動させています。また、家族教室・相談業務により、ひきこもりの若者に悩む家族の支援を行っています。

参加する若者たちのそれまでの生活環境を一新するような居場所であることを目標にしており、若者たちはスポーツ、ハイキング、琵琶湖キャンプ、羊毛・ガラスなどの材料を利用した手作り教室等に参加し、弁当等も全て若者たちで準備しています。Club Fly Again (自助活動クラブ)では、発言する練習・自主的に企画する練習の場を作り、若者たちにとって刺激になっています。「働くこと」がすぐに「社会での就労」につながることが困難な場合も多いので、喪失していた「生きるエネルギー」を蓄える場となっていることも若者たちに自覚されています。

琵琶湖キャンプ:普段なかなか料理をしない若者も野菜を洗って作るカレーライスのおいしさ、夜空の下で寝る経験、元気になります
琵琶湖キャンプ:普段なかなか料理をしない若者も野菜を洗って作るカレーライスのおいしさ、夜空の下で寝る経験、元気になります
11月より東日本大震災復興絆・ライブ:古都 京都のお寺で琴や雅楽等が演奏され、若者たちは毎日交代で受付。自分たちも歌うという快挙をなしとげました
11月より東日本大震災復興絆・ライブ:古都
京都のお寺で琴や雅楽等が演奏され、若者たちは毎日交代で受付。自分たちも歌うという快挙をなしとげました

■受賞者からの一言

この16年、家族会だけ、あるいは若者たちの居場所だけでは、この長引く不景気に十分ではなくなっていきました。親の高齢化、年金生活、またそこからくる若者の生活と将来への不安。ひきこもる原因は様々でも、かれらに共通する状態は<社会と人間に対する不安>ではないか、と考え、生きることにエネルギーを消失しているのであれば、みんなで、一緒に取り戻そう!「したい、行きたい」という、人が普通に望むことを自らの意思で決めるように指導しました。経営の面では京都市の<ひきこもり通所型共同作業所>の支援と、家族の方々に大きく助けられました。感謝、感謝です!!

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