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ミャンマーから学ぶ「私にできること」

一般社団法人ガールスカウト大阪府連盟“ピースメッセンジャー”
(大阪府推薦)

代表 田井 芳香

 ガールスカウト大阪府連盟ミャンマー・スタディツアーは2007(平成19)年に発足し、以後毎年、高校生年代以上の少女10名前後がミャンマーへ研修にいきます。ピースメッセンジャーはその卒業生たちで組織され現在42名で事後活動を行っています。

 ガールスカウトでは、この事業の始まる10年以上前からアフガニスタンやミャンマー難民の子供たちに「ピースパック」という平和の贈り物として、自分たちで集めた文房具やメッセージカードを届けていました。当時小学生であった私も平和への関心を持ち、いつか自分も現地へ行きたいという夢を持ちました。大学生になり、ミャンマーにいける機会を頂き、形は変わっても、夢が実現できました。

 現地では、衛生状況の悪い地域での歯ブラシ、手洗い指導やHIV感染者との話し合い、同世代の子供たちとの交流も行いました。世界最貧国といわれるミャンマーでボランティア活動を行うことは、政治的に困難なこともあり、地道な人道支援と交流を続けることは私にとって未知の経験でした。

 帰国後、平和な日本にいる私に出来ることは何かと考えていたときに一冊の本と出会いました。その本を読み、ミャンマーで知った悲惨なHIV/エイズの状況を思い出しました。それと同時に私の住む大阪の若者感染率の急増を知りました。そして、私に出来ることは、大阪でHIV/エイズの啓蒙活動を行うことであると思い、ピースメッセンジャー協力のもと2012(平成24)年4月講演会を主催しました。当日はガールスカウト会員だけでなく、一般の方も含め350人もの方に来ていただきました。

 小さい頃から平和への関心をもち、実際にミャンマーに行ったことで「自ら考え、行動する力」が身についたと感じています。現地に行っただけで終わることなく、継続的なミャンマーへの支援や強い思いは途絶えることはありません。

 今回の賞をピースメッセンジャーの誇りと思い、日本とミャンマーとのメッセンジャー(架け橋)になれるよう今後も活動していきます。

ミャンマーでのボランティア活動   講演会の様子

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