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第II部 調査の結果】

第2章 青少年の親対象調査の結果

第3節 親子関係について

1 育児観(csvデータ
  図II−2−3−1

 育児観について,「親は子どもの一生に責任を持つ義務がある」,「子どもに伝えたい生き方や価値観がある」,「子どもは親の思うようにはならない」,「子どもは放っておいても育つものだ」,「子どもの話をできるだけ聞くことが重要だ」の5項目をあげて聞いた(図II−2−3−1),。
 「そう思う」と積極的に肯定する者が最も多いのは,「子どもの話をできるだけ聞くことが重要だ」(72.6%)で,「どちらかというとそう思う」(24.8%)という者を合わせると,97.5%が肯定的に考えている。また,「子どもは親の思うようにはならない」と「子どもに伝えたい生き方や価値観がある」についても『そう思う』(思うようにならない91.3%,伝えたい生き方がある87.2%)という者が9割前後を占めている。
 「親は子どもの一生に責任を持つ義務がある」という考え方について,「そう思う」という者は30.1%で,「どちらかというとそう思う」(34.1%)という者を合わせると,64.3%が肯定的にとらえている。
 これに対して,「子どもは放っておいても育つものだ」という考え方については,「全くそう思わない」という者が27.3%で,「どちらかというとそう思わない」(41.4%)という者を合わせると,否定的な者が68.7%となっている。

 「親は子どもの一生に責任を持つ義務がある」を父母別に見ると,「そう思う」という回答が父親(32.5%)で,「どちらかというとそう思わない」という回答が母親(29.4%)でそれぞれ多くなっている(図II−2−3−2)。
 父母・年齢別に見ると,母の55〜59歳で「どちらかというとそう思わない」(37.4%)と「全くそう思わない」(8.1%)を合わせた『そう思わない』という者が45.5%で他の性・年齢層より多くなっている(図II−2−3−2)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,子どもと別居している父親で“子どもの一生に責任を持つ義務があ
る”と『思う』者の割合がやや高くなっている(図II−2−3−2)。
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図II−2−3−2


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,「どちらかというとそう思う」と回答した(保護者)母・(青少年)女が37.7%でやや多くなっている(図II−2−3−3)。
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図II−2−3−3


 「子どもに伝えたい生き方や価値観がある」を父母別に見ると,「そう思う」(父親44.3%,母親48.8%)という者の割合は父親より母親の方がやや高くなっている(図II−2−3−4)。
 父母・年齢別に見ると,『そう思う』という者は,いずれの年齢層でも8割を超えている(図II−2−3−4),。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『そう思わない』と回答した割合は,父同居において13.9%と高くなっている(図II−2−3−4)。
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図II−2−3−4


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,「子どもに伝えたい生き方や価値観がある」という育児観について「そう思う」と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女において49.6%とやや高くなっている(図II−2−3−5)。
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図II−2−3−5


 「子どもは親の思うようにはならない」という考えについて父母別に見ると,「そう思う」(父親57.6%,母親61.7%)という者の割合は父親より母親が高い(図II−2−3−6)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,子どもと別居している母親に「そう思う」(65.6%)という者がやや多くなっている(図II−2−3−6)。
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図II−2−3−6


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『そう思う』と回答した割合は(保護者)母・(青少年)女で,『そう思わない』と回答した割合は(保護者)父・(青少年)女で,それぞれやや多くなっている(図II−2−3−7)。
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図II−2−3−7


 「子どもは放っておいても育つものだ」という考え方について父母別に見ると,「そう思う」(父親9.2%,母親5.9%)若しくは「どちらかというとそう思う」(父親27.1%,母親20.6%)と答えた肯定的な者は母親よりも父親の方が多い。一方,「全くそう思わない」(父親23.5%,母親30.1%)と強く否定する者は父親より母親の方が多い。(図II−2−3−8),
 父母・年齢別に見ると,父親の55〜59歳で「そう思う」(12.3%)と「どちらかというとそう思う」(28.3%)を合わせると40.6%と高くなっている(図II−2−3−8)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,子どもと別居している父親で「どちらかというとそう思う」(36.5%)という者が多くなっている(図II−2−3−8)。
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図II−2−3−8


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,父親は子どもの性別にかかわらず『そう思う』((保護者)父・(青少年)男38.1%,(保護者)父・(青少年)女37.8%)という者が4割弱である。一方,対象青少年が男性の母親では「どちらかというとそう思わない」(46.6%)という者の割合が,女性の母親では「全くそう思わない」(31.7%)という者の割合が,それぞれ他の層より高くなっている(図II−2−3−9)
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図II−2−3−9


 「子どもの話をできるだけ聞くことが重要だ」という育児観を父母別に見ると,「そう思う」(父親66.7%,母親76.9%)という者の割合は父親よりも母親の方が高くなっているが,「どちらかというとそう思う」(父親30.3%,母親20.9%)という者を合わせると,父母ともに97%を超えている(図II−2−3−10)。
 父母・年齢別に見ると,「そう思う」は母親の40〜44歳(81.8%),母親の45〜49歳(78.2%)で多くなっている(図II−2−3−10)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,「そう思う」と回答した者の割合は,母別居(82.4%),母同居(76.6%)において,いずれもやや高くなっている(図II−2−3−10),。
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図II−2−3−10


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,「子どもの話をできるだけ聞くことが重要だ」という考えを「そう思う」と積極的に肯定する者は対象青少年が女性である母親が79.6%と高くなっている(図II−2−3−11)。
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図II−2−3−11


2 小学時代の育児状況(csvデータ
図II−2−3−12

 対象となった青少年が小学生の頃の育て方を,「生活習慣を厳しくしつけた」,「成績が上がるよう熱心に指導した」,「子どもの希望はできるだけ聞いた」,「あまりかまってやらなかった」,「できるだけ外で遊ばせた」,「塾や習い事などに積極的に行かせた」,「いろいろなことを体験させた」の7項目に分けて聞いた(図II−2−3−12)。
 「あてはまる」という者が最も多かったのは,「できるだけ外で遊ばせた」(36.1%)で,「どちらかというとあてはまる」(42.8%)という者を合わせると,78.9%が「外で遊ばせた」と答えている。「子どもの希望はできるだけ聞いた」も「あてはまる」(21.1%)若しくは「どちらかというとあてはまる」(58.6%)という者が79.6%である。
 また,「生活習慣を厳しくしつけた」と「いろいろなことを体験させた」については,『あてはまる』に回答した割合は前者が69.7%,後者が66.6%となっている。
 一方,「成績が上がるよう熱心に指導した」,「あまりかまってやらなかった」,「塾や習い事などに積極的に行かせた」については,「あてはまらない」と「どちらかというとあてはまらない」と答えた者を合わせた割合はそれぞれ66.8%,66.2%,53.9%となっている。

 「生活習慣を厳しくしつけた」という者を父母別に見ると,「あてはまる」(父親17.5%,母親22.3%)若しくは「どちらかというとあてはまる」(父親45.6%,母親52.2%)という者は父親より母親に多くなっている。(図II−2−3−13
 父母・年齢別に見ると,『あてはまる』という者は40歳〜54歳の母親で多くなっている。一方,『あてはまらない』という者は父親の50〜59歳で多くなっている(図II−2−3−13),。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,子どもと同居している父親で『あてはまらない』が36.9%と他より高くなっている(図II−2−3−13)。
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図II−2−3−13


 「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」を合わせた『あてはまる』という回答の割合は,(保護者)母・(青少年)男で75.0%,(保護者)母・(青少年)女で74.6%と高くなっている。(図II−2−3−14)。
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図II−2−3−14


 「成績が上がるよう熱心に指導した」かどうかを父母別に見ると,『あてはまる』という者は母親が36.0%と多くなっている(図II−2−3−15)。
 父母・年齢別に見ると,『あてはまらない』という回答の割合は父親の50〜54歳で75.9%,55〜59歳で72.1%と高くなっている(図II−2−3−15)。
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図II−2−3−15


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまらない』という回答の割合は,(保護者)父・(青少年)女で72.2%と高くなっている。一方,『あてはまる』という回答の割合は,(保護者)母・(青少年)女では37.3%と高くなっている(図II−2−3−16)。
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図II−2−3−16


 父母・年齢別に見ると,父親の60歳以上で『あてはまる』という者が85.4%とやや多くなっている(図II−2−3−17)。
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図II−2−3−17


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,「あてはまる」という回答した割合は,(保護者)父・(青少年)女で24.6%とやや高くなっている。(図II−2−3−18)。
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図II−2−3−18


 「あまりかまってやらなかった」を父母別に見ると,「あてはまる」(父親9.3%,母親5.5%),「どちらかというとあてはまる」(父親30.1%,母親22.9%)という者の割合は母親より父親が高い(図II−2−3−19)。
 父母・年齢別に見ると,『あてはまる』という者の割合は父親の55歳以上で高くなっている。一方,『あてはまらない』という者の割合は母親の40〜49歳で高くなっている(図II−2−3−19)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『あてはまらない』と回答した割合が母同居において70.8%と高くなっている(図II−2−3−19)。
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図II−2−3−19


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』と回答した者の割合は,(保護者)父・(青少年)男で42.3%,(保護者)父・(青少年)女で38.8%と,それぞれ高くなっている。一方,『あてはまらない』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で71.0%,(保護者)母・(青少年)男で70.5%と,それぞれ高くなっている(図II−2−3−20)。
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図II−2−3−20


 「できるだけ外で遊ばせた」を父母別に見ると,「あてはまる」(父親33.9%,母親37.6%)という者は父親より母親の方がやや多くなっている(図II−2−3−21)。
 父母・年齢別に見ると,父の40〜44歳で「どちらかというとあてはまらない」(28.2%)と「あてはまらない」(4.9%)を合わせた『あてはまらない』は33.0%と高くなっている(図II−2−3−21)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『あてはまる』と回答した者は,同居(父親77.0%,母親79.7%)よりも別居(父親84.7%,母親84.7%)の方で多くなっている(図II−2−3−21)。
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図II−2−3−21


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)男において82.6%と高くなっている(図II−2−3−22)。
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図II−2−3−22


 「塾や習い事などに積極的に行かせた」を父母別に見ると,「あてはまる」と回答した割合は,母親(14.7%)で高くなっている(図II−2−3−23),()。
 父母・年齢別に見ても特に大きな差は見られないが,父母ともに45〜49歳で『あてはまる』(父親48.5%,母親49.4%)という者が他の年齢層よりやや多くなっている(図II−2−3−23)
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図II−2−3−23


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は(保護者)母・(青少年)女において51.5%と高くなっている(図II−2−3−24)
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図II−2−3−24


 父母別,父母・年齢別,父母・子どもとの同別居別に見ても,特に大きな差は見られない(図II−2−3−25)
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図II−2−3−25


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ても,特に大きな差は見られない(図II−2−3−26)
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図II−2−3−26


3 養育方針の表明度 (csvデータ
図II−2−3−27


 日頃の養育方針を,「しっかり勉強すること」,「人に迷惑をかけないこと」,「自分で生きていけるようになること」,「生きがいをみつけること」,「親に迷惑をかけないこと」,「えらくなること」,「自分で考えて行動すること」,「たくさんの経験を積むこと」の8項目に分けて,それぞれ対象となっている青少年に伝えているかを聞いた(図II−2−3−27)。

 「非常に言う」という回答の割合が最も高かったのは,「人に迷惑をかけないこと」(53.0%)で,「ある程度言う」(42.0%)を合わせると,95.0%が対象となった青少年に『言う』と答えている。
 また,次いで青少年に『言う』(「非常に言う」,「ある程度言う」)と答えた者の割合が高いのは,「自分で考えて行動すること」(84.6%),「自分で生きていけるようになること」 (74.1%),「たくさんの経験を積むこと」(73.7%),「生きがいをみつけること」(67.6%),「しっかり勉強すること」(57.0%),「親に迷惑をかけないこと」(48.8%)の順である。
 「しっかり勉強すること」の表明度を父母別に見ると,「非常に言う」と「ある程度言う」を合わせた『言う』の割合は,母親が61.6%と高くなっている(図II−2−3−28)。
 父母・年齢別に見ても特に大きな差は見られないが,父親の50〜54歳で「全く言わない」と「あまり言わない」を合わせた『言わない』の割合は35.3%と他の年齢と比べて最も高くなっている(図II−2−3−28)。
 父母・同別居別に見ると,青少年との同別居にかかわらず『言う』という割合は父親(同居50.2%,別居55.3%)よりも母親(同居61.7%,別居60.3%)の方が高くなっている(図II−2−3−28)。
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図II−2−3−28


 青少年完了親と青少年を性別で見ると,「しっかり勉強すること」を『言う』という割合は,(保護者)母・(青少年)男で64.2%となっており,他に比べて高くなっている(図II−2−3−29)。
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図II−2−3−29


 「人に迷惑をかけないこと」の表明度を父母別に見ると,「非常に言う」という割合は母親(56.8%)で,「ある程度言う」という割合は父親(45.3%)で,それぞれ高くなっている(図II−2−3−30)。
 父母・年齢別に見ると,「非常に言う」と回答した割合は,母親の40〜44歳で58.3%,45〜49歳で58.0%と高くなっている。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『言う』と回答した割合は,母同居で96.7%と高くなっている(図II−2−3−30)。
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図II−2−3−30


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言う』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)男で97.0%と高くなっている(図II−2−3−31)。
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図II−2−3−31


 「自分で生きていけるようになること」の表明度を父母別に見ると,「非常に言う」(父親22.0%,母親27.9%)という割合は父親より母親に多く,「ある程度言う」(父親49.2%,母親48.2%)を合わせた『言う』の割合は,父親が71.2%,母親が76.1%と母親の方が高くなっている(図II−2−3−32)。
 父母・年齢別に見ると,青少年に『言う』という割合は,母親の45〜49歳(78.8%),55歳以上(55〜59歳77.0%,60歳以上77.2%)などで高くなっている(図II−2−3−32)。
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図II−2−3−32


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,青少年が男性の母親で『言う』の割合が77.6%と高くなっている(図II−2−3−33)。
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図II−2−3−33

 「生きがいをみつけること」の表明度を父母別に見ると,「非常に言う」(父親18.5%,母親23.1%)という割合は父親より母親で高くなっている(図II−2−3−34)。
 父母・年齢別に見ると,「生きがいをみつけること」について『言う』という者は,49歳以下の母親において7割を超えており,やや高くなっている(図II−2−3−34)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,青少年と同居している母親の『言う』割合が高くなっている(図II−2−3−34)。
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図II−2−3−34

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言う』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で70.5%と高くなっている(図II−2−3−35)。
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図II−2−3−35

 「親に迷惑をかけないこと」の表明度を父母別に見ると,『言う』(父親46.9%,母親50.2%)という者は父親より母親に,やや多くなっている(図II−2−3−36)。
 父母・年齢別に見ると,父母ともに60歳以上の『言う』(父親52.4%,母親59.6%)という割合が高くなっている(図II−2−3−36)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,同居している母親の『言う』割合が他に比べて高くなっている(図II−2−3−36)。
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図II−2−3−36

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言う』と回答した割合が(保護者)母・(青少年)男において52.6%と高くなっている(図II−2−3−37)。
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図II−2−3−37


 「えらくなること」の表明度を父母別に見ると,「全く言わない」と「あまり言わない」を合わせた『言わない』の割合は父親69.0%,母親71.8%と,母親の方が高くなっている(図II−2−3−38)。
 父母・年齢別,父母・子どもとの同居別に見ると,同居している父の『言わない』割合が他と比べて低くなっている(図II−2−3−38)。
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図II−2−3−38

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言わない』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で73.1%と高くなっている(図II−2−3−39)
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図II−2−3−39


 「自分で考えて行動すること」の表明度を父母別に見ると,日頃から青少年に「非常に言う」と「ある程度言う」を合わせた『言う』(父親82.8%,母親86.0%)の割合は,父親より母親の方が高くなっている(図II−2−3−40)。
 父母・年齢別に見ると,青少年に「非常に言う」という割合は,年齢層の低い父親ほど高い傾向がある(図II−2−3−40)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,同居している母親の『言う』(86.0%)割合は他と比べて高くなっている(図II−2−3−40)。
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図II−2−3−40

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言う』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で86.8%と高くなっている(図II−2−3−41)。
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図II−2−3−41

 「たくさんの経験を積むこと」の表明度を父母別に見ると,「非常に言う」と「ある程度言う」を合わせた『言う』割合は父親が70.1%,母親が76.2%と父親より母親の方が高くなっている(図II−2−3−42)。
 父母・年齢別に見ると,45〜49歳の母親の『言う』割合が他の年齢層に比べて高くなっている(図II−2−3−42)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,同居している母親の『言う』(76.5%)割合が他と比べて高くなっている(図II−2−3−42)。
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図II−2−3−42

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『言う』と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で77.0%と高くなっている(図II−2−3−43),
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図II−2−3−43


4 子どもの性格

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図II−2−3−44

 「社交的」(38.4%)という回答が最も多く,以下,「好奇心旺盛」(36.9%),「頑固」(35.4%),「活発」(35.3%),「負けず嫌い」(33.6%),「おとなしい」(31.8%)などとなっている(図II−2−3−44)。

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図II−2−3−45

 父母別に見ると,父母とも「社交的」をあげた割合が最も高くなっている(図2−2−3−45)


 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,父親は,(青少年)男に対して「おとなしい」(42.3%)という割合が最も高くなっているが,(青少年)女に対しては「負けず嫌い」(38.8%)という割合が最も高くなっている(表II−2−3−1)。
 さらに対象となった青少年の性・年齢別に見ると,「おとなしい」と回答した割合は,男性の15〜17歳(37.2%),24〜26歳(41.6%),27〜30歳(45.1%)で高くなっている。「活発」と回答した割合は,女性の15〜17歳(47.7%),18〜20歳(39.9%)で最も高くなっている(表II−2−3−1)。

表II−2−3−1 子どもの性格
 (父母・青少年の性別,性・年齢別(青少年))

(複数回答)(%)


該当者数 社交的 好奇心旺盛 頑固 活発 負けず嫌い おとなしい サバサバしている おこりっぽい 融通が利かない 気が弱い あてはまるものはない 子どものことはよくわからない 無回答 計(M.T.)
 
総数 3,177 38.2 36.2 35.2 34.2 33.2 32.5 28.8 21.7 18.4 15.9 1.9 0.2 0.2 296.6
〔父母・青少年の性別〕
(保護者)父
(青少年)男
646 36.8 32.7 30.8 26.0 29.6 42.3 21.5 19.5 21.1 18.6 1.7 0.5 0.3 281.3
(保護者)父
(青少年)女
641 38.2 35.1 37.4 38.4 38.8 31.2 30.3 25.7 15.8 12.2 2.0 0.2 0.2 305.5
(保護者)母
(青少年)男
827 37.5 32.9 34.5 29.5 24.1 34.7 25.5 19.5 19.3 20.7 2.5 0.2 0.1 281.0
(保護者)母
(青少年)女
1,063 39.5 41.7 37.2 40.5 39.0 25.8 34.9 22.4 17.8 12.7 1.3 - 0.1 312.8
〔性・年齢別(青少年)〕
男性(計) 1,473 37.2 32.8 32.9 28.0 26.5 38.0 23.8 19.5 20.1 19.8 2.2 0.3 0.2 281.1
 15〜17歳 382 36.1 35.6 31.2 30.4 25.1 37.2 26.4 21.2 20.4 19.9 1.8 - - 285.3
 18〜20歳 383 40.7 36.0 33.9 30.8 27.9 34.2 21.4 21.4 21.4 20.6 3.7 0.3 - 292.4
 21〜23歳 252 37.7 31.0 32.5 30.6 24.2 35.3 24.2 16.7 18.7 21.0 0.8 0.4 0.4 273.4
 24〜26歳 219 37.0 33.8 34.2 21.9 26.0 41.6 21.9 16.4 21.9 21.0 2.3 0.5 0.5 279.0
 27〜30歳 237 32.9 24.1 32.9 22.4 29.1 45.1 24.5 19.4 17.3 15.6 1.7 0.8 0.4 266.2
女性(計) 1,704 39.0 39.2 37.3 39.7 39.0 27.8 33.2 23.7 17.0 12.5 1.6 0.1 0.1 310.0
 15〜17歳 394 36.0 36.8 34.0 47.7 37.3 24.4 31.5 24.4 16.8 13.7 2.0 - - 304.6
 18〜20歳 388 37.6 39.4 35.8 39.9 36.6 29.1 33.5 22.9 18.0 13.9 2.1 - - 309.0
 21〜23歳 322 41.6 43.5 38.2 41.6 40.4 28.6 37.6 23.6 15.8 11.8 0.6 - 0.3 323.6
 24〜26歳 280 40.0 35.0 38.2 31.4 37.1 30.7 28.2 26.4 19.6 13.9 0.7 - 0.4 301.8
 27〜30歳 320 40.9 41.3 41.3 34.7 44.1 27.2 34.7 21.3 15.0 8.8 2.2 0.3 - 311.6


5 親子関係csvデータ
図II−2−3−46

 対象青少年との現在の関係について,「子どもを友達のように感じる」,「子どもを他人のように感じる」,「昔の自分を見ているように感じる」,「お子さんの●●さんは,親離れができている」,「あなた自身は,●●さんに対する子離れができている」の5項目について聞いた(図II−2−3−46)。


 「あてはまる」という者が多かったのは,「お子さんの●●さんは,親離れができている」(21.4%)と「あなた自身は,●●さんに対する子離れができている」(18.5%)で,「どちらかというとあてはまる」(親離れ40.5%,子離れ43.2%)を合わせると,61.9%が親離れ,61.7%が子離れできていると感じている。これに対して,「子どもを他人のように感じる」は,78.5%が「あてはまらない」と答えており,「どちらかというとあてはまらない」(17.7%)という者を合わせると,96.2%が『あてはまらない』としている。
 「子どもを友達のように感じる」を父母別に見ると,「あてはまる」(父親6.5%,母親12.3%)と「どちらかというとあてはまる」(父親24.3%,母親31.9%)を合わせた『あてはまる』は,父親が30.9%,母親が44.2%となっており、父親よりも母親の方の割合が高くなっている(図II−2−3−47),。
 父母・年齢別に見ると,父母ともに年齢が低い層ほど「子どもを友達のように感じる」(『あてはまる』)割合が高くなっている(図II−2−3−47),(csvデータ)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『あてはまる』割合は,同居(父親30.3%,母親43.7%),別居(父親41.2%,母親51.9%)となっており、父母とも同居より別居の方が高い(図II−2−3−47)。
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図II−2−3−47

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は(保護者)母・(青少年)女で52.6%と高くなっている(図II−2−3−48)。
 対象となった青少年の性・年齢別に見ると,21〜23歳の女性について『あてはまる』が47.5%となっており,他の年齢層と比べて多くなっている(図II−2−3−48)。
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図II−2−3−48

 「子どもを他人のように感じる」を父母別,父母・年齢別,父母・子どもとの同別居別に見ると,いずれの層でも「あてはまらない」と「どちらかというとあてはまらない」を合わせた『あてはまらない』という割合が9割以上である。ただし,青少年と別居している父親において「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」を合わせた『あてはまる』割合が7.1%と他と比べて最も高くなっている(図II−2−3−49)。
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図II−2−3−49

 青少年完了親について父母・青少年の性別を見ると,「あてはまらない」と回答した割合は,(保護者)母・(青少年)女で83.0%と高くなっている(図II−2−3−50)。
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図II−2−3−50

 「昔の自分を見ているように感じる」を父母別に見ても,特に大きな差は見られない(図II−2−3−51)
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図II−2−3−51

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』が(保護者)父・(青少年)男で35.3%,(保護者)母・(青少年)女で33.6%となっており、父母とも同性の子どもについてその割合が高くなっている(図II−2−3−52)。
 青少年の性・年齢別に見ると,男性18〜20歳について『あてはまらない』と回答した割合が74.4%とやや高くなっている(図II−2−3−52)。
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図II−2−3−52

 「お子さんの●●さんは,親離れができている」を父母別に見ると,「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」を合わせた『あてはまる』の割合は,父親が60.7%,母親が62.8%となっており、母親の方が高くなっている(図II−2−3−53)。
 父母・年齢別に見ると,父母ともに55〜59歳(父親67.2%,母親68.7%)で『あてはまる』と回答した割合が他と比べて高くなっている(図II−2−3−53)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『あてはまる』割合は,同居(父親59.6%,母親61.8%)よりも,別居(父親81.2%,母親79.4%)の方が高くなっている(図II−2−3−53)。
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図II−2−3−53

 青少年の性・年齢別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は,男性が27〜30歳(70.0%),女性が24〜26歳(73.6%)で他と比べて高くなっている(図II−2−3−54)。
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図II−2−3−54

 「あなた自身は,●●さんに対する子離れができている」を父母別に見ると,「あてはまる」と「どちらかというとあてはまる」を合わせた『あてはまる』の割合は,父親が68.2%,母親が57.1%となっており,母親と比べて父親の方が高い(図II−2−3−55)。
 父母・年齢別に見ると,父親は55〜59歳で72.5%,母親は60歳以上でそれぞれ割合が最も高くなっている(図II−2−3−55)。
 父母・子どもとの同別居別に見ると,『あてはまる』の割合は,同居(父親67.7%,母親56.3%)よりも別居(父親77.6%,母親71.0%)の方が高くなっている(図II−2−3−55)。
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図II−2−3−55

 青少年完了親を父母・青少年の性別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は,(保護者)父・(青少年)男において68.1%と他に比べて高くなっている(図II−2−3−56)。
 青少年の性・年齢別に見ると,『あてはまる』と回答した割合は,男女とも27〜30歳(男73.8%,女67.8%)が他と比べて最も高くなっている(図II−2−3−56)。
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図II−2−3−56


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