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各地域における実施結果
第2章 各地域における実施結果
  2−1.盛岡市  

2−1.盛岡市

1.事業計画

(1)現状

ア.地域における若者の現状

イ.現在の支援の状況

(2)課題と目指す状態

ア.ユースアドバイザーに関する課題と目指す状態

<1>課題

<2>目指す状態

イ.連携に関する課題と目指す状態

<1>課題

<2>目指す状態

次年度以降目指す状態としての地域版ポンチ画


(3)実行計画

ア.今年度の実行計画のポイント

現在ある盛岡市のネットワークを生かし,それらのネットワーク内の連携強化を推進する。さらに,それぞれのネットワークが相互に連携する関係を構築し,情報の共有化,一体的な支援体制の構築を目指す。

イ.地方企画委員会

ウ.ユースアドバイザー定例会議

エ.ユースアドバイザー養成講習会

2.実施事項

(1)参加主体

矯正・更生保護以外から関係組織・機関が参加している。

図表 3 盛岡市における参加主体一覧
教育 福祉 保健・医療 矯正・更生保護 雇用 その他
機関
・盛岡市(盛岡市教育委員会学校教育課)
・岩手県(教育委員会事務局学校教育室)
・第一高等学院(民)
・盛岡市(保健福祉部児童福祉課、保健福祉部障がい福祉課)
・岩手県(保健福祉部)
子ども自立 サポートセンターステップ(民)
・盛岡市(保健所保健予防課)
 
・盛岡市(商工観光部企業立地雇用課)
・岩手県(商工労働観光部)
・公共職業安定所
・盛岡地域若者サポートステーション(民)
・岩手県(青少年・男女共同参画課)
・岩手県(警察本部生活安全課少年課)
・盛岡市(市民活動推進課)
個人

(2)地方企画委員会

盛岡市における地方企画委員会は計1回実施された。

図表 4 盛岡市における地方企画委員会実施内容
日程 議題 議論結果・決定事項
1
10/26
1. 各地の支援活動の事例紹介と盛岡市の検討課題についてのディスカッション
・各モデル事業実施都市の取組に関する情報共有

(3)ユースアドバイザー定例会議

盛岡市における定例会議は計2回実施された。

図表 5 盛岡市におけるユースアドバイザー定例会議実施内容
日程 議題 議論結果・決定事項
1
12/10
1. 資源マップを用いた、態勢構築シミュレーション
・盛岡市における若者支援系組織の現状・課題についての情報共有
2
2/26
1. モデル事業の総括(モデル事業についての説明および質疑応答)
2.盛岡市における対応シミュレーション
・本事業における趣旨、盛岡市の現状と課題などについての情報供給

(4) ユースアドバイザー養成講習会

盛岡市におけるユースアドバイザー養成講習会は、計9回実施した。

図表 6 盛岡市ユースアドバイザー養成講習会実施事項
日程
講習内容
手法
時間
講師
1
9/28
○若者の自律支援の現状<1>
若者のひきこもり
講義 90分 NPO法人 育て上げネット
代表 工藤啓
2
○制度の概要および業務の内容
○事業に関する質疑応答
講義 120分 内閣府 青少年育成担当調査官
塩島かおり
3
10/26
○不登校児童の現状
○不登校、高校中退の現状
○学校から職業生活への移行
講義 120分 盛岡市教育委員会 学校指導主事
橋場中士

第一高等学院盛岡校 校長
山崎聡
4
10/26
○若者の自立支援の現状 講義 90分 放送大学教養学部 教授
宮本みち子
5
11/26
○若者の抱える問題と支援<1>(福祉・公的扶助の仕組み、盛岡市の現状) 講義 60分 盛岡市保健福祉部 次長
川村秀文
6
○若者の抱える問題と支援<2>
(知的障害・発達障害・精神障害(社会不安障害を含む))
講義 90分 医療法人 佐潟荘 副院長
中垣内正和
7
12/10
○若者の抱える問題と支援<3>(サポートステーションの取組(就業体験から就職まで)) 講義 60分 盛岡地域若者サポートステーション
所長
岡田香織
8
12/10
○若者の抱える問題と支援<4>(支援計画・ケース検討会の進め方) 講義&ワークショップ 90分 東京聖栄大学 准教授
長須正明
9
2/26
○モデル事業の総括(内閣府からの説明および質疑応答)
○盛岡市における対応シミュレーション
講義&ワークショップ 240分 内閣府青少年支援担当参事官補佐
久保田崇

北九州市子ども家庭局子ども総合センター
長谷川隆則

3.成果

(1) 連携体制整備に関して

ア.中核機関における成果

イ.地方企画委員会における成果

盛岡市における地方企画委員会は、中央企画委員でもある宮本氏が講師となった10月26日の講習会後、質疑応答という形で行われた。その中で宮本氏が紹介した海外の事例などを通して、盛岡市以外の事業の現状や課題について参加者間で共有することができた。

ウ.定例会議における成果

(2)ユースアドバイザー養成に関して

地方企画委員会や定例会議などと並行実施により、座学形式の受動的なインプットのみならず、自ら主体的に考えることを促される能動的なインプットが参加者に対してなされた。

そのことにより、全般的な基礎知識の習得のほか,子ども・若者育成支援推進法制定の趣旨や支援の在り方に対する理解度が深まり,今後支援機関の中心的役割を担う担当者としての能力向上が図られた。

図表 7  ユースアドバイザー養成講習会の満足度
(とても満足5、満足4、普通3、不満足2、とても不満足1)
分類 番号 アンケート項目 1-1 1-2 2-1 平均
総合満足度 1 1_総合満足度 4.13 4.00 4.00 4.04
研修テーマ・内容について 2 2_直面する課題、知りたい内容などニーズへの合致度 3.93 3.77 3.73 3.81
3 3_社会的トレンド、問題意識の高まりへの合致度 3.73 4.08 3.80 3.87
4 4_内容の専門性の程度 3.71 3.85 3.80 3.79
5 5_内容のわかりやすさ 4.20 4.15 4.00 4.12
6 6_内容の新しさ(※新たな知識の修得ができたか) 4.00 3.69 4.07 3.92
研修の実施方法 7 7_講師の知識の豊富さ、ノウハウ熟知の程度 4.20 4.15 4.27 4.21
8 8_講師の教え方のうまさ 4.20 4.00 4.20 4.13
9 9_教材のわかりやすさ、見やすさ 4.07 3.62 3.86 3.85
10 10_研修手法の適切さ 3.67 3.31 3.60 3.52
11 11_講義時間の適当さ 3.60 3.54 3.53 3.56

※第1回、第2回でアンケートを実施


図表 8  ユースアドバイザー養成講習会受講前後の知識・スキルの変化
講習内容 チェック項目 受講後 受講前 受講後に伸びた割合
制度の内容及び業務の内容 1 ユースアドバイザーの役割や若者支援ネットワーク構想の経緯を理解している 4.08 2.50 1.58
2 対象者の早期発見による支援開始の意義を理解している 4.08 2.88 1.21
3 生活訓練、就労体験、職業体験の効果を理解している 3.83 3.00 0.83
4 個別のニーズに対応した包括的で継続的な支援の意義を理解している 3.92 2.94 0.98
5 海外での若者支援における関係機関の連携の状況やその意義を理解している 3.25 1.69 1.56
6 支援者の実態を理解している 3.42 2.56 0.85
7 研修・養成プログラムの定型化の重要性を理解している 3.92 2.63 1.29
8 海外(イギリス・オーストラリア・フランス)における若者自立支援の概要とそのしくみを理解している 3.17 1.75 1.42
9 社会的排除に対する海外の経験について理解し、若者自立支援の今後の課題を理解している 3.09 1.88 1.22
若者をめぐる状況と自立支援の現状 10 若者の人口・世帯構造の変化(少子化、晩婚・非婚化)について理解している 4.08 3.25 0.83
11 若者の自立支援の現状について理解している 3.58 2.94 0.65
学校から職業生活への移行、雇用・就労をめぐる状況 12 学校から職業生活への移行過程の現状について理解している 3.58 2.94 0.65
13 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.75 2.63 1.13
労働環境について(職業紹介も含む)、就労支援について 14 不就労・早期離職を含めた雇用・就労をめぐる全般的な現状について理解している 3.75 2.81 0.94
15 労働環境(職業紹介を含む)の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.25 2.75 0.50
不登校、高校中退について、若者のひきこもりについて 16 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.67 2.56 1.10
17 若者のひきこもりについて、その特徴と対応の在り方について理解している 3.75 2.50 1.25
若者のメンタルヘルスについて(知的障害、発達障害、精神障害を含む) 18 知的障害、発達障害について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.42 2.56 0.85
19 精神障害(社会不安障害を含む)について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.50 2.50 1.00
若者の非行、犯罪について、少年司法の仕組について 20 非行、犯罪について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.83 2.75 1.08
21 少年司法の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.25 2.75 0.50
薬物依存(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について 22 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、その特徴を理解している 3.58 2.81 0.77
23 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、対応の在り方について理解している 3.42 2.75 0.67
公的扶助、障害者福祉の仕組み 24 公的付与の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.17 2.38 0.79
25 障害者福祉の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.17 2.50 0.67
ネットワークの構築と個人情報保護について 26 ネットワークを構築する意味を理解している 4.08 3.13 0.96
27 個人情報の保護・管理に関する基礎的な知識を持っている 4.08 3.50 0.58
28 個人情報を関係機関内において共有するために必要な方策について理解し、実行できる 3.67 3.13 0.54
29 若者支援ネットワークにおける個人情報の共有の考え方について理解し、実行できる 3.83 2.94 0.90
30 生活保護ソーシャルワーカーの関係機関・関連専門職との連携、協働の意義について理解している 3.67 2.94 0.73
31 子どもの心の問題をめぐるネットワーク構築の必要性についてその意義を理解している 3.92 2.94 0.98
32 若者支援ネットワークに望まれる特性について、その意義を理解している 3.83 2.63 1.21
アセスメントと支援計画 33 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための面接の方法を理解し、実行できる 3.50 2.13 1.38
34 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための心理検査における留意点や主な心理検査について、理解している 3.50 2.06 1.44
35 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のまとめ方を理解し、実行できる 3.50 1.94 1.56
36 ニーズにあった支援計画の作成及び評価方法を理解した上で支援計画を作成できる 3.08 1.88 1.21
ケース検討会のあり方 37 ケース検討会、担当者レベルでの会合の進め方について理解している 3.42 2.38 1.04
「動機付け面接」など効果的な面接方法の実習 38 動機付け面接の意義を理解している 3.33 2.13 1.21
39 動機付け面接の基礎知識を理解し、支援する際に活用できる 3.33 2.00 1.33
SSTなどグループワーク実習 40 グループワーク(グループを用いた支援)の意義やその概要を理解している 3.50 2.25 1.25
41 若者の発達課題とそれに対応したグループワーク(グループを用いた支援)のもつ効果について理解している 3.17 2.25 0.92
42 グループワーク(グループを用いた支援)の方法、技法について理解し、実行できる 3.17 1.94 1.23
43 認知行動療法の内容・原則や活用場面などについて理解している 3.08 2.00 1.08
44 SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)の内容・流れについて理解している 3.08 1.88 1.21
アウトリーチ(訪問支援)について 45 アウトリーチ(訪問支援)の目的や概要を理解している 3.83 2.06 1.77
46 アウトリーチ(訪問支援)におけるユースアドバイザーの役割を理解し、実行できる 3.08 1.75 1.33
47 相談室対応とは異なるアウトリーチの特殊性を理解している 3.67 1.75 1.92
48 アウトリーチ(訪問支援)の様々な形式や支援過程について理解し、実行できる 3.00 1.75 1.25

※実施地域によっては、養成講習会にて未実施の項目もあるが、本事業全体の成果として成果を測定した。

以下、他地域も同様。


4.今後の課題

(1)連携体制整備に関して

ア.中核機関における課題

イ.地方企画委員会における課題

ウ.定例会議における課題

想定される参加者層(関係組織の実務者)への働き掛けを行うこと、および年間スケジュールと各回の議題の明確化が課題として挙げられる。

エ.協議会設置に向けた課題

(2) ユースアドバイザー養成に関して



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