第2部 調査の結果 |
日本の青年の持つ日本人のイメージとしては,「勤勉」(49.3%)と「礼儀正しい」(49.0%)がほぼ同率で並び,以下「見栄っぱり」(40.6%),「平和愛好的」(35.3%)の順となっている。
5か国比較でみると,韓国では「勤勉」が37.1%で最も高く,以下「礼儀正しい」(32.9%),「実際的」(32.9%),「信頼できない」(30.5%)の順となっている。
アメリカとイギリスでは「知的」(アメリカ57.3%,イギリス39.1%)と回答した者の割合が最も高く,アメリカでは以下「礼儀正しい」(41.8%),「進歩的」(25.9%),「実際的」(24.9%)の順となっている。
一方,イギリスでは,以下「勤勉」(37.5%),「礼儀正しい」(22.3%),「実際的」(21.2%)の順となっている。
フランスでは,「勤勉」が65.9%で最も高く,以下「進歩的」(44.2%),「礼儀正しい」(36.5%),「勇敢」(33.0%),「知的」(26.6%)の順となっている。
日本の青年にとっての日本のイメージとしては,「すぐれた文化・芸術がある」が59.2%で最も高く,以下「経済的に豊かである」(34.2%),「発展途上国への援助に積極的に取り組んでいる」(26.2%),「世界の平和に貢献している」(19.1%),「地球環境問題に積極的に取り組んでいる」(17.7%)の順となっている。
5か国比較でみると,韓国,イギリス,フランスでは,「経済的に豊かである」(韓国54.5%,イギリス43.9%,フランス47.0%)と回答した者の割合が最も高く,以下「すぐれた文化・芸術がある」(同28.3%,29.2%,36.4%),「よい政治がおこなわれている」(同10.8%,11.6%,14.1%)の順となっている。
一方,アメリカでは,「すぐれた文化・芸術がある」が44.0%で最も高く,以下「経済的に豊かである」(33.7%),「よい政治がおこなわれている」(16.3%),「地球環境問題に積極的に取り組んでいる」(15.2%),「世界の平和に貢献している」(12.8%)の順となっている。