がんばれ!子供村【東京都推薦】
代表者名:荻野 勝朗 団体構成人数:3名
活動内容等
「がんばれ!子供村」施設を、これまで延べ6,000件以上のボランティア団体に無償貸出しています。また、グループ企業経営のリゾートホテルに、延べ150組462名のひとり親、小児がん、障害児等家族を無料ご招待したり、東日本大震災の被災自治体および日本赤十字社に5,885,332円寄贈、国際NGOプランジャパンを通じ、インドネシアナゲケオ県に小学校校舎を寄贈したりするなど、企業が活動の余力の中でボランティアに携わり、地域や社会に大きく貢献しています。
ボランティアで新たな箱物施設をつくることは使用率や収益性の面で非効率を生む可能性がありますが、企業のリソースの中の遊休資産(リゾートホテルの閑散時の空室等)を活用することで、非常に小さな投資で大きな社会貢献ができています。災害時等の一次拠出も大切ですが、本来の社会貢献・ボランティアは企業存続と同様に息の長い持続可能な活動であるべきと考えており、同様の取組が社会的にもっと広がる一助となればと考えています。
TV報道や書籍などで活動が紹介されたこともあって、「がんばれ!子供村」の施設利用は年々増加しており、2014年は1,771件でした。リゾートホテルご招待も同じく年々増加しており、昨年は48組166名のご招待で、今年も同等のご招待を予定しています。施設貸出やリゾートホテルご招待を通じ、認定NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティアより感謝状をいただいたほか、個々のご家族やお子様からもたくさんの感謝状を頂戴しています。
2008年豊島区雑司が谷の「がんばれ!子供村」ビル開村以来、すでに6年を経過しており、今後もグループ企業が存続する限り、活動を持続、拡大していきたいと考えています。グループ企業のリゾートホテル出店拡大等に伴い、夏休みリゾートホテルご招待の受け入れ拡大等も現実的な動きとなっています。

がんばれ!子供村施設内活動風景

グループリゾートホテルご招待風景
受賞者からの一言
今回、このような賞をいただき、事務局はじめ、グループ企業一同、大変喜んでおります。ボランティア活動は、流行り廃りに左右される事なく、企業活動同様、持続可能な仕組作りをする事が重要ではないかと考えております。その為に無理な投資をせず、まずは手持ちの人・物・金を有効活用する事で、少ない投資で大きな社会貢献が出来る事が、これからの企業CSRの大きな魅力ではないかと考えております。このような取組事例が取り上げられる事で、企業CSRがより大きな広がりになれば幸いに存じます。