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ユースアドバイザー養成プログラム
第2章 制度の概要及び業務の内容
  第5節 海外の若者自立支援の例  

3 フランス: ミッションローカル及びPAIO(受入れ・情報提供・指導センター)

主としてコミューン(市町村)議会のイニシアチブによる若者の包括的な支援のための組織で,1982年の行政命令によって設立された。財源は,国,地方自治体,EUなどの資金である。全国に約400のミッションローカルと100のPAIOがある。それ以前には国の各省庁の若者担当部局が別々に若年失業問題を取り扱っていたが,業務をより効率的に進めるために設立されたものである。各地の非営利法人の形態をとっている。

対象は16〜26歳で,特に学校を離れた後の安定した雇用に就くまでの包括的な支援を提供することが目的である。その内容は<1>雇用へのアクセス,<2>職業教育・訓練,<3>職業プロジェクト,<4>住宅に関する支援,<5>健康・医療支援,<6>市民生活や住民・有権者としての意識の向上を目指す啓発活動,<7>スポーツ・レジャー・文化を通じた社会参加・社会認識に関する活動,<8>受刑者のアフターフォローや法律カウンセリングなど,広い範囲を扱っている。これらの支援の多くは,外部パートナーに依存している。

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