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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

川崎 明裕(87歳)

[千葉県推薦]

■活動内容等

平成18年より教育委員会の学校支援ボランティアとして活動しています。同ボランティアは学校の教育活動や安全対策、環境整備の支援などを学校ごとに登録し、学校から要望があれば活動するもので、同氏は、日本語ボランティアとして活動しています。また、市原市国際交流協会のスペイン語の善意通訳ボランティアとしても「外国人の児童・生徒のための学習教室」及び「白金子ども日本語教室」において日本語指導をしています。スペイン語に堪能なため、学校のほか、保育所、教育センター等、行政機関からも通訳・翻訳・日本語指導の要望が多く寄せられ対応しています。

言葉の違いがあっても、たいていの子どもは計算などの知識があり、文章問題さえ理解できれば問題を解くことができるとの考えから、まずは算数・数学の指導から開始します。算数・数学のテスト等で点数が上がると、子どもが自信を持ち、他の教科も勉強し、日本語にも力を入れるようになります。受験を突破した外国人生徒も数多く輩出しています。

千葉県の帰国・外国人児童生徒受入促進事業の日本語指導支援員を3年間担当し、平成21年度「千葉県多文化共生社会づくり推進モデル事業」では「多文化共生南米ネット」を結成して、南米系外国人の支援をするなど、新規の事業をいち早く取り入れ、活用し、自身の活動につなげています。

20年以上にわたり日本語指導のボランティアに携わり、児童の学習支援についても、87歳を超えてなお積極的な活動を行っています。同国際交流協会における活動だけでなく、ボランティア連絡協議会等、地域のボランティア団体と連携して活躍し、意欲を持って取り組んでいる姿は、他のボランティアの励みとなっています。

市原市国際交流センターにおける日本語指導
市原市国際交流センターにおける日本語指導
五井公民館における外国人の児童・生徒のための学習教室
五井公民館における外国人の児童・生徒のための学習教室

■受賞者からの一言

今回は大変光栄かつ名誉な受章と有難く拝受致します。そしてこの受章は私個人に対するものではなく、私たちグループが長年にわたって在住外国人児童生徒のために、日本語指導と学習指導を実施して参りました業績に対するもので、私がその代表として受章するものであると理解します。

この活動には20年近くの歴史があります。しかし学習指導については、期間の前半では周囲の賛同が得られませんでした。しかし今回の受章は本事業の実績が評価された結果と考えます。

今回の受章に力をえて今後の更なる事業拡大を模索したいと思います。

有難うございました。

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