はじめに
第1章 子ども・若者育成支援推進法について
第2章 制度の概要及び業務の内容
第1節 ユースアドバイザーとは何か?
第2節 自立の困難を抱える若者の実態と支援サービスの課題
1 入口:早期発見と支援開始
2 支援:生活訓練・就労体験・職業訓練
3 出口:就労か社会参加活動
第3節 若者支援における諸機関が連携した支援体制の重要性
1 ユースパスウェイ・プログラム
2 イギリスの子ども改革
第4節 ユースアドバイザーの役割と養成
1 若者支援者の実態
2 ユースアドバイザーに求められるもの
3 ユースアドバイザーの研修・養成プログラム
第5節 海外の若者自立支援の例
1 イギリス:コネクションズ
2 オーストラリア:ユースパスウェイ
3 フランス:ミッションローカル及びPAIO(受入れ・情報提供・指導センター)
第6節 社会的排除への取組:海外の経験から学ぶこと
第7節 本書の構成
第3章 支援対象者の理解
第1節 若者を取り巻く現状
1 若者の人口と世帯構造(少子化・晩婚・非婚化をめぐる状況)
2 学校から職業生活への移行
3 雇用・就労をめぐる現況
4 若者のライフスタイル
5 情報化社会の現状と若者に及ぼす影響
6 若者のメンタルヘルス
7 若者の非行及び犯罪の現状
8 若者の自立支援の現状
第2節 若者の抱える問題(コンプレックスニーズを持つ若者の理解のために)
1 不登校,高校中退
2 若者のひきこもり
3 薬物依存(麻薬,覚せい剤,向精神薬,アルコール等)
4 非行・犯罪
5 摂食障害,自傷行為,自殺行動
6 HIV感染症
7 身体障害
8 知的障害・発達障害
9 精神障害(社会不安障害を含む。)
第4章 さまざまな社会資源─関係分野の制度,機関等の概要,関係機関の連携等─
第1節 関係分野の制度の概要,関係法規等(社会の仕組み)
1 社会保障の仕組み
2 公的扶助の仕組み
3 地域福祉の仕組み
4 障害者福祉の仕組み
5 児童福祉の仕組み
6 教育制度の仕組み
7 少年司法の仕組み
8 労働環境(職業紹介を含む。)の仕組み
第2節 ネットワーキング
1 ネットワークを構築する意味
2 生活保護ソーシャルワークにおけるネットワークの意義
3 子どもの心の問題をめぐるネットワークの意義
4 若者支援におけるネットワークの意義
5 ケース検討会、担当者レベルでの会合等の進め方
6 子ども・若者支援に関わる諸機関等
7 現場の実践例(横浜市における若者自立支援ネットワーク(ニート・ひきこもり状態にある若者の支援))
8 現場の実践例(三重県における若者の就労支援のためのネットワークづくり)
9 現場の実践例(当事者グループをコアとする,地域のネットワーク)
10 現場の実践例(ひきこもりの地域支援)
11 現場の実践例(宿泊型若者自立支援 若者自立塾・栃木の実践から)
12 現場の実践例(たちかわ若者サポートステーションの実践から)
第5章 支援の実施
第1節 相談における基本的態度と心得等
1 相談員としての基本的態度
2 自己理解・自己覚知
3 カウンセリングマインド
4 相談や支援の開始から終了までの流れ
5 動機づけ面接―Motivational Interviewing,MI
第2節 インテークと状況把握
1 インテークとは?
2 インテークへの準備
3 インテークの目的
4 インテーカーとして心掛けること
5 インテーカーにとって必要な要素
6 インテークの流れ
7 インテーク時の注意(主に医学的観点から)
8 インテーク例
9 現場の実践例(ぐんま若者サポートステーションの実践から)
10 現場の実践例(横浜市青少年相談センターの実践から)
第3節 支援計画作成のための評価
1 アセスメントのための面接
2 アセスメントのための心理検査
3 アセスメントのまとめ方
4 支援計画
5 現場の実践例(若者自立塾Y-MACの実践から)
6 現場の実践例(特別支援教育における査定~発達障害学生支援計画作成のための評価~)
第4節 グループワーク
1 グループワーク(グループを用いた支援)
2 グループの持つ力
3 グループワークの方法、技法
4 認知行動療法
5 SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)
6 現場の実践例(若者を対象としたグループワークの実践から~社会が求める真のコミュニケーション力とは何かを考える~)
7 現場の実践例(参加型ワークショップ(青少年就労支援ネットワーク静岡の実践から))
第5節 生活支援
1 生活自立支援の意味
2 生活自立支援のスタイル
3 現場の実践例(あすくるの「自分探し」・「生活改善」支援)
4 現場の実践例(兵庫県立神出学園の実践から)
5 現場の実践例(若者自立塾「キャリア・ビレッジ」の実践から)
第6節 就職(就学)支援
1 就職(就学)支援の意味
2 キャリア面からのアプローチ
3 メンタル面からのアプローチ
4 現場の実践例(あすくるの「就学」・「就労」支援)
5 現場の実践例(キャリアカウンセリング)
6 現場の実践例(ジョブコーチ)
7 現場の実践例(伴走型支援(青少年就労支援ネットワーク静岡の実践から))
8 現場の実践例(就学支援におけるさが若者サポートステーションの実践から)
9 現場の実践例(個別就労支援プログラムIndividual Placement and Support : IPS)
10 コラム(就労支援に関するエビデンス)
第7節 家族支援
1 家族支援の意味
2 キャリアの面から
3 メンタルの面から
4 具体的な家族支援の方法
5 心理教育
6 現場の実践例(あすくるの「家庭」支援)
7 現場の実践例(自立困難な若者を抱える家族への支援~不登校・ひきこもり支援を通して見えてきたもの~)
8 現場の実践例(山梨県立精神保健福祉センターにおける家族支援)
9 現場の実践例(大阪LD親の会「おたふく会」の活動)
第8節 フォローアップ
1 フォローアップの意味と課題
2 現場の実践例(NPO法人「育て上げ」ネットの実践から)
3 現場の実践例(フォローアップ(青少年就労支援ネットワーク静岡の実践から))
第9節 個人情報の取り扱い
1 個人情報管理に関する法規
2 個人情報保護法の概要(その1)-「基本法」部分
3 個人情報保護法の概要(その2)-「一般法」部分
4 個人情報の保護・管理
5 情報共有の可能性
6 個人情報の共有について
7 現場の実践例(非行少年等立ち直り支援システムにおける個人情報の取扱いについて)
8 現場の実践例(NPO法人「育て上げ」ネットの実践から)
第10節 アウトリーチ(訪問支援)の方法 ~ひきこもり,不登校等を中心に~
1 はじめに
2 教育分野における訪問面接
3 地域保健活動や児童福祉分野における訪問
4 医師による往診・訪問
5 民間の訪問カウンセリング活動
6 訪問活動の倫理
7 標準的な訪問ガイドライン
第11節 非行等幅広い分野におけるアウトリーチ(訪問支援)の方法
1 不適応問題解決の切り札としてのアウトリーチ
2 アウトリーチは孤立する若者の最後のセーフティネット
3 「施設型」支援とは異なるアウトリーチの特殊性
4 アウトリーチはその後の支援過程と一体のもの
5 若者と出会うまでの準備が成否の鍵を握る
6 「ワン・ダウンポジション」から始める「導入期」
7 若者から信頼を得て関係性を適正化する「安定期」
8 若者が抱える困難に多面的にアプローチする「展開期」
9 関係性の再調整行い援助者としての役割を終える「終結期」
第12節 アウトリーチ(訪問支援)に係る現場の実践例
1 現場の実践例(あだち若者サポートステーションの実践から)
2 現場の実践例(思春期ひきこもり等相談モデル事業)
3 現場の実践例 (三重県若者自立支援センターの実践から~ボランティア(ユースアドバイザー(三重県)及びユースサポーター)との連携を中心に~)
4 現場の実践例(あすくるの実践から)
第6章 地域におけるユースアドバイザー研修の実施
第1節 ユースアドバイザーの研修・養成プログラムについて
第2節 地域におけるユースアドバイザー研修の実施
1 対象者ごとに特に必要な研修内容
2 地域におけるユースアドバイザー研修実施計画(案)
3 参考資料(指導要領、指導案及び法律関連資料)
(1) ケース検討会,担当者レベルでの会合等の進め方
(2) 動機づけ面接-Motivational Interviewing, MI
(3) インテーク面接トレーニング
(4) アセスメントのまとめ方
(5) 支援計画
(6) グループワークの進め方と留意点
(7) SST
(8) 家族支援の意味
(9) アウトリーチ(訪問支援)の方法~ひきこもり,不登校等を中心に~
(10) 非行等幅広い分野におけるアウトリーチ(訪問支援)の手法
(参考資料)「子ども・若者育成支援推進法」関連資料
(11) 「子ども・若者育成支援推進法」条文 (PDF:155KB)
(12) 施行日政令 (PDF:7KB)
(13) 内閣府令 (PDF:57KB)
(14) 子ども・若者支援地域協議会設置・運営指針 (PDF:454KB)
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