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伝統文化は私たちが受けつぐ

山波地区子ども会
(広島県推薦)

会長 寺西 康成

 「山波地区子ども会」は、地域の方々といっしょに活動することがたくさんあります。年間の大きな行事としては、9月の「ふれあい祭り」、10月の「もちつき神事」、1月の「とんど神明祭」があります。

 その中でも、ぼくは、「とんど神明祭」を毎年一番楽しみにしています。

 「とんど祭り」は、広島県の様々な地域で古くから行われている伝統行事の一つですが、山波地区のとんどは、他の地域のものとは一味ちがっています。

 山波地区のとんどと言えば、とんどがおみこしのように担げるようになっていて、祭りの日には地域の大人や小学5・6年生の児童が、とんどを担いで運動場を縦横無尽にねり歩きます。

 この「とんど神明祭」のために、山波地区子ども会は、12月に入ると準備を始めます。約1か月かけて、地域の方々にご指導を受けながら、とんどを作り上げます。

 とんどができあがるまでには、わらのはかま取り、バラリン編み、角わら作り、こも編み、干支人形作り、輪かざり・三角かざり作りなど、様々な行程があります。

 子ども会も交代で、毎週土曜日と日曜日にお手伝いをしますが、その時とてもたくさんの大人が来てくれていることにおどろきます。家の仕事もたくさんあるのに、地域の行事に積極的に参加してくれているお父さんやお母さんたちを見て、子どもや地域のためにがんばっているんだなあと尊敬します。

 そんな素晴らしい地域のために、子ども会が今できることは、進んで行事に参加し、楽しむ中で地域の良さを感じることと、一緒に手伝ったり教えてもらったりしながら、仕事を覚えて、将来山波のために生かしていくことだと考えています。たくさんの方々がこれまで守ってこられた伝統を、これからは子ども会がつないで守っていきたいです。

祭りの様子1   祭りの様子2

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