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子ども・若者育成支援青少年に関する調査研究等 > 青少年の生活と意識に関する基本調査

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青少年の生活と意識に関する基本調査(概要)

平成8年12月
総務庁青少年対策本部


I 調査実施の概要

1 調査の目的

 本調査は,家庭,学校,職業,地域社会・国家,人生観などの各領域における我が国の青少年の生活実態,価値観及び満足度などを把握するとともに,青少年の健全育成にかかわる親の意識を明らかにし,もって青少年に関する基本的かつ総合的な施策の樹立のための基礎資料を得ることを目的とする。

2 調査対象者

 (1) 青少年

以下の者を層化二段無作為抽出法により抽出
 ア 小学4年生〜中学3年生の男子及び女子・・・3,000人
 イ 15〜24歳の男子及び女子・・・3,000人

 (2) 青少年の親

 調査対象青少年アの父親及び母親…1,500人
(注) 層化二段無作為抽出法とは,行政単位(都道府県・市町村)と地域によって全国をいくつかのブロックに分類し(層化),各層に調査地点を人口に応じて比例配分し,国勢調査における調査区域及び住民基本台帳を利用して(二段),各地点ごとに一定数のサンプル抽出を行うものである。


3 調査領域

 (1) 青少年

 ア 基本的属性,イ 家庭関係,ウ 学校関係,エ 職業関係,オ 地域社会・国家関係,カ 人生観関係

 (2) 青少年の親

 ア 基本的属性,イ 親子の接触,ウ しつや教育についての悩み,エ 子供に対する期待,オ 性別役割観,
 カ 学校や地域社会とのかかわり


4 調査方法等

 (1) 調査方法

調査員による個別訪問面接調査

 (2) 有効回収数

ア 小学4年生〜中学3年生の男子及び女子   2,475人(有効回収率82.5%)
イ 15〜24歳の男子及び女子          1,816人(有効回収率60.5%)
ウ 上記ア(小学4年生〜中学3年生の男子及び女子)の父母 1,027人(有効回収率68.5%)
(注)父母の有効回収数は,調査対象となった小学4年生〜中学3年生からも調査票が有効に回収されていることを条件としている。


5 調査時期

平成7年11月22日〜12月13日

6 調査機関

(社)新情報センター

II 調査結果の概要

 「青少年を対象とする調査の結果」及び「青少年の親を対象とする調査の結果」の概要を紹介する。


1 青少年を対象とする調査の結果

(1) 家庭関係

 ア 父母との会話の頻度

 父親との会話の頻度についてみると,<「非常によく話す方」+「話す方」>と回答した男子は,小学4〜6年生で74.1%となっており,中学生で66.4%に減り,15〜17歳,18〜21歳,22〜24歳で6割程度みられる。また,女子では,小学4〜6年生で79.1%となっており,中学生,15〜17歳及び18〜21歳で7割程度に減っており,22〜24歳で60.8%となっている。
 母親との会話の頻度についてみると,<「非常によく話す方」+「話す方」>と回答した男子は,小学4〜6年生で90.3%となっており,調査対象者の年齢区分が高くなるに従って同割合は減っており,22〜24歳で77.5%となっている。また,女子では,各年齢区分で9割以上となっている。


 イ 父母との会話の内容

 父親との会話の内容は,男子,女子共に,小学4〜6年生及び中学生で「遊びや趣味のこと」,「友達のこと」,「学校や先生のこと」,「勉強や成績のこと」が上位に挙げられており,15〜17歳では,会話する内容の上位に「進路や将来のこと」が新たに加わり,18〜21歳及び22〜24歳では,「社会の出来事やニュースのこと」,「自分の職場や仕事のこと」が上位に挙げられている。
 また,母親との会話の内容については,男子は父親との会話の内容と類似しているが,女子では小学4年生〜21歳で最も多く話している内容は「友達のこと」で,22〜24歳でも第2位に挙げられている。


 ウ 父母の理解度・青少年の家庭生活への満足度

 父親及び母親が自分のことをどれくらい分かってくれているか,いわゆる,理解度について年齢区分別にみると,男子,女子共に,母親の方が父親よりも理解度は高いと感じている者が多く(小学4〜6年生を除く。),特に,「とてもよく分かっている」と回答した者をみると,男子では,父親及び母親でそれぞれ1割程度みられるのに対して,女子では,母親で2割程度,父親で1割程度みられる。また,家庭生活への満足度も,男子,女子共に,8〜9割程度の者が<「とても楽しい」+「楽しい」>と回答しており,家庭の悩みや心配事もないとする者も多くみられる。



(2) 学校関係

 ア 学校生活で楽しい時間・意義

 小学4年生〜中学3年生に学校生活で楽しい時間を複数回答方式で質問した結果,各学年で男子,女子共に,「休み時間」,「クラブ活動や部活動の時間」が上位に挙げられており,「国語・算数(数学)などの授業の時間」,「学級会(ホームルーム)の時間」は下位に挙げられている。
 また,高校生,「短期大学・高専,専門学校(専修学校専門課程)在学者」及び「大学,大学院在学者」に対しては,学校生活の意義を複数回答方式で質問しているが,男子,女子共に,「友達との友情をはぐくむ」ことが上位に挙げられており,「短期大学・高専,専門学校(専修学校専門課程)在学者」では,「専門的知識を身に付ける」が最も多くみられる。


 イ 学校生活で嫌なこと・不満

 小学4年生〜中学3年生に学校生活で嫌なことについて複数回答方式で質問した結果,各学年で男子,女子共に「特にいやなことはない」と回答している者が最も多く,嫌なことがあると回答した者についてみると,男子では,各学年で「勉強がよくわからない」や「成績がなかなか上がらない」ことを挙げる者が多く,女子では,小学4〜6年生で「運動がにがて」,中学生で「成績がなかなか上がらない」や「勉強がよくわからない」ことを挙げる者が多くみられる。
 高校生,「短期大学・高専,専門学校(専修学校専門課程)在学者」及び「大学,大学院在学者」には,学校生活に関する不満について質問しているが,高校生及び「短期大学・高専,専門学校(専修学校専門課程)在学者」では,男子,女子共に「特に不満がない」と回答した者が最も多くみられる。不満があると回答した者についてみると,高校生では,「学校の規則のこと」を挙げる者が最も多く,「短期大学・高専,専門学校(専修学校専門課程)在学者」では「授業の内容ややり方・進み方のこと」,「大学,大学院在学者」では「施設や設備のこと」を挙げている者が最も多くみられる。


 ウ 塾やけいこごと

 小学4年生〜高校3年生に学校以外で習い事をしているか複数回答方式で質問した結果,「野球,サッカー,体操など」及び「習字」を習っている男子は,学校段階が高くなるに従って同割合は減っており,また,「音楽(ピアノ,エレクトーン,バイオリンなど)」及び「習字」を習っている女子も,学校段階が高くなるに従って同割合は減っている。
 「学習塾,予備校」に通っている者は,男子,女子共に.小学4〜6年生で3割程度となっているが,中学生では4〜5割程度に増えており,高校生では1割程度となっている。
 「何もしていない」と回答した者は,男子,女子共に,小学4〜6年生で2割程度,中学生で3割程度,高校生で7割程度みられる。


塾やけいこごと(小学4年生〜高校3年生(男子),複数回答)

塾やけいこごと(小学4年生〜高校3年生(男子),複数回答)の棒グラフです



塾やけいこごと(小学4年生〜高校3年生(女子),複数回答)

塾やけいこごと(小学4年生〜高校3年生(女子),複数回答)の棒グラフです



(3) 職業関係

 ア 希望職種

 就労していない青少年を対象に,将来どんな職業に就きたいと思うか質問した結果,男子,女子共に,各年齢区分で「まだわからない」と回答した者が最も多くみられる(22〜24歳の男子を除く。)。特に,22〜24歳の青少年では,女子の方が男子よりも「まだわからない」と回答した者が多い(女子23.9%,男子15.8%)。
 希望職種を挙げた青少年をみると,小学4〜6年生の男子で1番多く回答した職業は「スポーツ選手」(25.3%)であり,中学生 8.5%,15〜17歳 1.0%, 18〜21歳 0.9%, 22〜24歳では該当者なしとなっている。また,小学4〜6年生の男子で2番目に多く回答した職業は「会社員」( 5.6%)であり,調査対象者の年齢区分が高くなるに従って同割合は増えており,中学生及び15〜17歳で1割程度(中学生 8.8%.15〜17歳 9.1%),18〜21歳19.1%,22〜24歳26.3%となっている。
 小学4〜6年生の女子で1番多く回答した職業は「幼稚園や小・中・高等学校の先生など」(12.3%)であり,中学生 8.2%,15〜17歳 7.6%,18〜21歳10.4%,22〜24歳 7.5%となっている。また, 小学4〜6年生の女子で2番目に多く回答した職業は「看護婦,保母など」( 9.7%)であり,中学生13.8%,15〜17歳10.8%,18〜21歳12.2%,22〜24歳 7.5%となっている。


 イ 望ましい職場像・転職観

 15〜24歳の青少年にどんな職場で働きたいか3つまで複数回答できる方式で質問した結果,男子,女子共に,各年齢区分で「人間関係が良い職場」を挙げる者が最も多く,次いで「自分の才能が生かせる職場」,「収入が多い職場」となっている。また,転職についての考え方を各年齢区分ごとにみると,男子,女子共に,「職場に強い不満があれば,転職することもやむをえない」と考える者が多くみられる。



(4) 地域社会・国家関係

 ア 日本社会への満足度

 15〜24歳の青少年に今の日本の社会にどの程度満足しているか質問した結果,<「不満」+「やや不満」>と回答した男子は,15〜17歳49.9%,18〜21歳54.3%,22〜24歳54.7%となっている。また,<「満足」+「まあ満足」>と回答した男子は,15〜17歳48.1%,18〜21歳43.4%,22〜24歳43.3 %となっている。
 <「不満」+「やや不満」>と回答した女子は,15〜17歳45.5%,18〜21歳49.4%,22〜24歳54.0%となっている。また,<「満足」+「まあ満足」>と回答した女子は,15〜17歳45.8%,18〜21歳47.7%,22〜24歳43.3%となっている。


 イ 日本社会の問題点

 15〜24歳の青少年に,今の日本の社会について,どのようなことが問題だと思うか複数回答方式で質問した結果,「環境破壊が進んでいること」と回答した男子は,15〜17歳56.3%,18〜21歳53.7%,22〜24歳61.9%となっている。また,「就職が難しいこと」と回答した男子は,15〜17歳57.6%,18〜21歳52.3%,22〜24歳42.9%となっている。さらに,「良い政治が行われていない」と回答した男子は,15〜17歳33.6%,18〜21歳45.1%,22〜24歳52.9%となっている。
 「就職が難しいこと」と回答した女子は,15〜17歳74.1%,18〜21歳67.4%,22〜24歳55.6%となっている。また,「環境破壊が進んでいること」と回答した女子は,15〜17歳53.1%,18〜21歳52.3%,22〜24歳50.0%となっている。さらに,「良い政治が行われていない」と回答した女子は,15〜17歳34.5%,18〜21歳42.9%,22〜24歳48.7%となっている。



(5) 人生観関係

 ア 人の暮らし方

 15〜24歳の青少年に,人の暮らし方について質問した結果,「その日,その日を楽しく生きたい」と回答した男子は,15〜17歳26.4%,18〜21歳及び22〜24歳で2割程度みられる(18〜21歳19.8%,22〜24歳21.4%)。また,「身近な人との愛情を大事にしていきたい」と回答した男子は,15〜17歳16.9%,18〜21歳26.7%,22〜24歳28.6%となっている。さらに,「自分の趣味を大切にしていきたい」と回答した男子は,15〜17歳22.0%,18〜21歳19.8%,22〜24歳16.7%となっている。
 「身近な人との愛情を大事にしていきたい」と回答した女子は,調査対象者の年齢区分が高くなるに従って同割合は増えており,15〜17歳30.0%,18〜21歳35.8%,22〜24歳46.7%となっている。また,「その日,その日を楽しく生きたい」と回答した女子は,15〜17歳29.3%,18〜21歳22.9%,22〜24歳19.5%となっている。さらに,「自分の趣味を大切にしていきたい」と回答した女子は,15〜17歳14.5%,18〜21歳18.6%,22〜24歳13.2%となっている。


人の暮らし方(15〜24歳(男子))

人の暮らし方(15〜24歳(男子))の棒グラフです



人の暮らし方(15〜24歳(女子))

人の暮らし方(15〜24歳(女子))の棒グラフです


イ 悩みや心配事の有無とその内容

 中学1年生〜24歳の青少年に,悩みや心配事があるか複数回答方式で質問した結果,中学生の男子では,「悩みや心配事はない」と回答した者が最も多く46.1%となっており,15〜17歳及び18〜21歳で3割程度,22〜24歳35.2%となっている。
 「勉強や進学のこと」と回答した男子は,中学生44.4%,15〜17歳48.8%となっているが,18〜21歳,22〜24歳にかけて同割合は減っており,18〜21歳26.1%,22〜24歳11.4%となっている。
 また,「就職のこと」と回答した男子は,15〜17歳,18〜21歳及び22〜24歳で2割程度みられる。
 さらに,「お金のこと」と回答した男子は,調査対象者の年齢区分が高くなるに従って同割合は増えており,中学生10.0%であったものが,22〜24歳で27.6%となっている。
 中学生の女子では,「勉強や進学のこと」と回答した者が最も多く48.9%となっており,15〜17歳で54.8%となっているが,18〜21歳,22〜24歳にかけて同割合は減っており,18〜21歳19.4%,22〜24歳 3.3%となっている。
 また,中学生の女子では,「悩みや心配事はない」と回答した者が2番目に多く41.3%となっており,15〜17歳及び18〜21歳で3割程度みられるが,22〜24歳では43.0%に増えている。
 さらに,「就職のこと」と回答した女子は,中学生で11.9%となっているが,15〜17歳22.1%,18〜21歳で27.5%に増えており,22〜24歳で11.3%に減っている。


悩みや心配事の有無とその内容(中学1年生〜24歳(男子),複数回答)

悩みや心配事の有無とその内容(中学1年生〜24歳(男子),複数回答)の棒グラフです



悩みや心配事の有無とその内容(中学1年生〜24歳(女子),複数回答)

悩みや心配事の有無とその内容(中学1年生〜24歳(女子),複数回答)の棒グラフです


 ウ 生きがいを感じるとき

 15〜24歳の青少年に,どんなときに生きがいを感じるか複数回答方式で質問した結果,「友人や仲間といるとき」と回答した男子は,15〜17歳及び18〜21歳で最も多く(15〜17歳64.1%,18〜21歳61.2%),22〜24歳で53.3%となっている。また,「スポーツや趣味に打ち込んでいるとき」と回答した男子は,15〜17歳59.7%,18〜21歳58.0%,22〜24歳55.2%となっている。
 「友人や仲間といるとき」と回答した女子は,各年齢区分で最も多く,15〜17歳74.8%,18〜21歳68.7%,22〜24歳53.6%となっている。また,「スポーツや趣味に打ち込んでいるとき」と回答した女子は,各年齢区分で2番目に多く,15〜17歳41.7%,18〜21歳42.6%,22〜24歳34.8%となっている。



2 青少年の親を対象とする調査の結果

(1) 親子の接触

 ア 親子の接触時間とそれに対する親の評価

 小学4年生〜中学3年生の親に,平日に自分の子供と一緒にいる時間はどのくらいか質問した結果,小学4〜6年生の父親では,「30分くらい」と回答した者が最も多く29.1%となっており,次いで「1時間くらい」23.2%となっている。また,中学生の父親では,「1時間くらい」と回答した者が最も多く24.3%,次いで「30分くらい」23.4%となっている。
 小学4〜6年生及び中学生の母親では,共に「1時間くらい」と回答した者が最も多く,小学4〜6年生の母親25.6%,中学生の母親25.8%となっており,次いで「2時間くらい」と回答した者が2番目に多く,小学生の母親19.6%,中学生の母親24.1%となっている。
 また,自分の子供と一緒に過ごしている時間は十分だと思うか質問した結果,親子の接触時間は<「十分だと思う」+「ほぼ十分だと思う」>と回答した者は,母親の方が父親よりも多く,小学4〜6年生の母親64.2%,父親42.2%,また,中学生の母親65.3%,父親37.8%となっている。


親子の接触時間(小学4年生〜中学3年生の父親)

親子の接触時間(小学4年生〜中学3年生の父親)の棒グラフです



親子の接触時間(小学4年生〜中学3年生の母親)

親子の接触時間(小学4年生〜中学3年生の母親)の棒グラフです



親子の接触時間の評価(小学4年生〜中学3年生の親)

親子の接触時間の評価(小学4年生〜中学3年生の親)の棒グラフです


 イ 子供に対する親の理解度

 小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子供の気持ちがよく分かっているかどうか質問した結果,自分の子供の気持ちが<「とてもよく分かっている」+「よく分かっている」>と回答した者は,母親の方が父親よりも多く,小学4〜6年生の母親81.4%,父親66.2%,また,中学生の母親71.4%,父親58.9%となっている。


子供に対する親の理解度(小学4年生〜中学3年生の親)

子供に対する親の理解度(小学4年生〜中学3年生の親)の棒グラフです



(2) しつけや教育についての悩み

 小学4年生〜中学3年生の親に,しつけや教育についての悩みを複数回答方式で質問した結果,小学4〜6年生の親では,父親, 母親共に,「特に悩みや不安を感じていることはない」と回答した者が最も多く,父親48.1%,母親33.0%となっている。また,小学4〜6年生の親では,父親,母親共に,2番目に多く回答したものは「子供に基本的な生活習慣(あいさつ,規則正しい食生活,整理・整頓など)が身に付いていない」であり,さらに,父親,母親共に,3番目に多く回答したものは「子供の進学や受験のことが心配である」となっている。
 中学生の親では,父親,母親共に,「子供の進学や受験のことが心配である」と回答した者が最も多くみられる。また,中学生の父親では,「子供に基本的な生活習慣(あいさつ,規則正しい食生活,整理・整頓など)が身に付いていない」と回答した者が2番目に多く,次いで「特に悩みや不安を感じていることはない」となっている。中学生の母親では,「特に悩みや不安を感じていることはない」と回答した者が2番目に多く,次いで「子供が勉強しない」となっている。


(3) 子供に対する期待

 ア 子供に望む性格特性

 小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子供に将来どのような性格を持つ大人になってほしいか3つまで複数回答できる方式で質問した。
 小学4〜6年生及び中学生の男子を持つ父親は,自分の子供に対して,「思いやり」及び「規則を守り,人に迷惑をかけない公共心」を望んでいる者が最も多く,それぞれ48.1%となっており,次いで「責任感」41.9%,「礼儀正しさ」34.9%となっている。
 また,小学4〜6年生及び中学生の女子を持つ父親は,自分の子供に対して,「思いやり」を望んでいる者が最も多く63.8%となっており,次いで「規則を守り,人に迷惑をかけない公共心」47.6%,「礼儀正しさ」40.5%となっている。
 小学4〜6年生及び中学生の男子を持つ母親は,自分の子供に対して「規則を守り,人に迷惑をかけない公共心」を望んでいる者が最も多く54.7%となっており,次いで「思いやり」53.6%,「責任感」44.3%となっている。
 また,小学4〜6年生及び中学生の女子を持つ母親は,自分の子供に対して,「思いやり」を望んでいる者が最も多く73.5%となっており,次いで「規則を守り,人に迷惑をかけない公共心」50.5%,「礼儀正しさ」33.1%となっている。


 イ 子供に望む暮らし方

 小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子供に将来どのような暮らし方をしてほしいか質問した結果,小学4〜6年生及び中学生の女子を持つ父親,母親共に,「身近な人との愛情を大事にする」暮らし方を望む者が最も多く,父親58.6%,母親65.2%となっており,また,小学4〜6年生及び中学生の男子を持つ父親,母親でも,共に「身近な人との愛情を大事にする」暮らし方を望む者が最も多く,父親44.0%,母親52.2%となっている。
 「社会や他の人々のためにつくす」暮らし方に関しては,小学4〜6年生及び中学生の男子を持つ父親,母親で共に2割程度みられ(父親20.7%,母親18.3%),また,小学4〜6年生及び中学生の女子を持つ父親では16.7%,母親では13.9%となっている。



(4) 学校や地域社会とのかかわり

 ア 学校教育への満足度

 小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子供が通っている学校での教育に,親としてどのくらい満足しているか質問した結果,父親(全体),母親(全体)共に,<「満足である」+「やや満足である」>と回答した者は8割程度みられるが,このうち,「満足である」と回答した者は,父親(全体)10.2%,母親(全体)12.2%となっている。


 イ 我が国の子育てや教育の問題点

 小学4年生〜中学3年生の親に,我が国における子育てや教育の問題点について複数回答方式で質問した結果,小学4〜6年生及び中学生の父親,母親,共に「受験競争が厳しいこと」と回答した者が最も多く,小学4〜6年生の父親63.7%,中学生の父親66.4%,小学4〜6年生の母親70.9%,中学生の母親66.7%となっている。
 また,小学4〜6年生及び中学生の父親,小学4〜6年生の母親では,2番目に「家庭でのしつけや教育が不十分であること」を挙げており,小学4〜6年生の父親57.4%,中学生の父親48.6%,小学4〜6年生の母親53.7%となっている。中学生の母親では,2番目に「世の中全般の風俗が乱れていること」(50.9%)が挙げられている。


(%)
順位

調査対象者
10 11
父親 小学4〜6年生の
父親
受験競争が厳しいこと

63.7
家庭でのしつけや教育が不十分であること

57.4
テレビやマンガなどから、子供たちが悪い影響を受けること

43.5
教師と生徒の接触が乏しいこと

40.1
世の中全般の風俗が乱れていること

38.0
子供たちの遊び場が少ないこと

37.6
子供たちの生活が勉強に偏りがちであること

37.1
学校で教えることが多過ぎること

31.2
地域社会と子供たちのかかわりが乏しいこと

26.2
教師の教育する力が不十分であること

25.7
学校の規則が厳し過ぎること

13.9
中学生の父親 受験競争が厳しいこと

66.4
家庭でのしつけや教育が不十分であること

48.6
教師と生徒の接触が乏しいこと

39.7
子供たちの生活が勉強に偏りがちであること

36.9
世の中全般の風俗が乱れていること

36.4
テレビやマンガなどから、子供たちが悪い影響を受けること

35.0
子供たちの遊び場が少ないこと

33.6
学校で教えることが多過ぎること

30.8
地域社会と子供たちのかかわりが乏しいこと

29.4
教師の教育する力が不十分であること

26.6
学校の規則が厳し過ぎること

19.6
母親 小学4〜6年生の
母親
受験競争が厳しいこと

70.9
家庭でのしつけや教育が不十分であること

53.7
世の中全般の風俗が乱れていること






本件問い合わせ先
 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付
  青少年調査担当
 TEL(直通)03−3581−1191

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