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青少年とパソコンなどに関する調査研究(概要)

平成10年8月
総務庁青少年対策本部

I 調査の概要

1 調査の目的

 青少年のパソコンやインターネットなどに関する利用実態や有害情報への接触実態、併せて保護者のこれらに対する認知状況や意見、並びに高等学校におけるパソコンの設置状況や先生の意見を調査することを通じて、青少年に望ましい環境整備にかかわる基礎的な資料を得ることを目的とする。

2 調査地域、対象者

 (1) 調査地域

東京都、三重県、大阪府、岡山県及び福岡県


 (2) 調査対象者

i 青少年調査
  高校2年生及び大学1〜2年生   1,928人

ii 保護者調査
  青少年調査の対象となった高校生の保護者   1,244人

iii 学校調査
  青少年調査の対象となった5都府県に所在する全ての高等学校  875校



3 調査時期

平成9年11月〜12月


II 青少年調査の結果

1 インターネットの利用頻度

 青少年の中で、インターネットを知っている者は多い(78%)が、利用している者はまだまだ少数派である。
 インターネットを知っている者のうち、「定期的に利用している」、「何回か利用したことがある」を合わせても女子大学生で22.5%、男子大学生で15.8%、男子高校生で13.7%、女子高校生で11.3%であり、「利用したことがない」が男子高校生で70.0%、女子高校生で69.8%、男子大学生で65.7%、女子大学生で55.0%である。

2 インターネットを利用する時間と場所(定期的又は何回か利用したことがある者)

 最も利用する時間帯は昼間が主であるが、男子は、高校生も大学生も午後11時台〜午前1時台が女子と比較してかなり多い。
 最も利用する場所では、男子は、自宅や友人宅が多く、女子は学校が多い。

3 インターネットで使う機能(定期的又は何回か利用したことがある者)

 インターネット上で利用される機能は、「ホームぺージの内容を見る」が圧倒的に多く、「よくある」、「時々ある」を合わせると、男子大学生で97.9%である。

4 インターネット上のポルノ画像への接触(インターネットを知っている者)

 インターネット上でポルノ画像が見られることについては約8割の青少年が知っている。
 全体でインターネット上でポルノ画像が見られることを知っていると回答している者は、男子高校生では84.3%、男子大学生では94.9%となっている。女子高校生では54.8%、女子大学生では87.4%となっている。
 実際、ポルノ画像を見たことがあると回答した者は、インターネット利用者のうち、男子高校生では46.2%、男子大学生では51.1%となっている。(女子高校生では 8.2%、女子大学生では 4.0%)

5 インターネット上の残虐な画像への接触(インターネットを知っている者)

 ポルノ画像ほど青少年に知られておらず( 知っている者: 全体の30.5%)、見たことがある者も少ない。
 全体でインターネット上で残虐な画像が見られることを知っていると回答している者は、男子高校生では34.8%、男子大学生では41.4%となっている。女子高校生では16.6%、女子大学生では30.6%となっている。
 残虐な画像を見たことがあると回答した者は、インターネット利用者のうち、男子高校生では20.9%、男子大学生では 6.4%、女子高校生では 4.1%、女子大学生では 0%となっている。

III 保護者調査の結果

1 パソコンの使用経験

 パソコンを使用した経験のある者は、父親で56.1%、母親で35.1%、全体で46.1%であり、自宅にパソコンのある者は、全体で36.8%である。また、インターネットを知っている者で自宅のパソコンが「インターネットに接続されている」と答えた者は、全体で 7.5%である。

2 高校生がインターネットでポルノ画像を見ることの是非について(インターネットを知っている者)

 父親も母親も過半数以上は「いけない」と答えているのに対し、男子高校生では57.8%、女子高校生では30.4%が「見ても構わない」と答えている。

高校生がインターネットでポルノ画像を見ることの是非について

高校生がインターネットでポルノ画像を見ることの是非について


3 インターネット上のポルノ画像の規制や対策(インターネットを知っている者)

 インターネット上のポルノ画像の規制や対策の必要性については、「必要である」という回答が多かった順に、「発信者の自主規制」(71.3%)、「発信者の法的規制」(65.0%)、「プロバイダーの自主規制」(62.4%)、「プロバイダーの法的規制」(57.1%)、「保護者や学校の自衛的措置」(48.3%)である。これらについて、「必要ない」とする意見は、「保護者や学校の自衛的措置」で13.6%であり、他の項目では1割以下である。

インターネット上のポルノ画像の規制等

インターネット上のポルノ画像の規制等



IV 学校調査の結果

1 パソコンの設置と利用状況

 教育用と事務用を合わせた学校全体のパソコン台数は、51〜100台の学校が43.1%(平均概算で68.5台)で最も多く、そのうち、生徒が放課後や部活動を通じて自由に利用できるパソコンは41〜50台の学校が 23.6 %(平均概算で34.4台)で最も多い。
 インターネットに接続できるパソコンはかなり限定されており、平均概算で 6.9台、0台の学校が45.5%、1〜5台の学校が41.1%を占めている。

2 規制についての意見

 インターネット上のポルノや残虐な画像に対する何らかの規制や対策の必要性については、「必要である」という回答が多かった順に、「保護者や学校の自衛的措置」(79.5%)、「発信者の自主規制」(78.6%)、「プロバイダーの自主規制」(67.7%)、「発信者の法的規制」(50.6%)、「プロバイダーの法的規制」(45.0%)である。いずれについても、「必要ない」とする意見は2割以下にとどまる。

インターネット上のポルノや残虐な画像の規制等

インターネット上のポルノや残虐な画像の規制等


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