-

ふもとまでヒメギフチョウがたくさん舞う南雲の里をめざして

南雲の里緑の少年団
(群馬県推薦)

 「南雲の里緑の少年団」は、16年前から、群馬県指定天然記念物「ヒメギフチョウ」保護活動に取り組んでいます。ヒメギフチョウは「春の女神」「赤城姫」とも呼ばれ、かれんで美しい姿をしています。毎年5月に、全校のみんなでモロコシ山に登ってチョウの実態を学習する自然観察会を行っています。その時、「赤城姫を愛する集まり」の先生が分かりやすく説明してくれます。6年生は、4年生の時に拾ってきたドングリを学校で育ててモロコシ山に植樹します。6月には、4年生が幼虫観察会を行い、卵や幼虫の様子を自分の目で確かめてきます。10月には、モロコシ山の下草刈りや、チョウの保護を訴える看板を作って立てています。

 保護活動を続けているのは、今、ヒメギフチョウが絶滅の危機にあるからです。原因は、山が荒れて広葉樹林の手入れが行き届かなくなったため、ウスバサイシンやカタクリといった草々が減ってきたことです。また、チョウを捕られたり、卵を産み付けるウスバサイシンが持ち去られていることも原因となっています。この保護活動は、私たちだけの力ではなく、南雲の里父親クラブや保護団体の方々の応援をいただいて、地域のみんなでヒメギフチョウを守っています。 

 ヒメギフチョウ保護活動を通じて、私たちが暮らしている地域の自然を大切に思う気持ちと、自分たちで考えたことを力を合わせて実行に移すことが大事だと思いました。そして、人の心が地域の自然を守ることにつながると学びました。

 今後は、群馬県の天然記念物であるヒメギフチョウをもっと多くの人に知ってもらいたいです。私たちは、これから大人になっても、地域の自然を守るため、ヒメギフチョウを保護していきたいと思っています。

4年生ウスバサイシン植樹   緑の少年団集合写真   6年生ドングリの苗植樹

一覧へ戻る | 前のページへ | 次のページへ

-