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第3部 青少年の親を対象とする調査の結果

第4章 子どもに対する期待と子育ての意味

1 子どもに対する期待

(1) 進ませたい学校段階

(調査票B)

Q7 〔カード7〕あなたは○○さんを,どの段階の学校まで進ませたいと思いますか。この中から一つ選んでください。


図3-4-1  <CSVデータ>

親が希望する子どもの最終学歴の構成比を示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子どもをどの学校段階まで進ませたいか聞いたところ,図3-4-1のとおりである。

「大学まで」が54.6%と半数を超え,次いで,「高等学校まで」が19.1%,「短期大学・高専まで」が9.8%,「専門学校(専修学校専門課程)まで」が8.3%,「大学院まで」が1.3%となっている。

前回調査と比較すると,大きな変化はみられない。

子どもの性別の父母別にみると,「大学まで」という回答は,男子を持つ父親(64.5%)と母親(65.3%)の比率が高く,女子を持つ父親(40.6%)と母親(46.5%)を大きく上回っている。一方,「短期大学・高専まで」は女子を持つ父母の比率が高くなっている。(図3-4-2)


図3-4-2 進ませたい学校段階(子どもの性別の父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の性別及び父母別に親が希望する子どもの最終学歴の構成比を示したグラフ

(2) 子どもに望む性格特性

(調査票B)

Q8 〔カード8〕あなたは,○○さんに,将来どのような性質を持った大人になってほしいと思いますか。この中から特に重要と思うものを三つまで選んでください。(3M.A.)


図3-4-3  <CSVデータ>

親が希望する子どもの将来の性格の構成比を示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子どもに将来どのような性格を持つ大人になってほしいか,選択肢の中から3つまで挙げてもらった結果は,図3-4-3のとおりである。

「思いやり」が63.6%で最も多く,次いで,「規則を守り,人に迷惑をかけない公共心」(48.8%),「責任感」(38.8%),「礼儀正しさ」(33.3%)などの順となっている。

前回調査と比較すると,各項目の比率に大きな変化はみられないが,前回7位(16.7%)であった「金銭や物を大切にする心」が今回9位(12.7%)に順位を下げている。

子どもの性別の父母別にみると,「思いやり」は女子を持つ父親(73.6%)と母親(69.4%)に多く,「責任感」は男子を持つ父親(43.4%)と母親(44.7%)に多くなっている。(図3-4-4)


図3-4-4 子どもに望む性格特性(子どもの性別の父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の性別及び父母別に親が希望する子どもの将来の性格の構成比を示したグラフ

(3) 子どもに望む暮らし方

(調査票B)

Q9 〔カード9〕あなたは,○○さんに,将来どのような暮らし方をしてほしいと思いますか。この中から,あなたが最も重視するものを一つだけ選んでください。


図3-4-5  <CSVデータ>

親が希望する子どもの将来の暮らし方の構成比を示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子どもに将来どのような暮らし方をしてほしいかを聞いた結果は,図3-4-5のとおりである。

「身近な人との愛情を大事にする」が56.9%で過半数を占めている。次いで,「社会や他の人々のためにつくす」(18.4%),「経済的に豊かになる」(9.1%),「その日,その日を楽しく生きる」(7.2%),「自分の趣味を大切にしていく」(5.6%),「良い業績をあげて,地位や高い評価を得る」(1.5%)の順となっている。

前回調査と比較すると,順位,比率ともほとんど変化はみられない。

子どもの性別の父母別にみると,いずれの層でも「身近な人との愛情を大事にする」暮らし方を望む者が最も多くなっているが,特に,女子を持つ父親(62.9%)と母親(64.6%)では6割台を占めて多くなっている。一方,男子を持つ父親では「身近な人との愛情を大事にする」(43.4%)が比較的少なく,その分「社会や他の人々のためにつくす」(26.9%)が多くなっている。(図3-4-6)


図3-4-6 子どもに望む暮らし方(子どもの性別の父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の性別及び父母別に親が希望する子どもの将来の暮らし方の構成比を示したグラフ


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