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震災を超えて

南三陸町ボランティアサークル「ぶらんこ」
(宮城県推薦)

会長 佐藤 瑶子

 旧志津川町、旧歌津町が平成17年に合併して誕生した南三陸町。40年以上も前から、それぞれの地域でジュニアリーダー活動が展開され、中高生のジュニアリーダー同士による協議検討を重ね、平成18年に統合設立されました。主な活動は、子ども会活動のお世話をはじめ、教育委員会主催の小学生を対象としたキャンプ等の運営補助、地域イベントのボランティアスタッフ、県等が主催する研修会への参加など、年間を通して取り組んでいます。また、夏と冬の年2回、それぞれの地で北海道本別町のジュニアリーダーとの交流研修活動を行い、お互いの技術向上に努めています。

 このように活動してきた私たちですが、東日本大震災の影響は大きく、活動拠点の公民館、資料、道具など、すべて失いました。また、多くのメンバーの住居が被災し、避難生活を余儀なくされました。避難所では、一人ひとりが今までの経験を生かし、率先して、配給の手伝いや子どもたちの遊び相手になるなど、自分ができる最大限のことを行いました。今後の活動は見通すことができないが、私たちにできる事が何かあるはずだと、私たちが取り組み始めたのは、子どもたちの意見を町の復興計画に反映してもらう活動です。これは、NPO団体との協力により始めた活動で、町内の小中高校生の復興に対する意見をまとめ、最終的には町に提案書を提出できたらというものでした。そこまでの過程では、町長さんとの対談や、町民の大人の方との意見交換会も行いました。多くの話し合いを重ね、最終目的である提案書を提出できたときは、今までの活動が一つの形となったことに大きな喜びと達成感がありました。

 このような活動が評価されたのも、私たちの力だけではなく、これまでの先輩方のご功労と全国からの温かいご支援のおかげだと思っています。本当に感謝してもしきれない思いです。これからも、ぶらんこ一同“子どもに笑顔を!地域に夢を!”を合言葉に、夢と感動を届けられるよう一生懸命に活動していきたいと思います。

活動の様子1   活動の様子2

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