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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

泉大津市教育支援センター家庭教育支援チーム

[文部科学省推薦]

代表者名:芦澤 万里子  団体構成人数:12名

■活動内容等

同チームの活動は平成17年より開始しました。泉大津市では工場跡地の急速な住宅化が進み、地域とのつながりが薄い家庭が増加したことにより、子育て等に関する悩みを誰にも相談できない保護者や、ストレスからネグレクトなどの虐待傾向に陥る保護者への対応が課題でした。そこで、「訪問型家庭教育支援・アプローチ」として、同チームによる継続的で、直接的な保護者の心のサポート、子育ての支援、課題の早期対応を行い、家庭の教育力の育成に努めています。

また、定期的にケース会議を開催し、関係機関や校種間の連携を図っており、兄弟姉妹が多校種にまたがる場合の支援にも対応しています。

支援の展開に当たって、学校園はもとより、教育支援センター専門相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の専門家、元教員、学生ボランティアとも連携を図っています。ケースによっては、子ども家庭センター、泉大津市要保護児童対策地域協議会などの関係機関とも連携を図っています。

学校園の教職員とは違う立場にあり、また、カウンセラー資格を有する「家庭教育支援サポーター」が、家庭に寄り添い継続的に活動を行うことで、保護者は本音を出すことができるようになり、現実の課題に向き合うことができるようになりました。さらに、家庭生活や子どもの状況の良い変化をサポーターや教職員に認められることにより、子育てに対する自信や喜びを感じることにもつながっています。子どもたちにとっては、「学生ボランティア」がよき先輩のような存在となり、自己肯定感を高め、人間関係の回復や集団適応等、学校生活に復帰するきっかけにつながっています。

また、支援活動を継続・充実させるために、新しい「家庭教育支援サポーター」の育成、サポーターの個々のスキルアップを図る「家庭教育支援サポーターインターンシップ」に取り組んでいます。

サポーターサポート会議
サポーターサポート会議
子育てカウンセリング
子育てカウンセリング

■受賞者からの一言

問題を抱える家庭に対して、「できているところを誉める。あたたかい関わり・・・」、これだけで本当に効果があるのかと、最初は「もっとこうしましょう」とアドバイスしたり、「なぜできないのですか」と、ついイライラしたりしましたが、取組を続けるうちに、こつこつとあたたかい関わりを続けることが一番だと気付きました。

学校、地域、家庭が「子どもたちの成長」を願う気持ちはひとつ。誰かが一人で問題を抱えるのではなく、みんなで声をかけ合い、励まし合える関係・チーム作りが支援につながりました。

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