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チャイルド・ユースサポート章 [子ども・若者育成支援]

石井 健一郎(75歳)

[広島市推薦]

■活動内容等

昭和59年より地域の伝承文化の保存活動と子どもの見守り活動を、地域ぐるみで行うことを通じて、地域における健やかな子どもの育成支援を長期にわたり推進しています。

宇品東地区青少年健全育成連絡協議会会長である同氏は、地域住民の連帯意識の形成に役立てるため、同氏の発案とリーダーシップにより、青少年による「宇品踊り」の保存活動や「子ども110番の家スタンプラリー大会」を通して、地域で子どもたちを見守り育てる取組を展開しています。

「宇品踊り」は、同氏の学校への働きかけにより中学校や小学校で体育祭や運動会の学校行事に取り入れられようになりました。児童生徒に「宇品踊り」を体験させながら、宇品の伝統芸能を後世に伝え、永続させるための工夫がなされていることから、「宇品踊り」が地域に根づいています。踊りの指導は、同氏を始めとする同協議会のメンバーが当たっています。

また、万が一の時、子どもたちの安全を守る「子ども110番の家」に登録している地域の家や店舗を回って場所を確認する活動である「子ども110番の家スタンプラリー大会」は、人気アニメのキャラクターのスタンプを集めることで、より楽しく「子ども110番の家」を周知できるようにするなどの工夫をして、普段接する機会の少ない「子ども110番の家」の大人と子どもたちの触れ合いの場を持つことと、地域の大人が子どもたちに温かい目を向けてもらうことを目的に毎年実施しています。

盆踊り大会・とんど祭・町民運動会などの行事にも深く関わるとともに、大人と子どもたちの触れ合いを通して、「宇品っ子」としての連帯意識の醸成と、地域全体のコミュニティの再生に大きく貢献しています。常に子どもから高齢者まで幅広い世代の地域住民が活動に関わるよう工夫することにより、地域の連携感を高め、子どもの健やかな成長のための環境づくりを行っています。

宇品踊りの練習風景
宇品踊りの練習風景
子ども110番の家スタンプラリー大会の風景
子ども110番の家スタンプラリー大会の風景

■受賞者からの一言

私たちは、全て「地域のまちづくり」を基盤にして活動をしている。

「宇品踊り」の取組については、地域の伝統文化を絶やすことがないよう、子どもたちに伝えていくことが、自分たちの使命であるという思いからスタートした。

苦労した点は、宇品踊りの振り付けや、太鼓などを指導してくれる人を探すことでした。一人を探すことができれば、その人を中心に他の人を探してもらうことができた。

子ども110番の家スタンプラリーについては、子ども110番の家を知ってもらうとともに、地域の子どもは地域で守るということでスタートし、子どもたちと地域の大人の絆を深める良いきっかけとなった。

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