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たくさんのナベヅルの飛来を願って

八代小学校緑の少年隊
(山口県推薦)

 八代は本州で唯一ナベヅルが冬を越す地域として有名です。「八代のナベヅルとその越冬地」として特別天然記念物に指定されています。

 八代小学校1年から6年まで全員が「八代小学校緑の少年隊」のメンバーです。私たちはナベヅルを中心とした環境教育に取り組んでいます。ナベヅルの観察活動や、近くの川にすんでいる水生生物やプランクトンの採集・観察、野鳥観察や絶滅危惧種のギフチョウの飼育活動などをしています。

 八代では、地域ぐるみでナベヅルの保護活動をしています。八代小学校もその活動の一部に関わらせてもらったり、ツルに関する行事を学校で行ったりしています。

 ツル渡来前の10月上旬に行われる「ツルのねぐら整備」や、給餌田にツルそっくりの人形「デコイ」を設置する作業にも参加させてもらっています。

 10月中旬には、たくさんのナベヅルが来てくれることを願って「つるよ来い来い集会」を開きます。ナベヅルに関する歌や劇、クイズやゲーム等をした後、西の空に向かって「つるよ来~い!」とみんなで呼びかけます。

 10月下旬頃、ナベヅルの第1陣がやってくると、5・6年生が週1回のペースで監視所付近でツルの観察をし、観察したことや監視所の方に教えてもらったことなどを「つる日記」にまとめて発行しています。完成した「つる日記」は監視所に掲示し、自由に持ち帰ってもらいます。監視所に来られた見学者に、「つる日記」を使って説明することもあります。観察活動は、3月にツルたちが北帰行するまで続けます。

 八代で死んだツルたちの冥福を願って12月の上旬に開かれる「鶴の慰霊祭」にみんなで参加します。式の後、大正時代から踊り継がれてきた「鶴の舞」を、女子全員で披露します。

 これからも、八代にたくさんツルたちがやってくることを願いながら、こうした活動を続けていきたいと思います。

ナベヅルの観察活動1   ナベヅルの観察活動2

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