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第3部 青少年の親を対象とする調査の結果

第4章 子どもに対する期待と子育ての意味

2 子育ての意味

(1) 子どもの育ち方

(調査票B)

Q10 〔カード10〕あなたは,自分の目からみて,自分の子ども(たち)は,よく育っていると思いますか。この中から一つ選んでください。


図3-4-7  <CSVデータ>

親の子どもの育ち方に関する認識の構成比を示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,自分の子どもがよく育っていると思うかどうかを聞いた結果は,図3-4-7のとおりである。

「まあまあよく育っていると思う」(79.9%)が8割を占め,「非常によく育っている」(14.9%)と合わせると20人中19人は『よく育っている』と回答したことになる。

父母別にみると,「非常によく育っている」と「まあまあよく育っていると思う」の比率にほとんど差はみられない。(図3-4-8)


図3-4-8 子どもの育ち方(父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子どもの育ち方に関する認識の構成比を示したグラフ

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子どもの育ち方に関する認識の構成比を示したグラフ

(2) 子育ての意味

(調査票B)

Q11 〔カード11〕あなたにとって,子どもを持ち,育てるということはどのような意味を持っていますか。この中から主なものを三つまで選んでください。(3M.A.)


図3-4-9  <CSVデータ>

親の子育てに対する認識の構成比を示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,自分にとって子どもを持ち,育てるということはどのような意味を持っているか,選択肢の中から3つまで挙げてもらった結果は,図3-4-9のとおりである。

「子どもを持ち,育てることによって,自分が成長する」が71.4%で最も多く,次いで,「次の社会をになう世代をつくる」(56.9%)と「家族の結びつきを強める」(55.4%)が5割台で挙げられ,上位3項目となっている。以下,「自分の生命を伝える」(28.9%),「子どもを育てるのは楽しい」(23.9%)などの順となっている。

前回調査と比較すると,上位3項目はいずれも比率が微増しているものの,順位,比率とも大きな変化はみられない。

父母別にみると,「子どもを持ち,育てることによって,自分が成長する」は小学4〜6年生の母親(81.5%)と中学生の母親(78.9%)に多く,8割前後に達している。一方,中学生の父親では「次の社会をになう世代をつくる」(67.8%)が最も多く,「子どもを持ち,育てることによって,自分が成長する」(62.1%)が続いている。また,小学4〜6年生の父親では「子どもを持ち,育てることによって,自分が成長する」(58.8%),「次の社会をになう世代をつくる」(58.8%),「家族の結びつきを強める」(58.3%)がほぼ同率となっている。(図3-4-10)


図3-4-10 子育ての意味(父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子育てに対する認識の構成比を示したグラフ

(3) 子育てに伴う感情

(調査票B)

Q12 a 〔カード12〕あなたは,「子育ては,楽しみや生きがいである」という意見について,どのように感じますか。この中から一つ選んでください。


図3-4-11  <CSVデータ>

親の子育てに伴う感情についての認識の構成比を前回調査と比較して示したグラフ

b 〔カード12〕では,「子育ては,つらく,苦労が多い」という意見については,どのように感じますか。この中から一つ選んでください。


親の子育てに伴う感情についての認識の構成比を前回調査と比較して示したグラフ

調査対象となった小学4年生〜中学3年生の親に,子育てに伴う感情について2つの例を挙げて聞いた結果は,図3-4-11のとおりである。

まず‘子育ては,楽しみや’生きがいである’という意見については,「とてもそう思う」が40.0%,「ややそう思う」が47.9%で,合わせると『そう思う』という回答は87.9%を占めている。

前回調査と比較すると,前回も『そう思う』という回答は87.7%を占めており,今回と同率となっている。

一方,‘子育ては,つらく,苦労が多い’は,「とてもそう思う」が9.8%,「ややそう思う」が38.3%で,合わせると『そう思う』という回答は48.1%。一方,「まったくそう思わない」が9.7%,「あまりそう思わない」が41.8%で,合わせると『そう思わない』という回答は51.5%となっており,『そう思う』という回答の比率と拮抗している。

前回調査と比較すると,前回調査の『そう思う』が44.7%,『そう思わない』が54.9%で,両者の比率の差は今回の方が小さくなっている。

次いで,それぞれを父母別にみたものが,図3-4-12・13である。

まず父母別にみると,『そう思う』という回答は父親の88.9%,母親の87.2%を占めており,大きな差はみられない。(図3-4-12)


図3-4-12 子育てに伴う感情−a) 「子育ては,楽しみや生きがいである」(父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子育てを楽しみや生きがいとする意見に対する認識の構成比を示したグラフ

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子育てを楽しみや生きがいとする意見に対する認識の構成比を示したグラフ

次いで,‘子育ては,つらく,苦労が多い’という意見を父母別にみると,『そう思う』という回答は母親(52.0%)が父親(43.1%)を9ポイント上回っている。特に,小学4〜6年生の父親では『そう思わない』(60.1%)と『そう思う』(39.9%)に20ポイントの差がみられる。(図3-4-13)


図3-4-13 子育てに伴う感情−b) 「子育ては,つらく,苦労が多い」(父母別)  <CSVデータ>

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子育てはつらく苦労が多いという意見に対する認識の構成比を示したグラフ

小学4年生〜小学6年生及び中学生の父母別に子育てはつらく苦労が多いという意見に対する認識の構成比を示したグラフ


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