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第2部 調査の結果


第4章 地域社会・ボランティア関係

3 ボランティア

(1)ボランティア活動経験の有無

Q28 [提示カード28]自分の本来の仕事とは別に,他人や社会のために,自分の時間や労力を自発的に提供する「ボランティア活動」についてお聞きします。あなたは,このような「ボランティア活動」を現在していますか。あるいは以前,したことがありますか。 (○は1つだけ)

  1. 現在,活動している
  2. 以前,したことがある
  3. まったくしたことがない
  4. わからない
  5. 無回答

 日本の青年にボランティア活動の経験について聞いたところ,「以前,したことがある」が43.9%で,「現在,活動している」は5.6%である。
 「まったくしたことがない」は50.4%となっている。

 5か国比較でみると,「現在,活動している」と回答した者の割合は,アメリカ(17.6%)で最も高く,韓国(8.2%),イギリス(7.0%),フランス(6.3%),日本(5.6%)の順となっている。
 一方,「まったくしたことがない」と回答した者の割合は,フランスが81.0%で最も高く,以下,イギリス(72.1%),日本(50.4%),アメリカ(43.3%),韓国(39.6%)の順となっている。

図表4−3−1−1 ボランティア活動経験の有無(CSVファイル)
図表4−3−1−1 ボランティア活動経験の有無

 日本の青年について時系列比較でみると,「以前,したことがある」と回答した者の割合は,第6回調査以降,高くなっている。

図表4−3−1−2 ボランティア活動経験の有無(時系列比較)(CSVファイル)
図表4−3−1−2 ボランティア活動経験の有無(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「以前,したことがある」(男性38.1%,女性49.6%)は男性より女性の割合が,「まったくしたことがない」(同56.3%,44.6%)は女性より男性の割合が,それぞれ高くなっている。

図表4−3−1−3 ボランティア活動経験の有無(男女別)(CSVファイル)
図表4−3−1−3 ボランティア活動経験の有無(男女別)

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(2)ボランティア活動に対する興味

Q29 あなたはボランティア活動に興味がありますか。(○は1つだけ)

  1. ある
  2. ない 
  3. わからない
  4. 無回答

 日本の青年にボランティア活動に対する興味を聞いたところ,興味が「ある」は56.1%で,「ない」(34.4%)を22ポイント上回っている。

 5か国比較でみると,興味が「ある」と回答した者の割合は,日本(56.1%)が最も高く,韓国(49.5%),フランス(44.1%),アメリカ(42.4%),イギリス(30.0%)の順となっている。

図表4−3−2−1 ボランティア活動に対する興味(CSVファイル)
図表4−3−2−1 ボランティア活動に対する興味

 日本の青年について時系列比較でみると,興味が「ある」(第7回42.9%→第8回56.1%)は,前回調査より13ポイント高くなっている。

図表4−3−2−2 ボランティア活動に対する興味(時系列比較)(CSVファイル)
図表4−3−2−2 ボランティア活動に対する興味(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,ボランティア活動に興味が「ある」(男性48.7%,女性63.4%)と回答した者の割合は,女性が男性を15ポイント上回っている。

図表4−3−2−3 ボランティア活動に対する興味(男女別)(CSVファイル)
図表4−3−2−3 ボランティア活動に対する興味(男女別)

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(3)ボランティア活動に興味がある理由

【Q29で「1」と答えた,興味がある人に】
Q30 [提示カード29]それはどのような気持ちからですか。この中からいくつでも選んでください。(○はいくつでも)

  1. 地域や社会をよりよくしたい
  2. 困っている人の手助けをしたい
  3. 新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい
  4. 自分のやりたいことを発見したい
  5. いろいろな人と出会いたい
  6. 進学,就職などで有利になるようにしたい 
  7. 自由時間を有効に使いたいから
  8. 周りの人がやっているから
  9. その他(具体的に)
  10. わからない
  11. 無回答

 日本の青年がボランティア活動に興味がある理由としては,「困っている人の手助けをしたい」が63.4%で最も高く,以下「いろいろな人と出会いたい」(55.6%),「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」(37.7%),「地域や社会をよりよくしたい」(33.3%),「自分のやりたいことを発見したい」(25.5%)の順となっている。

 5か国比較でみると,日本と同様に他の4か国でも「困っている人の手助けをしたい」(韓国58.9%,アメリカ73.2%,イギリス63.2%,フランス74.7%)が最も高い。
 韓国では,以下「いろいろな人と出会いたい」(37.5%),「地域や社会をよりよくしたい」(30.0%),「自分のやりたいことを発見したい」(22.0%),「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」(21.0%)の順となっている。
 一方,アメリカでは,以下「地域や社会をよりよくしたい」(62.2%),「いろいろな人と出会いたい」(48.3%),「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」(45.5%),「自由時間を有効に使いたいから」(33.3%),「進学,就職などで有利になるようにしたい」(28.2%)の順となっている。
 イギリスでは,以下「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」と「いろいろな人と出会いたい」と回答した者の割合がともに43.4%で,「地域や社会をよりよくしたい」(34.9%),「自由時間を有効に使いたいから」(25.7%),「進学,就職などで有利になるようにしたい」(23.0%)の順となっている。
 フランスでは,「困っている人の手助けをしたい」に次いで「いろいろな人と出会いたい」(38.6%)と回答した者の割合が高く,以下「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」(26.6%),「自由時間を有効に使いたいから」(21.8%),「地域や社会をよりよくしたい」(18.1%)の順となっている。

図表4−3−3−1 ボランティア活動に興味がある理由(CSVファイル)
図表4−3−3−1 ボランティア活動に興味がある理由

 日本の青年について時系列比較でみると,「新しい技術や能力を身につけたり経験を積んだりしたい」(第7回31.3%→第8回37.7%),「地域や社会をよりよくしたい」(同26.4%→33.3%),「進学,就職などで有利になるようにしたい」(同4.9%→10.5%)と回答した者の割合は,前回調査より高くなっている。

図表4−3−3−2 ボランティア活動に興味がある理由(時系列比較)(CSVファイル)
図表4−3−3−2 ボランティア活動に興味がある理由(時系列比較)

 日本の青年について男女別にみると,「困っている人の手助けをしたい」(男性59.2%,女性66.6%)と回答した者の割合は,男女とも最も高くなっている。また,「いろいろな人と出会いたい」(同50.0%,59.7%)は男性より女性の割合が,「地域や社会をよりよくしたい」(同37.8%,30.0%)は女性より男性の割合が,それぞれ高くなっている。

図表4−3−3−3 ボランティア活動に興味がある理由(男女別)(CSVファイル)
図表4−3−3−3 ボランティア活動に興味がある理由(男女別)

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