代表者名:大畑 実 団体構成人数:80名

活動内容等

"未来につながる人づくり"に最適の場が、人と自然の接点である「里山」であるという確信のもと、平成元年の前身団体の創設から20年以上にわたり環境教育に取り組んできました。ここ数年は幼児とその親向けのプログラムを中核に据えたことで、若い子育て世代を中心に会の存在を知る市民が徐々に増え、平成24年度には自主活動だけで年間267回、参加者のべ6,509名と、大きな規模に発展しました。受託事業を含めれば参加者のべ人数は10,000人に迫ります。

現在は前述の低年齢層向け環境教育の充実に加え、日常の里山遊びから原体験を育む小学校放課後の塾プログラムや、近隣の県営自然体験施設の環境を最大に活かし、自然をテーマにした絵本の世界を森の中に再現しプログラムにストーリー性を持たせることで、子どもの五感を豊かに養うプログラムなど、これまでの自然体験活動の枠にとらわれない新しい手法が環境教育の有識者等からも高い評価を頂いています。

長年の活動により地域人材とのネットワークも豊富で、田植え体験や農作物の収穫体験等、地元農家等の協力のもとで実施している例が多く、また地域企業のCSR活動や、地域で活動するボランティア団体・住民等による自然体験イベントをコーディネートするなど、地域を支援し、地域に支えられながら活動を進めています。

これらの活動の参加者がまずスタッフとなって活動を支援し、経験や会独自の研修プログラム受講歴に応じて、最終的にはプログラムの責任者として社会発信していく人材循環がすでに生まれており、結果として環境教育という切り口で人と自然が寄り添う、新しい地域コミュニティの創造に寄与しています。

「教える」から「伝える」へ

教わる」から「気づく」へ

受賞者からの一言

環境教育や自然体験を事業として提供する組織や、逆に市民が手弁当で活動する組織は全国に存在しますが、エコエデュは市民活動であることと持続的な組織であることの両立に挑戦しています。この異なる価値観が同居することで起こる化学反応が、社会に新しい価値を産み出す源泉になると考えています。

そのような組織を運営するためには、丁寧な合意形成が常に求められます。組織内部にも、地域や社会など外部に向けても、相手に寄りそい心を砕いて伝え続けること。それが地に足をつけながら、未来に向かって持続する唯一の秘訣だと思います。