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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

黒田 博子(60歳)

[熊本県推薦]

■活動内容等

平成17年から「お箸知育教室」を県内各地で開催し、「マイ箸」づくりを通して、身近な箸から環境、食育、マナーを子どもたちが体得できるように指導しています。また、お箸の歴史についても勉強しています。「マイ箸」は折れて使えないバットのアオダモの木で、自分の手の長さに合った世界に一つのものを作ります。自分の手に合った長さに木地をのこぎりで切りますが、のこぎりの使い方を子どもとその保護者に指導することから始めています。箸先は安心安全な漆塗りになっています。また、同年から保育園や一般応募の子どもたちにボランティアで日舞を指導し、日舞を通して礼儀作法も学ばせています。平成19年には国際箸文化研究所熊本支部を設立しました。

「マイ箸」づくりを通して、幅広い世代に日本文化の「橋渡し」を心掛けており、地域コミュニティの再生に貢献しています。年に一度、一般公募し、熊本市現代美術館と共催で「お箸知育教室」を開催し、仕上がった作品のコンテストを行っています。

「お箸知育教室」は、小・中・高校のPTA行事や保育園・公民館の行事、天草や球磨地方の教育委員会行事等で開催しており、県内でこれまで3,000人近くの方が参加しました。参加した保護者からは、箸の奥深さを知ることができたといった声が、子どもからは毎日何気なく使っている箸の大事さに気付いたといった声があり、支持されています。JAたまな主催の「親子わくわく体験農園」では、米や野菜の栽培体験事業の中で、「お箸知育教室」を通じて食育を行っており、平成23年で3回目になりました。

子どもたちだけでなく、大人も「箸」の奥深さを知るきっかけとなり、日舞と箸という日本の伝統文化を通して、日本人が忘れかけている礼儀作法や道徳について、未来を担う子どもたちに継承したいと活動しています。

親子で箸づくりをしている様子
親子で箸づくりをしている様子
熊本市現代美術館での箸知育教室絵付けコンテスト表彰式の様子
熊本市現代美術館での箸知育教室絵付けコンテスト表彰式の様子

■受賞者からの一言

素晴らしい章をいただきましてありがとうございます。毎日の食事で、何気なく使っている箸なので、食やマナーに関することの再認識をしていただけているようです。子どもたちは自分で作った箸で食事をすると美味しいと言っていますし、使う度に箸の持ち方に気をつけているようです。また、手作りの箸をとおして、食卓に親子の会話が生まれているようです。そんな言葉を参加者からいただき、また、この度ありがたい章をいただきまして、活動の励みとなります。これからも頑張ります。

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