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子ども・若者育成支援青少年に関する調査研究等 > 低年齢少年の価値観等に関する調査

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低年齢少年の価値観等に関する調査の概要

平成12年12月
総務庁青少年対策本部

I 調査実施の概要

1 目的

 本調査は、学校、家庭、地域社会などの各領域における我が国の低年齢少年の価値観、生活実態、規範意識などを把握するとともに、低年齢少年を持つ保護者の価値観、子どもに対する意識、子育てに対する姿勢などを明らかにすることにより、青少年に関する基本的かつ総合的な施策の樹立のための基礎資料を得ることを目的として実施する。

2 調査対象者

(1) 低年齢少年・・・・・・・・・・・・・・2,243人(有効回収率74.8%)
   平成11年4月1日現在9〜14歳(小学4年生〜中学3年生)の男子及び女子

(2) 保護者・・・・・・・・・・・・・・・・ 2,266人(有効回収率75.5%)
   (1)の調査対象者の保護者


3 調査項目

(1) 低年齢少年

家庭生活、学校生活、逸脱行動、自分の性格、価値観等

(2) 保護者

子育ての実感・子育て観、親子関係・しつけ観、自分の性格、価値観等


4 調査時期

平成11年9月〜10月


5 調査方法

層化二段無作為抽出法による全国250地点
調査員による個別面接聴取法


 注) 調査設計時点では『保護者』を調査対象としたが、母親の回答が多数を占めたことからこの資料では『母親』の数字のみを分析対象とした。


II 単純集計結果から見た主な項目の概要

【青少年】

 1 家庭生活

 (1) 自分の持ち物

 小学生では2人に1人、中学生では4人に3人が自分の部屋を持っている。

単純集計表「自分の持ち物」


 (2) 朝食の頻度

 朝食の頻度は、「ほとんど毎日食べる」が85.0%を占め、「だいたい毎日食べる」が7.5%、「ときどき食べる」が4.1%、「たいてい食べない」は2.5%である。
 小・中学生別ではほとんど差がみられない。

単純集計表「朝食の頻度」


(3) 親との会話

ア) お父さんと話をする

 「よくある」が52.0%、「時々ある」が32.0%で、合わせると84.0%が『ある』と回答している。一方、「めったにない」が3.2%、「あまりない」が9.4%で、合わせると『ない』は12.5%である。

単純集計表「お父さんと話をする」


イ) お母さんと話をする

 「よくある」が83.8%、「時々ある」が13.0%で、合わせると96.8%が『ある』と回答している。一方、「めったにない」が0.7%、「あまりない」が1.5%で、合わせると『ない』はわずかに2.1%である。
 小・中学生別では、小・中学生ともに、『ある』が96〜97%と大半を占めており、ほとんど差がみられない。

単純集計表「お母さんと話をする」


(4) 親は自分のことをわかってくれている

 「あてはまる」が37.2%、「まああてはまる」が41.3%で、合わせると78.6%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が3.4%、「あまりあてはまらない」が11.9%で、合わせると『あてはまらない』は15.4%である。

単純集計表「親は自分のことをわかってくれている」


(5) 親から体罰を受けることがある

 「あてはまる」が4.8%、「まああてはまる」が12.4%で、合わせると17.2%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が59.2%、「あまりあてはまらない」が22.0%で、合わせると『あてはまらない』は81.2%である。

単純集計表「親から体罰を受けたことがある」



2 学校生活

(1) 学校の授業がよくわかる

 「あてはまる」が37.0%、「まああてはまる」が46.6%で、合わせると83.6%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が3.1%、「あまりあてはまらない」が12.9%で、合わせると『あてはまらない』は16.0%である。
 小・中学生別では、「あてはまる」は小学生(45.5%)が中学生(29.1%)を16ポイント上回っている。

単純集計表「学校の授業がよくわかる」


(2) 先生は自分達の話をよく聞いてくれる

 「あてはまる」が43.4%、「まああてはまる」が36.2%で、合わせると79.6%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が4.4%、「あまりあてはまらない」が14.4%で、合わせると『あてはまらない』は18.8%である。
 小・中学生別では、「あてはまる」は小学生(55.0%)が中学生(32.8%)を22ポイント上回っている。

単純集計表「先生は自分たちの話をよく聞いてくれる」


(3) 騒がしくて授業ができない

 「あてはまる」が7.4%、「まああてはまる」が21.8%で、合わせると29.2%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が40.2%、「あまりあてはまらない」が29.8%で、合わせると『あてはまらない』は70.0%である。
 小・中学生別では、『あてはまる』『あてはまらない』という回答ではほとんど差がみられないが、「あてはまらない」のみでは小学生(46.4%)が中学生(34.4%)を12ポイント上回っている。

単純集計表「騒がしくて授業ができない」


(4) 塾や習いごと

 塾や習いごとを週に何日通っているかを聞いたところ、「2日」が22.7%で最も多く、次いで、「3日」が17.9%、「1日」が14.3%、「4日」が8.8%などの順となっている。また、「通っていない(0日)」は30.1%である。

単純集計表「塾や習いごと」


(5) 放課後の過ごし方

家で勉強した

 家で勉強した時間は、「30分くらい」が31.7%、「1時間くらい」が21.9%、「2時間くらい」が8.9%、「3時間くらい」が2.7%となっている。また、「ほとんどしなかった」は34.1%とほぼ3人に1人の割合である。

単純集計表「放課後の過ごし方(家出勉強した)」



3 逸脱行動

(1) 日常的逸脱

ア) 授業中、先生に注意されても友達とおしゃべりを続ける

 授業中、先生に注意されても友達とおしゃべりを続けるについては「よくある」が1.5%、「ときどきある」が7.6%、「1〜2回したことがある」が18.7%で、これらを合わせると経験が『ある』は27.8%となっている。

単純集計表「授業中、先生に注意をされてもおしゃべりを続ける」


イ) クラスの子をいじめる

 クラスの子をいじめるについては「よくある」が0.4%、「ときどきある」が2.1%、「1〜2回したことがある」が7.9%で、これらを合わせると経験が『ある』は10.4%となっている。

単純集計表「クラスの子をいじめる」


ウ) 親にさからったり、口答えする

 親にさからったり口答えすることについて、7割程度の青少年が頻度は異なるが『ある』と回答しているのに対し、3割程度の青少年は「まったくない」としている。

単純集計表「親にさからったり、口答えをする」


(2) 非行的逸脱

ア) 先生にさからったり口答えする

 先生にさからったり口答えするについては「よくある」が1.2%、「ときどきある」が4.9%、「1〜2回したことがある」が12.6%で、これらを合わせると経験が『ある』は18.7%となっている。

単純集計表「先生に逆らったり口答えをする」


イ) 夜遅くまで街や盛り場で遊ぶ

 夜遅くまで街や盛り場で遊ぶについては「よくある」が0.3%、「ときどきある」が1.7%、「1〜2回したことがある」が4.5%で、これらを合わせると経験が『ある』は6.5%となっている。
 小・中学生別にみると、『ある』は小学生ではわずかに2.3%であるが、中学生では10.4%になっている。

単純集計表「夜遅くまで街や盛り場で遊ぶ」



4 性格

(1) ひどく怒ったり、乱暴をしてしまうことがある

 「あてはまる」が5.2%、「まああてはまる」が21.0%で、合わせると26.2%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が35.8%、「あまりあてはまらない」が37.7%で、合わせると『あてはまらない』は73.5%である。

単純集計表「ひどく怒ったり、乱暴をしてしまうことがある」


(2) 腹が立つとつい手を出してしまう

 「あてはまる」が8.0%、「まああてはまる」が21.5%で、合わせると29.6%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が37.8%、「あまりあてはまらない」が32.4%で、合わせると『あてはまらない』は70.1%である。

単純集計表「腹が立つとつい手を出してしまう」


(3) 自分の嫌いな人の意見でも、正しいと思うときには、素直に従う

 「あてはまる」が38.2%、「まああてはまる」が32.9%で、合わせると71.0%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が10.4%、「あまりあてはまらない」が15.4%で、合わせると『あてはまらない』は25.9%である。

単純集計表「自分の嫌いな人の意見でも、正しいと思うときには、素直に従う」



5 積極性

(1) 自分に自信がある

 「あてはまる」が12.5%、「まああてはまる」が35.9%で、合わせると48.4%が『あてはまる』と回答している。一方、「あてはまらない」が11.9%、「あまりあてはまらない」が36.6%で、合わせると『あてはまらない』は48.4%で『あてはまる』とまったく同率である。

単純集計表「自分に自信がある」


(2) いつも頑張っている

 「あてはまる」が27.1%、「まああてはまる」が44.5%で、合わせると71.6%が『あてはまる』と回答しており、7割強の青少年が「いつも頑張っている」と感じている。一方、「あてはまらない」が5.3%、「あまりあてはまらない」が21.8%で、合わせると『あてはまらない』は27.2%である。

単純集計表「いつも頑張っている」



6 価値観

(1) 人の気持ちがわかる人間になりたい

 「そう思う」が61.3%、「どちらかというとそう思う」が31.2%で、合わせると92.5%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が1.4%、「どちらかというとそう思わない」が4.5%で、合わせると『そう思わない』は5.9%である。

単純集計表「人の気持ちがわかる人間になりたい」


(2) 自分の気持ちに誠実な(正直な)人間になりたい

 「そう思う」が58.7%、「どちらかというとそう思う」が31.9%で、合わせると90.6%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が0.8%、「どちらかというとそう思わない」が6.3%で、合わせると『そう思わない』は7.2%である。

単純集計表「自分の気持ちに誠実な(正直な)人間になりたい」


(3) 努力する人間になりたい

 「そう思う」が62.1%、「どちらかというとそう思う」が28.9%で、合わせると90.9%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が1.1%、「どちらかというとそう思わない」が7.2%で、合わせると『そう思わない』は8.2%である。

単純集計表「努力する人間になりたい」


(4) 人は信用できないと思う

 「そう思う」が5.4%、「どちらかというとそう思う」が17.9%で、合わせると23.4%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が39.7%、「どちらかというとそう思わない」が32.7%で、合わせると『そう思わない』は72.4%である。

単純集計表「人は信用できないと思う」


(5) 自分が満足していれば人が何を言おうと気にならない

 「そう思う」が12.9%、「どちらかというとそう思う」が21.0%で、合わせると33.9%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が26.7%、「どちらかというとそう思わない」が35.8%で、合わせると『そう思わない』は62.4%である。

単純集計表「自分が満足していれば人が何と言おうと気にならない」


(6) 将来のためにも、今、頑張りたいと思う

 「そう思う」が47.4%、「どちらかというとそう思う」が33.2%で、合わせると80.6%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が4.9%、「どちらかというとそう思わない」が11.9%で、合わせると『そう思わない』は16.8%である。

単純集計表「将来のためにも、今、頑張りたいと思う」


(7) 今が楽しければそれでよいと思う

 「そう思う」が19.8%、「どちらかというとそう思う」が25.7%で、合わせると45.5%が『そう思う』と回答している。一方、「そう思わない」が21.8%、「どちらかというとそう思わない」が30.0%で、合わせると『そう思わない』は51.8%である。

単純集計表「今が楽しければそれでよいと思う」



【保護者】

1 子育ての実感 ・子育て観

(1) 子どもが何を考えているかわからないと感じる

 子どもが何を考えているかわからないと感じるについて、「あてはまる」と「まああてはまる」を合計した『あてはまる』と回答した母親は、36.8%となっている。

単純集計表「子供が何を考えているかわからないと感じる」


(2) 子どもをうまく叱れない

 子どもをうまく叱れないについて、「あてはまる」と「まああてはまる」を合計した『あてはまる』と回答した母親は、35.2%となっている。

単純集計表「子どもをうまく叱れない」


(3) 子育てに関して、途方に暮れることがある

 子育てに関して途方に暮れることがあるかについて、「あてはまる」と「まああてはまる」を合計した『あてはまる』と回答した母親は26.2%で、4人に1人の割合となっている。

単純集計表「子育てに関して、途方に暮れることがある」



2 親子関係・しつけ観

(1) 子どもをひどく叱ったり、たたく

 子どもをひどく叱ったり、たたくについては、「よくある」と「時々ある」を合計した『ある』と回答した母親は、30.8%となっている。

単純集計表「子どもをひどく叱ったり、たたく」


(2) できるだけ学校で子どもの面倒を見てほしい

 できるだけ学校で子どもの面倒を見てほしいについて、「そう思う」と「まあそう思う」を合計した『そう思う』と回答した母親は38.2%となっており、約4割の母親が学校でできるだけ子どもの面倒を見てほしいと考えている。

単純集計表「できるだけ学校で子どもの面倒を見てほしい」


(3) 学校の指導や方針に疑問を感じることが多い

 学校の指導や方針に疑問を感じることが多いについて、「そう思う」と「まあそう思う」を合計した『そう思う』と回答した母親は、41.5%となっており4割を超えている。

単純集計表「学校の指導や方針に疑問を感じることが多い」




本件問い合わせ先
 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付
  青少年調査担当
 TEL(直通)03−3581−1191


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